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製造業向け樹脂3Dプリンター EOS P3 NEXTの販売を開始

PR TIMES / 2024年12月5日 16時45分

-生産性を最大50%向上-



株式会社NTTデータ ザムテクノロジーズは、製造業向けの樹脂3DプリンターであるEOS P3 NEXTを2024年12月5日より販売開始します。SLS(注1)(選択的レーザー焼結)技術を使用したEOS P3 NEXTは、生産性を最大50%向上し、総所有コストを最大30%削減可能です。また、複数の新材料の使用も可能となっており、これまで課題であった材料の再利用率を大幅に改善し、70~80%という驚異的な再利用率を実現させました。


【背景】
SLS方式の3Dプリンティング技術のパイオニアであるEOS社(注2)は、生産性やコストといったユーザー様や市場のニーズに応えるため、EOS P3 NEXTを新機種としてラインナップしました。高度なソフトウェアアップデートやスキャンアルゴリズム、リコーター速度の向上、加熱の最適化や新しい周辺機器などによって生産プロセスを合理化し、生産性だけでなく造形品質も向上させました。


【特長】
EOS P3 NEXTは既存機種であるEOS P 396と同じ造形可能領域ですが、操作モニターを統合させたことで装置の設置面積をわずかに縮小しています。


- 生産性の向上: プレスキャン・リコーティング・冷却を高速化したことで、生産性を最大50%向上
- 材料再使用率の向上: ALM PA 950 HD ナイロン12を使用した場合の再利用率は80%、EOS PA 2220 HighReuseを使用した場合の再利用率は70%

- コスト削減: 総所有コストが最大30%削減
- 造形品質の向上: 柔軟なパラメータ調整機能と材料の多様性により、寸法精度・表面仕上げ・機械的特性が向上

- 操作性の向上: 生産プロセスが簡素化され、安全で効率的な操作が可能



■EOS P3 NEXT スペック
造形可能領域(xyz):340×340×600(注3) mm
レーザー :CO2 70W ×1本
スキャン速度:~6.0m/s
フォーカス径:約480 µm


現時点で使用可能なEOS純正材料は、PA 2200, PA 2220 HighReuse, PA 2201, PA 1101, PA 3200 GF, PA 2241 FR, ALM PA 950 HDです。





[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103715/12/103715-12-3dd61ab6330e53f10a2757ca23439206-800x457.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1:EOS P3 NEXT


【今後について】
EOS P3 NEXTは2024年12月5日より日本国内での販売を開始します。今後、お客様のご要望に応じて材料種の追加も行ってまいります。販売開始に伴い、EOS社による製品説明ウェビナーが12月12日17時(日本標準時)に開催されます。英語での説明となりますが、ご興味のあるお客様は当社までお問合せください。




(注1) SLS: Selective Laser Sintering略称。粉末状の材料を高出力レーザーで照射することで、粒子を互いに焼結させ固体を形成します。
(注2) EOS社HP: https://www.eos.info/
(注3) 造形プレートを含む高さです。



ーAMをものづくりのあたりまえに NTTデータ ザムテクノロジーズー
株式会社NTTデータ ザムテクノロジーズ
https://www.nttdata-xam.com/

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