1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

営農型「曲がる太陽電池」NEDO新エネ事業に採択

PR TIMES / 2025年1月17日 13時40分

丈夫で長持ち、簡単取り付けソーラーでハウス農業の燃料費とCO2排出量を大幅削減



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131866/12/131866-12-3ab5d72f3e82f35937d3f0156554e96d-1440x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本事業のイメージ

2024年度第2回「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)に係る公募において、PXPの「低コスト施設営農型太陽光発電を可能とする高耐久軽量太陽光パネルの開発」がフェーズC(実用化研究開発)事業に採択されました。

気候変動問題への対応についての世界的な関心が高まる中、脱炭素化の流れが加速しており、我が国のエネルギー基本計画に示される再生可能エネルギーの主力電源化に向けて、再生可能エネルギーの導入加速が急務となっています。しかしながら、我が国の太陽光設備はすでに世界一過密となっており、従来型の太陽光パネルを設置するための適地が大幅に不足しています。

そこで、従来の野立て及び住宅屋根以外の新領域に太陽光発電の導入を促進していくことが不可欠となっています。その中で農業分野への太陽光発電の導入が非常に大きく期待されていますが、営農型太陽光発電はコストの問題、法令のしがらみ、耕作物収穫量の低下などにより普及がなかなか進まない状況となっています。

この中で、ビニールハウス等を利用する施設営農型太陽光発電は、適切な軽量太陽光パネルが開発された場合、補強工事をすることなく躯体をそのまま太陽光パネルの架台として利用できることから、設置コストを大幅に削減できるポテンシャルを秘めています。また、施設農業の40%近くは太陽光パネルで一部遮られた間接光で十分育つ作物となっており、太陽光発電とマッチングします。さらに、施設農業の50%弱は温調を備えており、太陽光パネルで発電した電力をその場で電力価値の高い自家消費できる要件が揃っています。これらの要件を満たす、経済性の十分成り立つ可能性が高い施設営農型太陽光発電の導入ポテンシャルは10GW(原子力発電10基分の1000万kW)以上と見積もられ、再生可能エネルギーの主力電源化に大きく貢献し得る市場と考えられます。

PXPは、施設営農型太陽光発電を低コスト化し、大幅に普及させる事を目指しており、本事業は丈夫で長持ち、簡単取り付け可能な新型軽量太陽光パネルを開発し、それを用いて実際にハウス農業での実証を行い、有効性を検証することを目的としています。

【株式会社PXPについて】
ソーラーパネルのデバイス研究と量産技術開発の豊富な経験を持つ技術者が集まり、2020年に相模原市に設立したグリーンテック開発のスタートアップです。
クリーンなエネルギーをいつでも どこでも だれでも自由に使える世界を目指して、世界初の方法でペロブスカイト/カルコパイライトのタンデム構造を用いた、軽くて曲がる、割れないソーラーパネルや全固体電池一体型ソーラーパネルの研究開発を行っており、2024年より量産技術パイロットラインが稼働しました。

株式会社PXP
設立 2020年7月
代表 栗谷川 悟
本社 神奈川県相模原市緑区
HP https://pxpco.jp/
SNS https://x.com/pxp_en

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください