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【CROSS SYNC】「グローバルサウス補助金」に採択されました。ベトナム・フィリピンにおいて遠隔ICUと遠隔救急の医療提供体制の構築を図る実証事業を実施します。

PR TIMES / 2024年12月13日 17時15分

令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:二次公募)」に係る間接補助事業者に採択されました。



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株式会社CROSS SYNC(本社:横浜市金沢区 代表取締役:高木俊介、中西彰)は、令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:二次公募)」に係る間接補助事業者に採択され、「ベトナム社会主義共和国・フィリピン共和国/救急外来と重症病床を対象とする遠隔患者モニタリング実証事業」を実施します。
本実証事業では、ベトナム・フィリピンにおいて遠隔ICUと遠隔救急の医療提供体制の構築を図るため、救急・集中治療領域の現状について市場調査を行うと共に、運用面・技術面における事業性の検証、プログラム医療機器「生体看視アプリケーション iBSEN DX」を含む遠隔医療システムの導入から初期テストまでを行います。
【CROSS SYNC代表取締役・本プロジェクト統括責任者 高木俊介のコメント】
このたび、日本での取り組みを礎として海外展開を実現できることを、心より喜ばしく思います。私たちは、日本の最先端医療技術や医療機器プログラムを世界の医療現場に導入し、医療環境の改善と質の向上を目指してまいります。また、国境を越えた人材交流や技術の融合を通じて、新たなイノベーションを創出し、より多くの患者さんに貢献できる未来を切り拓いていきます。
【iBSEN DXについて】
「iBSEN DX(イプセン ディーエックス)」は重症系病床に入院する患者の状態把握に必要な情報を集中的に管理するとともに、重症系病床から離れた場所でのモニタリングも可能とするアプリケーションです。複数のバイタル値から重症度スコアであるEWS(Early Warning Score※3)及び、S.I.(Shock index※4)を算定します。算定した各スコアとその変化量をグラフ化し、独自スコアであるCSS(Change Severity Score)と患者映像等の情報を併せて表示することで患者の状態変化を監視し、患者ケアを支援する指標を提供します。
※3 Early Warning Score:バイタルサインから急変リスクを予測するスコアの総称。NEWSやMEWS等がある。
※4 Shock index:出血性ショックの初期評価に用いる指標。心拍数と収縮期血圧の値で測定が可能。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75703/12/75703-12-2fdc13610c023202fa4da12af702ace9-3900x2083.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・導入入実績:横浜市立大学附属病院
横浜市立大学附属病院では2024年4月より、患者看視アプリケーション iBSEN DXを使用してICU(集中治療室)とは別のフロアに増設したHCU(高度治療室)の患者モニタリングを開始致しました。生体看視アプリケーション iBSEN DXを使用することにより、患者の予期せぬ急変の見逃し防止や、医療従事者間における患者情報伝達の即時性を高め、離れた場所でもICUレベルの看守りを実現し、予測可能な患者危害を削減します。また、患者管理の繁雑な業務が軽減され、業務効率化の効果により働き方改革にも寄与することが期待されています。
【プログラム医療機器】
医療機器クラス分類 :管理医療機器、クラスII
製品販売名     :生体看視アプリケーション iBSEN DX
製造販売認証取得日 :2024年3月8日
認証番号      :第306AFBZX00012000号
【国内における遠隔ICUでの活用】
・横須賀市立市民病院
横須賀市立市民病院では、AMED医工連携・人工知能実装研究事業の採択を受けて2024年4月より、患者看視アプリケーション iBSEN DXを使用して横浜市立大学附属病院との間で遠隔ICUの体制を構築し、遠隔ICUの実証試験を開始致しました。それにより遠隔から経験豊富な集中治療医や看護師がモニタリングし、的確にサポートすることで患者の安全と医療の質向上を支援します。 当社では、これまで横浜市立大学と共同で取り組んできた遠隔ICUのノウハウを活かし、今後、iBSEN DXを組み入れた遠隔ICUシステムを全国に展開していきます。
【株式会社CROSS SYNCについて】
当社は、集中治療室という概念をなくし、あらゆる病床にICU並みの医療環境を提供する「ICU Anywhere」の実現を目指し、テクノロジーや医療ビッグデータの活用により医療の可能性を最大限に引き出すことで患者様や医療現場に今よりもっと良い未来を提供することをVisionに掲げ、これを「医療の今を変える。」と表現しチャレンジしています。
【会社概要】
社名:株式会社CROSS SYNC
連絡先(みなとみらいオフィス):
〒220-8107 横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー7階 NANA Lv.内
問い合わせ先: https://cross-sync.co.jp/contactus/

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