次世代型新病院 札幌柏葉会病院にブレインラボのマルチデジタル情報システム「Buzz O.R. Suite」が導入
PR TIMES / 2024年12月27日 10時15分
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札幌柏葉会病院 smart OR
ブレインラボ株式会社(東京都港区、代表取締役 社長:松村友隆、以下ブレインラボ)は、2024年12月1日に新たに開院された社会医療法人 柏葉会 札幌柏葉会病院(北海道札幌市、院長:寺坂 俊介、以下 札幌柏葉会病院)において、マルチデジタル情報システム「Buzz O.R. Suite」が導入されたことをお知らせします。
札幌柏葉会病院でのsmart OR構築
社会医療法人 柏葉会は、札幌市内で運営していた柏葉脳神経外科病院を移転し、新たに
札幌柏葉会病院を開院しました。新病院では、世界標準の医療を目指し、緊急性の高い脳血管内治療、高度な脳血管外科手術に貢献する ”シームレス” な手術室および救急救命室「smart (Seamless Multi Access for Reliable Treatment) OR・smart ER」(スマート OR ・スマートER)を構築しました。「Lumina Bridge(ルミナブリッジ)」と名付けられたsmart ORは、普及しつつあるハイブリッド手術室をさらに発展させた、質の高い技術を支える情報統合型のハイブリッド手術室です。
smart ORのハブとなるBuzz O.R. Suite - マルチデジタル情報システム
札幌柏葉会病院に導入されたブレインラボの「Buzz O.R. Suite」は、手術室内の情報集約ハブとして機能するネットワークベースのマルチデジタル情報システムです。フルデジタルの次世代型手術室インテグレーションプラットフォームとして、4K画質が求められる手術室内の映像配信に対応するVoIP
(Video over IP)技術を採用しており、医用DICOM画像・映像インターフェースとしてシンプルな接続で情報を一元化し、制御可能です。手術室内の多様なデジタル情報をIP化して集約し、4Kマルチモニターで表示することで、高度な先進手術を支援します。
また、Buzz O.R. Suiteと同期するブレインラボ製Curve2ナビゲーションシステムの拡張機能により、インテグレーションされたCT、DSAなどのモダリティの手術関連情報を、院内LANを通じて集約できます。院内サーバーにホストされた手術計画ソフトウェアBrainlab ElementsとのIP接続により、Curve2ナビゲーションシステムと手術用顕微鏡のデジタル連携によるAR(拡張現実)重畳表示、術中CTおよび術中アンギオ画像を用いた自動レジストレーションが可能です。直感的なインターフェースにより術中のデータ管理が容易に行え、smart ORにおける効率的なワークフローを実現します。
NEXAVISION(Digital Interactive Conference Theater)を教育に活用
Buzz O.R. Suiteは、手術室外部とのシームレスな双方向ライブ映像通信も可能で、術中の状況や画像所見を医局や外来などで閲覧できます。「NEXAVISION(Digital Interactive Conference Theater)」と名付けられたカンファレンス室では、55インチ9面の巨大LCDビデオウォールに、Buzz O.R. Suiteで統合した手術室の映像を高画質で表示し、ディスカッションや教育に活用しています。手術の進行状況や手技をリアルタイムで観察できるため、貴重な学習機会となり、より質の高い医療の提供が可能となります。
Buzz O.R. Suite のソリューション導入により、smart ORでのデジタル医療情報のマルチアクセスが実現し、手術の正確性と安全性の向上を支援します。
札幌柏葉会病院 院長 寺坂 俊介先生は、「世界標準の医療を行い、日本を代表するような神経科学の拠点病院を目指します。また、Think globally, act locally.で高度で専門的な医療を地域に提供していきます。」と述べられました。
また、ブレインラボ ナビゲーション/iORS ビジネス部部長 惠藤信一郎は、「札幌柏葉会病院建設の設計前段階から協議・検討に参画させていただいたことにより、寺坂院長を始め、スタッフの皆様が期待されるソリューションの導入が実現しました。」と述べました。
【製品概要】
販売名:Buzzナビゲーションシステム (医療機器認証番号:303AABZX00001000)
販売名:Curve2ナビゲーションシステム (医療機器認証番号:303AABZX00038000)
販売名:Elementsサージカルアドバンス (医療機器認証番号 :227AABZX00098000)
【社会医療法人 柏葉会 札幌柏葉会病院について】
社会医療法人柏葉会(はくようかい)は、「信頼と尊敬の医療」を理念とし、北海道札幌市で脳疾患救急を中心に診療する医療法人です。1971年に脳と神経の専門病院として「柏葉脳神経外科病院」として開業し、現在では年間 2,000 台以上の救急車を受け入れ、約450件の手術を行っています。
高度脳⾎管病センターや脳⾎管内治療センターを備え、高難度の脳疾患治療を行う傍ら、先端医療研究センターでは人工知能を用いた臨床研究を行い、北海道大学大学院の臨床連携講座にもなっています。
2020年に社会医療法人化し、 2021年には「かしわば記念クリニック」を開業。2024年12月には、フラッグシップ病院となる「札幌柏葉会病院」と神経難病診療を行う「脳神経内科かしわば病院」を同時に札幌市内に開院し、地域医療のさらなる向上を目指します。
詳しい情報はこちらでご覧いただけます。https://hosp.hakuyo-kai.or.jp/
【ブレインラボについて】
ブレインラボは、診断から治療までの医療プロセスをデジタル化し、医療従事者と患者により良い治療を提供することを目指しています。
当社の革新的なデジタル・エコシステムは、世界127か国の6,700の医療施設で最新の医療技術の基盤となっています。
ミュンヘンを拠点とするブレインラボは、35年以上にわたり医療技術の最前線に立ち、世界25か所の拠点で、医療バリューチェーン全体にわたる専門知識を持つ約2,400人従業員を擁しています。
ブレインラボ株式会社 https://www.brainlab.com/ja/
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