GridBeyond、商社 兼松株式会社とデマンドレスポンス推進に向け業務提携を締結
PR TIMES / 2024年12月26日 10時30分
電力最適化や分散型エネルギーリソースの管理など、エネルギーの柔軟性を有する資源や設備のマネジメントを行う、GridBeyond(本社:アイルランド・ダブリン、CEO:マイケル・フェラン)は、2024年11月、柔軟性のあるエネルギーを最大限に活用し、企業の社会的価値の向上を推進するためのデマンドレスポンスの日本での普及を推進するために、多種多様な商品・サービスを提供する商社、兼松株式会社(以下、「兼松」)とパートナーシップを締結しました。
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デマンドレスポンスは、需要家側(電気を消費する側)の企業が「柔軟性のあるエネルギー」を活用して、エネルギーを消費するタイミングや能力を計画し、電力を賢く制御し取引するシステムで、電力バランスを保ちながら、クリーンなエネルギーを推奨するために大切な新時代の電力の活用方法です。この「柔軟性のあるエネルギー」とは、需要家側が系統側(電気を供給する側)の要請に応じて、消費するタイミングや能力を臨機応変に変えられる電力のことを指します。これらは主に「分散型エネルギーリソース」と呼ばれ、商業施設や工場などの敷地内に設置される太陽光発電、風力発電ユニット、蓄電池、電気自動車(EV)、熱電併給(コージェネレーション)などのことをいいます。デマンドレスポンスに参入し、これらのエネルギーを活用することで、企業は電力の需給バランスを効果的にサポートし、その対価として収益を得ることができます。これにより、企業の収益性を上げながら、地球に優しく信頼性の高い送電網を構築することに貢献できます。また日本では、2023年4月に改正された省エネ法により、一定以上の電力を使用する事業者は、「デマンドレスポンス」の実施日数の報告が義務化されました。
エネルギー消費への配慮が欠かせない現代において、消費するタイミングや能力を計画することのできる「柔軟性のあるエネルギー」は、その電力の価値とコストを示し、柔軟であればあるほど、価値が高まり、コストが低くなると言えます。兼松は、2024年4月から開始した中期経営計画「integration 1.0」の目指す姿として「効率的かつ持続可能なサプライチェーンの変革をリードするソリューションプロバイダー」を掲げており、重点分野の一つであるGX(グリーントランスフォーメーション)を通じて効率的かつ持続可能な社会の実現を目指しています。 今回の業務提携を通してGridBeyondのAIを駆使した独自のプラットフォームが提供可能なGXソリューションのラインアップとして加わります。
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これからもGridBeyondはお客さまの「電力需給ひっ迫や時間あたりの電気料金の変化に対応し電気を賢く使い、ネットゼロや電力需給安定化など、社会貢献を実現したい」というご要望に対し、導入のためのポテンシャルコンサルティングと実運用のためのサービス提供をさらに強化し、節電・電気利用効率化の活動をより一層支援してまいります。
GridBeyondについて
GridBeyondは、完全成功報酬型エネルギー最適化サービスや分散型エネルギーリソースの管理など、エネルギーの柔軟性を有する資源や設備のマネジメントを行う、グローバルエネルギーソリューションカンパニーです。人工知能(AI)とデータサイエンスを駆使し、産業・商業拠点を中心に電力市場への参入や、脱炭素化経営、新たな収益源の開拓、運営管理の向上など、さまざまなエネルギーサービスを提供しています。加えて、GridBeyondのクラウドベーズのプラットフォームは、世界900以上の施設で合計2,000MW以上のエネルギー設備を管理しています。英国やアイルランドの先進的かつ競争の激しい再生可能エネルギー市場で培ったノウハウを活かし、ビジネスの成長を支援します。また、お客様のニーズに合わせたエネルギーの活用方法をご提案も可能です。ぜひ無料電話相談をご利用ください。電力需要の抑制を実現すると同時に、ネットゼロへの移行を支援することができます。
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