今年1番の「よく言った!」“名言”は、大ヒット朝ドラ「寅ちゃん」に決定!第8回「名言グランプリ2024」ベスト3発表!
PR TIMES / 2024年12月12日 11時45分
年間300以上の名言を集める「伝え方研究所」選出のノミネート10作品から田原総一朗氏ら計7名の審査を経て、グランプリを決定!
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TV・SNS・雑誌などから年間300以上の名言を集める伝え方研究所※は「名言グランプリ2024」を開催しました。2017年以来、第8回目となる今年は、ジャーナリストの田原総一朗さんら計7名の審査を経て、「最も素晴らしかった名言No.1」を「理想は掲げ続けなきゃただのゴミくずですよ」に決定しました。朝ドラ『虎に翼』で、日本初の女性弁護士、後に裁判官となった主人公・寅子の言葉です。このほか、ベスト10の結果を伝え方研究所の公式webサイトなどで公表中です。
※伝え方研究所とは?「あした、もっと伝え上手に。」をコンセプトに、伝え方の調査・発信を行う研究機関。クリエイティブブティック・株式会社ウゴカスが運営。
■「名言グランプリ」とは?
名言グランプリは、その年に生まれた「最も前向きになる名言」を表彰する企画です。言葉が洪水のように溢れる現代、人類を前に進めるような言葉を表彰することで、言葉の力を見直す契機とする狙いで、2017年にこの賞が設立されました。
個人が言葉を発信するプラットフォームであるSNSの利用率は、2012年の36%から2022年には75%に急増しており、それに伴い、言葉の発信量も増加しています。その中には人を傷つけたり貶めたりする言葉も含まれ、それらに起因するとみられる痛ましい出来事も報じらています。逆に、ポジティブな言葉がひろがれば、世の中はもっとよくなるはず。言葉の力を再確認するきっかけをつくる試みとして、毎年、多くの方々に好評いただいています。
■ことし「最も素晴らしかった名言」は?人々を励まし、未来へ背中を押してくれる力強い言葉が上位に
11月28日に、ジャーナリストの田原総一朗氏ら計7名による審査が行われ、その結果、ベスト5に以下の言葉が選ばれました。
※受賞した言葉を発信した方々の肩書きは、当時のものです
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【グランプリ】
「理想は掲げ続けなきゃただのゴミくずですよ」
--佐田寅子(伊藤沙莉さん)(ドラマ『虎に翼』第67話より)
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日本で初めての女性弁護士、のちに裁判官となった主人公を描いた朝ドラ『虎に翼』。
「現実をちゃんと見ろ、理想ばっかり追いかけるな」との同僚の声かけに対して、主人公・寅子が怒りを抱きながら発した言葉です。
<審査員のコメント>
田原総一朗さん(ジャーナリスト)
「この言葉の通りだと思います。今は特に若い世代に理想がない。『どういう企業に入りたい』と尋ねて1位『倒産しない企業』と答えたという調査があるんですね。1回しかない人生をかけて何をしたいかを見つける。それが教育の役割だし、日本の教育を、そのように変えていかなければならないと感じています」
堀江貴文さん(実業家)
「私もまさにそう思っています。逆に理想を掲げないで生きるとかって、あんまり意味がない。ドラマは実際に理想を掲げ続けて世の中を変えてきた人のお話なんで、非常に重みがある。僕自身は割と楽しく生きているのですが、理想を掲げ続けても、周りは批判し続けてくる。でも、批判するやつは何も考えてないんで。自意識過剰になってなければ、他人に言われることとか世間的な評価とかを気にする必要はなくなると思います」
坪田信貴さん(坪田塾 塾長)
「理想を理想と終わらせずに『それを達成しよう。同じ方向を向こうぜ』というのを常に意識することが、会社とか組織をマネジメントする上で最も重要なことだと思っています。折り紙と同じで、最初に1ミリ2ミリずれてると、最終的に折り鶴を作り続けたときに、くちばしとかグチャグチャになったりする。だから、最初に目的とか理想とかをちゃんと共有し、手を抜かずにやる続けることが本当に重要だと思いますね」
【2位】
「結局は好きなように生きたやつが勝ちなんだよ」
--松永高司(村上淳さん)(ドラマ『極悪女王』1話より)
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女子プロレスラー・ダンプ松本さんの半生を描いたドラマ『極悪女王』(Netflix製作)の一節。貧しい家庭で育った主人公・松本香(ダンプ松本)が、幼少期から憧れていた女子プロレスのオーディションを諦めかけたとき、全日女子プロレス社長・松永高司が香に放った言葉。
<審査員のコメント>
佐々木圭一さん(『伝え方が9割』著者)
「この数年、劇的に世の中が動いていて、そんな時代にこそ響く名言。好きなように生きるって楽しいと思うけれど、楽しいだけじゃなくて批判もされることもある。当初の夢を諦めることも結構あると思う。夢を諦めそうになっている人や、これからの人生どうしようと思っている人の背中を押してくれる、素敵な名言だと思います」
田原総一朗さん(ジャーナリスト)
「僕はまさに、このコトバを生きてるんです。高校生の時に『なんで大学に行かなきゃいけないの?』と先生に聞いたら、『当たり前だろう。大学に行かないと良いところに就職できない』と。そこで『就職しないといけないんですか?』と先生に聞いたら『当たり前だ』と。でも何人目かの先生の回答は面白かった。国語の先生だったんだけど『1回しかない人生を、生きるんだ。1回しかない人生を生きるのに、一体なにがしたいのか。これを考えるのが教育だ』と。どうも日本は、1回しかない人生を、なにがしたいのか考える教育を受けていない。日本は、教育を変える必要があると思います」
【3位】
「(左利きの人にとって)
世の中の人はみんな右利きだから
手がつなぎやすい」
―デスペラード。さん(X投稿者@10perapera20)の甥っ子さん
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「左利きの苦悩」をテーマにした、小学3年生の夏の自由研究に記された言葉。ハサミが使いづらかったり、自販機に小銭が入れづらかったりと、左利きには悩ましい点があることに触れつつ、「でも世の中の人はみんな右利きだから手がつなぎやすい」と締めました。
<審査員のコメント>
田中里奈さん(プロデューサー/モデル)
「私はこれを読んだ瞬間に、『これが1番いいな』と思いました。いま『多様性って大事だよね』と言われているけれど、どういうふうに共生していけばいいのか、世の中が試行錯誤しているときだと思います。どう手を繋いだらいいか、尊重し合ったらいいかわからない人が多いなかで、それぞれの個性をやさしく繋ぐような、共存のヒントになるあったかい言葉だなと思います」
坪田信貴さん(坪田塾 塾長)
「最初『えっ』と思ったんです。というのも、もし2人が向かい合っていたとしたら、右手と左手は、手をつなぎにくいから。だけど多分、この子が思っているのは、同じ方向を向いて横に並んでるときなんじゃないか。その関係性も含めて、素敵だと思いました」
山口真由さん(信州大学社会基盤研究所特任教授)
「正直申し上げて、私たちの多くが”多様性”という概念に疲弊しています。上から『正しさ』を押し付けられても心は乗れないものです。そんなとき、右利きの人が多い世の中で少数者である左手の人の苦悩と誇らしさを大げさでなく表現した言葉は、違うものが合わさることこそ価値だと自然に頷かせてくれました」
【4位】
「とにかく丁寧に『80%』を続けています」
--岡田紗佳さん(プロ雀士・モデル)
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プロ雀士の岡田さんの言葉。「試合に臨む前に、80%の力を出せればいいと思うようになりました。人間なのでちょっとしたミスは絶対起きる。だからS級ミスだけはしないように。とにかく丁寧に『80%』を続けています」と語っています。
<審査員のコメント>
土江英明さん(ダイヤモンド社編集者)
「丁寧にやったほうが、結局スピードって早くなると日頃から感じていました。急いで物事にあたるよりは、一つ一つ丁寧にやったほうが結果的に早くなる。岡田紗佳さんは2024年を代表する一人だと思いますが、そんな岡田さんの麻雀への向き合い方をみていると、80%と言いながら、100%でやられているような印象を感じます」
山口真由さん(信州大学社会基盤研究所特任教授)
「現実世界では100%のパフォーマンスを継続することはほぼ不可能です。私たちは常に複数のタスクを抱え、限られた時間を家族に趣味に仕事に配分している。疲れている。体調は常に万全とは限らない。そんな現実を前提に、80%を継続することこそがプロフェッショナルだという発想の転換に打たれました」
【5位】
「メンタルがプレーに影響するとは思ってない」
--大谷翔平さん(プロ野球選手)
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大リーグ史上初50HR50盗塁を達成した大谷選手の言葉。「メンタルはプレーに影響する」という通説をくつがえすコトバに、ネット上で「一流すぎる」「そのくらいのメンタルがあってこその活躍」と称賛が相次ぎました。
<審査員のコメント>
佐々木圭一さん(『伝え方が9割』著者)
「今まで僕は、完璧の状態とは『全部準備はできて、あとはもうメンタル次第』ということだと思ってたのですが、それを超えた場所があるんだなと。メンタルさえも、もはや影響しない、次のステージがあると知れたことは、今年の中でちょっと鳥肌が立つような、そんな名言だなと思いました。ドラゴンボールで言うならば、神様の先にまだ界王様がいたみたいな、次のステージがあるんだと感じさせる言葉でした」
■伝え方研究所編集長 杉直樹のコメント
2024年のグランプリは、人気の朝ドラ『虎に翼』の言葉「理想は掲げ続けなきゃただのゴミくずですよ」に決定しました。「性別や身分にとらわれず自由に生きる」という理想からほど遠かった戦後社会で、それでも理想を掲げ続けた主人公・寅子の言葉に、多くの共感が寄せられました。ちなみにこの言葉、よく見ると「掲げなきゃ」ではなく「掲げ続けなきゃ」となっていることに気づきます。理想は憲法に掲げられたけれど、「一度掲げて終わり」ではなく、掲げ続けなければ無価値になってしまう。そんな“継続の大切さ”を訴えるメッセージ性を、個人的には感じました。
ひるがえって現代も、社会情勢は目まぐるしく変化しています。信じられないようなニュースが次々と飛んでくる中で、一度掲げた夢を、そのまま掲げ続けることは、とても難しい時代に私たちは生きていると思います。この言葉が輝いて見えるのは、そうした時代性も背景にあるのかもしれません。このように、名言グランプリは、時代の潮流を映し出す鏡のような企画でもあります。来年は、どんな名言と出会えるでしょうか。
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【「名言グランプリ 2024」概要】
・結果発表:12月12日(木) 「伝え方研究所」サイトなどにて
・審査員:田原総一朗/山口真由/堀江貴文/坪田信貴/田中里奈/土江英明/佐々木圭一(敬称略)
・特設サイト: https://ugokasu.co.jp/tsutaekata-gp/
【審査員プロフィール(敬称略)】
田原総一朗
ジャーナリスト。1934年滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒。岩波映画製作所、テレビ東京を経て、‘77年フリーに。
現在は政治・経済・メディア・コンピューター等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。テレビ朝日系で‘87年より「朝まで生テレビ」、’89年より2010年3月まで「サンデープロジェクト」に出演。テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、‘98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸賞)を受賞した。2010年4月よりBS朝日にて「激論!クロスファイア」開始。‘02年4月より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講、未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたる。‘05年4月より‘17年3月まで早稲田大学特命教授。2019年ATP賞特別賞、2022年日本外国特派員協会「報道の自由賞」を受賞。
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山口真由
信州大学社会基盤研究所特任教授。1983 年札幌市出身。
2002年、東京大学教養学部文科I類(法学部)入学し、在学中3年生時に司法試験合格。4年生時には国家公務員I種試験合格し、2006 年卒業。同年4月に財務省に入省。
2008年に財務省を退職した後は、2015年まで弁護士勤務。その後ハーバード大学ロースクール(法科大学院)留学を経て、帰国後、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程を修了した。現在は信州大学特任教授。主な出演番組に『羽鳥慎一モーニングショー』『ゴゴスマ』『英雄たちの選択』『そこまで言って委員会NP』など。近著に『挫折からのキャリア論』『世界一やさしいフェミニズム入門』『「ふつうの家族」にさようなら』などがある。
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堀江貴文
実業家。1972年10月29日、福岡県生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。
現在はロケット開発や、アプリのプロデュース、また予防医療普及協会として予防医療を啓蒙する等 様々な分野で活動する。会員制オンラインサロン『堀江貴文イノベーション大学校(HIU)』では、700名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開している。http://salon.horiemon.com
著書『金を使うならカラダに使え。』『ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち』『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』など
その他詳細はhttps://zeroichi.media/
X アカウント @takapon_jp
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坪田信貴
坪田塾塾長。累計120万部突破の書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称ビリギャル)や累計10万部突破の書籍『人間は9タイプ』の著者。これまでに1300人以上の子どもたちを子別指導し、心理学を駆使した学習法により、多くの生徒の偏差値を短期間で急激に上げることで定評がある。大企業の人材育成コンサルタント等もつとめ、起業家・経営者としての顔も持つ。テレビ・ラジオ等でも活躍中。新著に『やりたいことが見つからない君へ』がある。
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田中里奈
プロデューサー、モデル。モデルから活動の場を広げ、様々な企業ブランドとの商品プロデュースや企画、執筆活動、ラジオのパーソナリティなど、様々な分野で活動するモデル兼プロデューサー。ファッションや美容だけでなく、場所や肩書きにとらわれない働き方やライフスタイルを提案している。 しまむら『mysa closet』プロデュース他、コスメやハーブティーをプロデュース。大地の芸術祭オフィシャルサポーター。台北市観光親善大使。
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土江英明
ダイヤモンド社書籍編集局第4編集部。ビジネス書を中心に多くのベストセラーを担当している。
担当書籍には、『伝え方が9割』109万部(シリーズ156万部。中国でも100万部を突破)のほか、『面接の達人』(中谷彰宏)シリーズ累計390万部、『めちゃくちゃわかるよ!印象派』(山田五郎)、『冨永愛 美の法則』、『成功者がしている100の習慣』、『小さな習慣』、他多数。
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佐々木圭一
コピーライター。日本、中国ダブル100万部突破した『伝え方が9割』著者。
日本人初、One Show Designでゴールド賞を獲得(Mr.Chiildren)。カンヌ広告祭でゴールド賞(サンシャイン水族館)など、国内外で55のアワードに入賞受賞。日本のコミュニケーション能力のベースアップさせることをライフワークとしている。ドキュメンタリー番組「情熱大陸」にコピーライターとして初めて出演。
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【伝え方研究所とは?】
シリーズ世界累計259万部を突破した『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一が代表を務める株式会社ウゴカスが、2021年9月に立ち上げた研究機関。「あした、もっと伝え上手に。」をコンセプトに、日本人のコミュニケーション能力のベースアップを目指して、調査・研究を行っています。
公式サイト:https://www.ugokasu.co.jp/labo/
公式X:https://x.com/TSUTAEKATAlabo
[画像16: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71952/12/71952-12-fd2e69677827eb14cd1ccaa193618b2a-1504x1024.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[参考資料]ランキング一覧
[表: https://prtimes.jp/data/corp/71952/table/12_1_6305ca4e774885a5c02db32a240367e5.jpg ]
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