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次世代共創パートナーシップ -文化のWA2.0-

PR TIMES / 2024年10月5日 16時40分

~アジアの豊かな未来をともにつくる、国際交流基金の次世代交流プロジェクトが始動~



 国際交流基金(JF)は、2024年から10年間にわたって、ASEAN諸国等との間で双方向の交流事業を行い、共に創造する関係を築きます。
 JFは、2013年から約10年間にわたって「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」と題する一連の交流事業を行ってきました。WAは、日本語の和、環、輪といった概念を想起させるワードであり、これはこの事業の理念に合致するものでした。
「次世代共創パートナーシップ -文化のWA2.0-」では、これまでの交流事業で培った人と人との繋がりを基盤にしつつ、互いの文化を大切にしながら共感を作り上げます。そして、市民同士の交流や協働を拡大し、共感の輪を更に広げます。さらに互いの文化を尊重しながら文化共創の新たな場を創出し、その次の世代に継承していくことを目指します。外国人財の確保と育成の重要性が日々増している中、こうした「共創」の積み重ねが、多層的な人的ネットワークの強化や、対象地域と日本との将来にわたる強い信頼関係の構築に繋がることを願います。
「次世代共創パートナーシップ -文化のWA2.0-」の二本柱は、日本語パートナーズ事業、そして双方向の知的・文化交流事業です。それぞれの事業の詳細は、追って専用ウェブサイトに掲載していきます。また、紹介動画もYouTubeで公開中です。
https://www.youtube.com/watch?v=pSIUbujBndU

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/12/79420-12-0372c6c8e1f6806394f074b5b808f7f5-587x441.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(C)Japan Foundation
~日本語パートナーズ事業~ 日本語学習熱が高まる東南アジア諸国をはじめとするアジアの国・地域では、実は学生たちが日本語を勉強しても、実際に日本人に接する機会がなかったり、教科書の日本語の枠の中だけで日本語を覚えたりするということが多々あります。そこで、日本語パートナーズ事業は、日本の市民がアジアの中学・高校などで日本語教師や生徒のパートナーとして授業のアシスタントをしたり、日本文化の紹介を行ったりするなかで、生きた日本語、リアルな日本を伝えることをミッションにしています。また、日本語パートナーズ自身も現地の文化や言語に対する理解を深め、将来的に日本との架け橋となることや、日本国内の多文化共生等の課題に貢献することを期待しています。これまでに、計12の国と地域に累計3,000人以上の日本語パートナーズを派遣しており、今後の10年でもこの事業をさらに発展させていきます。
 そして、日本語パートナーズが派遣されている学校の日本語教師を日本に招へいして、日本語教授法などに関する研修を実施するほか、日本語パートナーズ(大学連携インターンを含む)が派遣されている国・地域、および派遣拡大を目指す国・地域の大学生などを招へいし、日本語による課題遂行能力とコミュニケーション能力を高めることを目的とした研修を提供しています。様々な活動を通し日本の社会と文化、出身国の社会と文化の双方に対する気づきと理解を深めることを目的としています。





~双方向の知的・文化交流事業~
 相互理解の上に成り立つコラボレーションの機会を創出することで、人と人の強い絆を培い、世界の架け橋となる次世代人材を育てます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/12/79420-12-57bbb8aec3fe4c595d5dc71894a6e252-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(C)Japan Foundation
事業の例1:日ASEANユース・フォーラム Take Actions for Social Change 2024 2050年に向けて平和でより良い世界を共に創る」を共通の関心事項として、社会課題解決のための具体的な行動を起こしたいと考えている学士課程の大学生を対象に、多様な背景を持つ同世代の若者との国際交流とアイデア共有の機会を提供するプログラムです。2024年のテーマは「健康と福祉」。参加者はチームごとに課題を設定した上で、オンラインプログラム、ASEANと日本でのフィールドトリップなどを通じ、より良い世界を共に創るアクションプランを作成し、成果として発表を行います。このプログラムにより、日本とASEANの若者間に長く続く人的ネットワークが形成され、参加者は社会に変化を起こすことが期待されます。 12月には、参加する大学生が初めて対面する機会として、インドネシアでフィールドトリップとディスカッションを行います。




[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79420/12/79420-12-8230b91dca61193fc95525e635d8e201-671x447.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(C)古屋均
事業の例2:アジアのオブジェクト・シアター ろう者と聴者が協働する専門人形劇団である劇団カオニャオ(ラオス)とデフ・パペットシアター・ひとみ(日本)に、柔軟な発想と構成で新しい空間を生み出す振付家・演出家の白神ももこ(モモンガコンプレックス主宰・日本)が加わり、人形とモノと身体による新しい創造を目指す国際共同制作です。両劇団は2018年から互いの創作背景を共有する共同ワークショップを重ね、表現の可能性を広げる模索を続けてきています。アニミズム的精神世界を色濃く残すラオスの精神文化を、現代社会に眠る普遍的なものとして捉え、協働によって新たな世界を創造する企画です。12月にKAAT神奈川芸術劇場にて上演予定。



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