廃棄物管理システム「RAS」を完全自社開発、「KIZUNA」の強化から
PR TIMES / 2020年10月8日 11時15分
排出情報と処理情報のビッグデータ化で再資源化の物流課題を解決
事業者向け廃棄物マネジメントサービスを提供する株式会社サティスファクトリー(本社:東京都中央区、代表取締役会長:小松武司)は、会社理念に掲げる「圧倒的な情報力・分析力・提案力」を実現すべく、廃棄物管理に特化したクラウドシステム「RAS(ラス)」を完全自社開発し、2020年10月1日(木)より社内運用を開始しました。まずは、全国の約15,000事業所の排出情報と、約3,500社による処理および再資源化情報を効率的に管理・分析します。これにより、資源循環プロジェクト「KIZUNA」のサービス提供の強化を皮切りに、廃棄物管理システムのプラットフォーム化を図り、廃棄物に係る全く新しい事業創造に取り組んでまいります。
<システム比較表>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/59921/table/12_1.jpg ]
欠かせなくなった廃棄物管理会社の役割と開発背景
持続可能な開発目標SDGsの目標12「つくる責任・つかう責任」にあるように、排出事業者には、廃棄物処理に関わる法改正対応及び適正処理への責任追及が日に日に厳しくなっています。さらに、廃棄物に限らず環境への取り組みとしても、企業活動にESG要素が求められるようになりました。
排出者責任のもと、適正処理・適正価格を見極めた処理方法の検討、委託先の選定、再資源化までのモニタリングは容易ではありません。つまり、排出事業者と処理業者との間に立つ廃棄物管理会社は、そのマッチングをいかに効率的かつ創造的に行うかが問われます。
しかしながら、廃棄物業界の情報管理は、電子化が徹底されず膨大な時間と労力を要してきました。複雑化するニーズに、記録が主となる従来システムでは必要な情報が即時に結びつきません。
そこで、サティスファクトリーではこのソリューションツールの開発チームを立ち上げ、完全自社開発にて廃棄物管理に特化したクラウドシステムを構築しました。
廃棄物業界の情報管理とシステム事情
近年、廃棄物情報を管理する市販システムは増加しています。その機能は、契約書や許可証の登録、電子マニフェストとの連携など、多くは排出事業者や処理業者が自社の業務を効率化するために用いられます。ここで課題になるのは、その業務の本質を問う第三者の目が乏しいことです。
廃棄物管理の目的は地域毎のルールに則るだけではなく、廃棄物減量・物流効率化・コスト削減・業務負荷軽減・環境負荷軽減など様々です。これらを適切に継続するには、専門性の高い廃棄物管理会社が情報管理の中心となり、新たな処理方法や再資源化スキームを構築する提案力が必須と考えます。
資源循環プロジェクト「KIZUNA」との連動
サティスファクトリーは、廃棄物管理会社として積み上げてきた累計約52,000件の調査実績に加えて、常時管理する約15,000事業所の排出情報、約3,500社の処理情報を蓄積しています。近年ではこれを広くご評価いただき、一般的な廃棄物処理に限らず処理困難物の適正処理や再資源化のご相談をいただくことが急増しました。この声に応えるべく、2020年7月には廃棄物をワンストップで回収×買取×モニタリングサービス「KIZUNA」を開始しております(https://www.sfinter.com/information/post-1938/)。
今次、「RAS」の運用開始に伴い、これまでに培った経験と情報はビッグデータになります。システムの内製化は、昨今の目まぐるしい変化にリアルタイムで追随し、先を見据えた攻めのアプローチを実現します。つまり、システム上で「KIZUNA」のモニタリング解析が紐づくことで、一社一社に対して新しい再資源化の方法や物流を的確かつ迅速に実行することが可能になりました。今後も圧倒的な情報力・分析力・提案力を掲げ、資源循環を推進してまいります。
システム概要
名 称: RAS(ラス、Resource Arrangement System)
内 容: 廃棄物管理に特化したWebアプリケーションクラウドシステム
運用開始: 2020年10月1日(木)
機 能:
各種手配(廃棄物定期回収・廃棄物臨時回収手配・廃油回収手配・ごみ袋手配・原状回復工事手配・グリストラップ清掃・消毒等の特殊清掃手配 等)
定期回収の条件変更時の手配
対応履歴登録・閲覧機能(ソリューションセンター)
各種書類の自動作成機能やメール(FAX)送付の自動送付機能
法的書類の管理(契約書類・マニフェスト )
マニフェスト報告書の自動作成機能(行政地区毎の各書式に対応)
電子請求サービス(インフォマート)との連携
請求書の自動発行・送付機能
銀行APIサービスを活用した、明細情報を自動取得・入金状況の閲覧(業界初)
業務のタスク管理機能
今後の展開例:
排出事業者が閲覧できるWebサイト展開
SNSアカウントの開設と情報発信、受付対応履歴の連携
電子マニフェスト(JWNET)との連携
外部へのアウトソーシングサービスの提供 等
多くのサービス付加、廃棄物に関連する当事者(排出事業者、収集事業者、処理事業者、リサイクル事業者等)への全方位での事業展開が可能となります。
開発者: 株式会社サティスファクトリー 経営企画部 システム開発チーム
株式会社サティスファクトリー
所在地: 東京都中央区八丁堀三丁目12番8号HF八丁堀ビルディング8F
代表者: 代表取締役会長 小松 武司
設立: 1996年11月
事業内容: 廃棄物管理事業、環境コンサルティング事業、再生可能エネルギー事業
資本金: 1億円
Webサイト: https://www.sfinter.com/
お問合せ先
株式会社サティスファクトリー
経営企画部 課長 志賀(しが)、広報担当 椛田(かばた)
電話番号 03-5542-5300
メールアドレス consulting@sfinter.com
[画像: https://prtimes.jp/i/59921/12/resize/d59921-12-459433-0.png ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
産業廃棄物業界向け販売管理システム『稼ぎ頭』リリース、月額3万円から
PR TIMES / 2024年5月7日 16時15分
-
SKケミカルがChinaplasを成功裏に終え、Circular Recycle(TM)とソリューションの青写真を発表
共同通信PRワイヤー / 2024年4月26日 9時45分
-
サーキュラーインフロー率向上に向けた資源循環ワンストップサービス開始
共同通信PRワイヤー / 2024年4月25日 13時0分
-
◇無料オンラインセミナー◇「廃棄物管理のポイントがわかる!産業廃棄物処理法セミナー」の開催
PR TIMES / 2024年4月24日 10時15分
-
産廃業務効率化システム『DXE Station』、請求書データを『freee 請求書』とAPI連携可能に
PR TIMES / 2024年4月9日 15時15分
ランキング
-
1いきなり!ステーキが、名物「オーダーカット」を廃止していた! ピークから5年、経営再建の現在を探る
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月6日 6時30分
-
2円高でも日本株が急落しない理由。トヨタどうなる、決算発表ラッシュで底堅い!?
トウシル / 2024年5月7日 13時40分
-
3「ブラザー工業のTOB案」にローランドDGが大反論 DG常務「傘下に入ると営業利益が50億円下押し」
東洋経済オンライン / 2024年5月7日 11時0分
-
4「ようやく再出発」ダイハツ本社工場で生産再開 国内の全工場が稼働に 停止から約4か月半…従業員「やっぱり長かった」
MBSニュース / 2024年5月7日 9時20分
-
5思わずクリック「フィッシング詐欺」メールの巧妙 専門家も見極め困難、2要素認証と「意識」が大切
東洋経済オンライン / 2024年5月7日 9時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください