バス停SNSウェブアプリ《バスかめファン!》を公開
PR TIMES / 2025年1月23日 16時0分
公共交通の利用活性化でまちづくり / 公共交通オープンデータチャレンジ2024に参加中
このたび、株式会社三菱地所設計(東京都千代田区、代表取締役社長:谷澤 淳一、以下 三菱地所設計)とPacific Spatial Solutions株式会社(東京都千代田区、代表取締役:八十島 裕、以下PSS)は、香川県丸亀市におけるコミュニティバスやデマンド型交通(※1)の利用促進や周辺地域の活性化を目指し、バス停SNSウェブアプリ《バスかめファン!》の試験運用を開始したことをお知らせいたします。
《バスかめファン!》は、公共交通オープンデータ協議会、国土交通省の主催による「公共交通オープンデータチャレンジ2024」(※2)の応募作品です。
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バスSNSウェブアプリ《バスかめファン!》
「『かめ丸』を育てて、まちのファンになる」バス停に関する新たな情報プラットフォーム
バスを楽しみ(fun)、丸亀のファン(fan)の輪を広げる《バスかめファン!》は、丸亀市内のバス停についての要望や周辺スポットのシェアしたい情報を投稿したり「いいね」することで、各バス停に住むキャラクター「かめ丸」をみんなで育てる、ゲーム要素を持ったウェブアプリです。
《バスかめファン!》は、各バス停の位置と時刻表を表示するだけでなく、その周辺エリアに関する声を収集するなど、利便性の高い機能を備えています。これにより、地域住民・交通事業者・行政・観光客などの多様なステークホルダーをつなぐプラットフォームとなり、バスや地域の魅力を発掘します。公共交通の利用を促進することで地域の活性化を図る、新たなまちづくりの取り組みの一環です。
公共交通の利用促進から、地域の活性化につなげる試み
長年にわたって国内外の各地でまちづくりに参画してきた三菱地所設計は、2024年10月、衛星リモートセンシング技術で得られるデータを活用した「容積充足率マップ」(※3)を公開するなど、『まちづくりDX事業』としてデジタル技術を駆使した新たなまちづくり手法の確立に取り組んでいます。
このたび、三菱地所設計と、地理空間データの解析やデジタルツイン技術を活用した課題解決を図るPSSの2社は、「まちづくり」と「交通」という観点から、「地方都市における公共交通の利用者の減少」に共通の問題意識を持ち、より多くの人に公共交通を利用してもらい、それによって周辺エリアの活性化を図る取り組みの第一歩として、《バスかめファン!》を開発しました。
誰もが親しみやすいサービスの提供を目指すとともに、開発に際してはバス運営事業者や市行政へのヒアリングを実施し、さまざまなニーズの反映を行っています。
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《バスかめファン!》画面イメージ。地図上にプロットされたバス停・バス路線の参照のほか、ユーザによる各バス停への情報の投稿などにより加算されるポイントに応じ、「かめ丸』を育てます。
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バス停のキャラクター「かめ丸」。ポイントに応じて卵から成長します。
お気に入りのバス停や周辺スポット、観光資源の『良かった』情報を投稿したり、「いいね」することで、情報を広く共有しコミュニティの強化を図ります。また、多くの人に周知したいことを『お知らせ』することや、『リクエスト』として、施設整備や修繕の要望を投稿することもでき、これらの声を交通事業者が収集したり、行政の交通政策へ活用することも可能となります。
バス利用を伴う生活や観光の活性化を図るにあたり、みんなでバス停に住む「かめ丸」を育てるゲーム要素を持ったアプリとすることで、こどもから大人まで楽しく利用でき、バス利用者のすそ野拡大やバス停および周辺のまちへの愛着の向上を図ります。
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丸亀市を走るコミュニティバス
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丸亀市の観光資源・周辺スポットの例。新日本百名山のひとつ飯野山(讃岐富士)
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丸亀市の観光資源・周辺スポットの例。金毘羅詣でのシンボル「太助灯籠」
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《バスかめファン!》は、
「公共交通オープンデータチャレンジ2024」の開催期間(2025年3月14日までを予定)に合わせて試験運用を行います。
期間中はどなたでもご利用可能です。下記URLまたは二次元コードよりご利用ください。
https://buskame.jp/
(最新の開催情報は、「公共交通オープンデータチャレンジ2024」公式Webサイトをご覧ください)
試験運用終了後の本格的な運用については、今後の検討を経て方針を決定いたします。三菱地所設計とPSSは今後も多様な観点からまちづくりに関する取り組みを進めてまいります。
※1 デマンド型交通とは、利用者の予約に応じて経路やスケジュールを定め、運行される地域公共交通のこと。
※2「公共交通オープンデータチャレンジ2024」(https://challenge2024.odpt.org/)は、各種の国内公共交通オープンデータ等を活用し、社会課題の解決や地方創生に資する新たなアプリケーションサービスを募集するもの(実施期間:2024年7月16日~25年3月14日)。本アプリの開発に際しては、丸亀市でコミュニティバス事業を展開する琴参バスの運行データ(一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会が公開)と、デマンド交通事業を展開する琴平バスの運行データ(同社より提供)を使用。
※3「容積充足率マップ」は三菱地所設計と一般財団法人リモート・センシング技術センターの共同開発による。
関係者プロフィール
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三菱地所設計は、1890(明治23)年の創業以来、東京都千代田区丸の内に拠点を構え、都市計画から建築設計・監理、企画・コンサルティング、リノベーション、コンストラクションマネジメントなど、広がり続ける活動領域に130年を超える技術の蓄積やネットワークで向き合う、日本で最も歴史ある組織設計事務所です。中国・上海とシンガポールに海外拠点を設け、東アジア・東南アジア全般に展開。日々多様な業務に取り組んでいます。
https://www.mjd.co.jp/
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131799/12/131799-12-a865f4c350dcaf12fb52d3568bd201c7-1262x843.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Pacific Spatial Solutions株式会社は、地理空間データを活用して、お客様の課題解決を行う企業です。GIS(地理情報システム)、地理空間データパイプライン構築、大規模空間データ解析、デジタルツインソリューションなど、世界最先端の2D/3D地理空間技術を用いた様々なソリューションを提供します。
https://pacificspatial.com/
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