セレイドセラピューティクス株式会社がAMED創薬ベンチャーエコシステム強化事業に採択
PR TIMES / 2024年10月1日 17時40分
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セレイドセラピューティクス株式会社(本社:東京都文京区・代表取締役:荒川信行、以下「当社」)は、当社の「小児希少血液疾患に対する新規ex vivo増幅造血幹細胞治療製品の開発」が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和6年度「創薬ベンチャーエコシステム強化事業(創薬ベンチャー公募)」に採択された事をお知らせいたします。
本事業は、創薬に特化したハンズオンによる事業化サポートを行うベンチャーキャピタル(「VC」)をAMEDが認定し、その認定を受けたVC(「認定VC」)による出資を要件として、創薬ベンチャーが実施する医薬品の実用化開発をAMEDが支援する事業です。
今後当社は、リードVCである東京大学エッジキャピタルパートナーズを含む認定VCからの出資額の2倍に相当する支援(補助対象経費の総額は最大100億円)をAMEDから得ることにより、小児希少血液疾患を対象とした細胞治療製品「CLD-001」の米国治験に向けた研究開発を進めることが可能となります。
本事業を通じてCLD-001の非臨床開発および臨床開発を推進し、世界中の血液疾患に苦しむ患者さまに1日でも早くヒト造血幹細胞治療製品を届けられるように開発を加速させてまいります。
<CLD-001(ex vivo増幅・造血幹細胞治療製品)>
CLD-001は、重度の希少血液疾患を対象とした造血幹細胞治療製品として開発しています。希少血液疾患である再生不良性貧血、原発性免疫不全症、先天性代謝異常症、鎌状赤血球症などは小児期から発症し、様々な身体・神経系の合併症も併発するため、予後が非常に悪い疾患です。現在、唯一の根治療法は同種・造血幹細胞移植です。一方で、同種・造血幹細胞移植には骨髄ドナー不足やHLAタイプの適合不一致などのドナー問題や、移植後の生着不全による移植関連死亡や移植片対宿主病(GvHD)などの副作用など、依然として大きなアンメットニーズがあります。
上記のドナー問題や副作用・デメリットを解決した理想的な造血幹細胞治療製品が当社の開発品CLD-001です。CLD-001はさい帯血バンクに保存されている凍結さい帯血を細胞原料とするためドナー問題を解決できることに加え、さい帯血中の造血幹細胞が少ないというボトルネックも当社独自の造血幹細胞増幅技術で解決することで、患者さんにとってベストなHLAタイプでの造血幹細胞治療製品を提供することが可能となります。HLAベストマッチかつ骨髄再建可能な造血幹細胞であるCLD-001により、造血幹細胞治療後のOverall Survivalの大きな改善が期待されます。
<セレイドセラピューティクス株式会社について>
セレイドセラピューティクス社は、人の血液の源となる造血幹細胞を選択的に体外増幅する独自技術を持つ東大発・筑波大発のスタートアップです。造血幹細胞を安全かつ効率的に増やすことで、血液がんを含む難治性の血液疾患・遺伝性疾患への細胞治療やex vivo造血幹細胞遺伝子治療、また虚血性疾患での血管新生などを目的とする次世代の再生医療等製品を社会に提供することを目指しています。
<本件に関するお問い合わせ先>
セレイドセラピューティクス株式会社
本社所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ
TEL:050-3612-7767/E-mail:contact@celaidtx.com
URL:https://celaidtx.com/
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