Hubbit株式会社、東京都文京区が実施する文京共創フィールドプロジェクトB+(ビータス)に採択、2023年度に実証実験開始
PR TIMES / 2023年4月14日 18時15分
どんな高齢者でも利用できる*コミュニケーションサポートツールCarebee(ケアビー)を活用し、デジタルデバイドである高齢者がICT機器を使用することで得られる効果の検証を行います。
Hubbit株式会社は東京都文京区が実施する文京共創フィールドプロジェクトB+(ビータス)に採択され、2023年度に文京区内の医療・介護事業所と協力し、実証実験を行うこととなりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/46885/12/resize/d46885-12-82c86a256bcf2e7522b6-10.png ]
身近な病気である認知症
認知症高齢者の数は2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達すると見込まれており、今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気です。国としても厚生労働省を中心にオレンジプランを掲げ、日本全国で数々の対策が行われています。
要介護状態になる理由の第1位が認知症
認知症になると改善が難しいと言われており、認知症になると身体が元気であったとしても、自立した生活ができず、要介護認定を受けた生活が必要となり、結果として住み慣れた家で自分らしく生活できなくなることもあります。
認知症は予防できる?
[画像2: https://prtimes.jp/i/46885/12/resize/d46885-12-4f1df274a25a7fb1f46e-3.png ]
認知症になると改善が難しいと言われている一方で、最近の研究では、認知症になる前の移行期であるMCI(軽度認知症)の状態であれば、予防施策を講じることで16~41%の人が回復する見込みがあることがわかってきています。
※図:「SOMPO認知症サポートプログラム」より引用:https://www.sompo-egaoclub.com/sompo-dementiasupportprogram/know/prevention.html
認知症予備軍であるMCI(軽度認知症)の方も多く存在している
[画像3: https://prtimes.jp/i/46885/12/resize/d46885-12-c3059ac4e9223ec1f480-9.png ]
今回実証実験を実施させていただく文京区においても、MCIの方は認知症の方と同等数いらっしゃることがわかりました。認知症やMCIについては、検査を受けないと認定されないため、検査を受けていない方も考慮すると相当数存在することが推定されます。
Carebee(ケアビー)の可能性
そこで、今回の実証実験では、MCI以前の方々に対してCarebee(ケアビー)を活用し、ICT機器を活用して対人交流の増加を促すことでどれだけの予防効果が得られるかの検証を行います。
Hubbit株式会社が開発するCarebee(ケアビー)であれば、「高齢者だからICT機器は難しい」「認知症の人なんて絶対無理」と言われていた一般的な考えを覆し、いくつになってもその人らしく生活するためのICT機器を提供いたします。また、本実証実験では、その他にも、認知能力低下による「予定を忘れてしまう」「電話に出られない」「薬を飲み忘れる」などの課題を解決し、ご本人だけでなく介護者への負担軽減の副次効果も見込まれます。
■関係者からのコメント
文京区からのコメント
民間企業等による新たな技術等の実証と文京区の行政課題の解決に向けた検証を一緒に行うことにより、これまでの常識や既成概念にとらわれない新たな取組へとつなげるとともに、本取組が、様々な方の未来を変える“新たな価値”の創出へとつながることを期待しています。
Hubbit株式会社 代表取締役 臼井貴紀(うすいきき)からのコメント
Carebee(ケアビー)を開発してから、さまざまな高齢者と向き合ってまいりましたが、「認知症の人には無理」というお言葉をいただいてきました。確かに、難しい部分もありましたが、認知症になったとしてもサポートさせていただけるようになりました。今回の実証実験は介護事業所のIT化の皮切りにもなると思っておりますので、文京区の皆様の生活をより良いものにできるよう努めてまいります。
参考1)文京共創フィールドプロジェクト B+(ビータス)とは?
[画像4: https://prtimes.jp/i/46885/12/resize/d46885-12-f1023b6557119f9fffef-0.png ]
文京区をフィールドとし、地域課題や社会的課題の解決を目的としたスタートアップ企業や大学等が実施する先進的・画期的な技術等を活用した実証事業の実現に向けて、各種支援を行う事業です。
詳細URL:https://www.city.bunkyo.lg.jp/kusejoho/koho/houdou/r05/2023-4.html
参考2)Carebee(ケアビー)とは?
[画像5: https://prtimes.jp/i/46885/12/resize/d46885-12-a68aef8047a4ea64ffe0-7.png ]
Carebee(ケアビー)とはITが苦手な高齢者でもIT利用ができるように設計された高齢者向けのタブレットアプリケーションです。今回の実証実験プログラムは東京都文京区外にお住まいでない方でもプログラムのご提供は可能となっておりますので、お気軽にお問合せください。
詳細URL:https://carebee.io/
*「どんな高齢者でも使用できる」とは、ITが苦手な高齢者のうち9割以上の方がデジタルデバイドを克服したことを指す
<会社概要>
会社名 :Hubbit株式会社
事業内容:高齢者向けタブレットCarebee(ケアビー):https://carebee.io/
セカンドライフメディア GoldenYears:https://gldnyears.com/
エンディングノート MY LIST 100:https://www.services.hubbit.io/success-1
設立 :2019年3月5日
代表者 :臼井 貴紀
会社URL:https://www.hubbit.io/
連絡先 : Tel 050-3138-3535
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