株式会社ドキドキ、オーディオメタバース特許申請 音声AR空間をNFT化し、クリエーター支援を加速する構え
PR TIMES / 2021年9月29日 13時45分
ユーザーが多彩な多元的世界を作れる音声AR空間を提供するオーディオメタバース・プラットフォームを開発する、株式会社ドキドキは特許庁に特許出願したことを発表しました。
今回の特許出願は、オーディオメタバース内の仮想空間と物理的な現実空間を接続する方法に関するものです。この技術により、物理的な世界にいるユーザーは遠隔地に接続しているユーザーと全く同じ空間体験を共有でき、「キューブ」と呼ばれる独立した音声AR空間で、対話的に交流することができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/76292/12/resize/d76292-12-8cd1ba088d46b7eec965-0.jpg ]
ドキドキはユーザーが継続的なオーディオ体験をデザインする方法も現在開発しています。この体験はオーディオメタバースに於ける空間の単位「キューブ」内の記憶として保存され、ユーザーが望めばいつでも再訪、再体験することができます。また、それらの空間の所有権は、NFT(Non-fungible token)の販売を通じ、クリエイターから買い手に売却、貸与、移動することもできます。
従来のソーシャルオーディオのプラットフォームは、単に社会的な交流に焦点を当てており、ホストが作成し参加者がいる瞬間のみユーザーとの交流の場が実現していますが、オーディオメタバースのキューブではその空間がホスト的な主催者とは独立して存在します。キューブに入るという体験、そしてキューブ自体の存在価値は、誰かがそれをホストしたり、配信することを前提としていません。キューブは一度作られると無期限に存在出来ますし、いつでもそこへ入ることが可能です。まさに現実の土地や現実空間の場所の様に、常にそこに存在します。
ユーザーは、オーディオメタバースに参加するために特別な機器や環境を必要としません。空間オーディオに対応したイヤホンであれば、誰でも理想的な体験を味わうことができます。オーディオ・デバイスによるアクセシビリティは、その場所に行かなければならないというハードルを取り除くだけでなく、視覚障害者も三次元的なリアリティの溢れる空間に行けて、そこで他のユーザー達と共に自然な没入感と交流の機会を共有することができます。
株式会社ドキドキについて
京都とサンフランシスコにオフィスを構えるドキドキは、2016年から音声を用いたソーシャルプラットフォームの開発を行っています。2017年、最初期の音声ソーシャルネットワークであるiOSアプリ「Baby」と「Ball」をリリースしました。次にアメリカでリリースしたアプリは、音声ソーシャルアプリ「Dabel」です。このプラットフォームでは、8万人以上のユーザーが、出会ったばかりの他のユーザーとライブで会話し、繋がりを楽しんでいます。また、チームはアプリのアクセシビリティにも注力して力を入れており、視覚障害のあるユーザーも、このプラットフォームを存分に楽しむことができるようにデザインしています。
ドキドキは、井口尊仁によって設立されました。井口は、2009年の拡張現実アプリ「セカイカメラ」に始まり2013年にはウェアラブルデバイス「Telepathy」を発表するなど、XR(クロス・リアリティ)の領域をリードしてきました。2019年、井口はドキドキを率いて「Dabel」を開発制作した後、チームをオーディオメタバースに特化する方向へと大きく舵を切りました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/76292/12/resize/d76292-12-a8430bc7b01a6366417d-1.jpg ]
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