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江東湾岸サテライトスマートナーサリースクール「テニスの森キャンパス」開園

PR TIMES / 2015年4月11日 11時3分

江東区の待機児童問題解消に向けた「サテライト保育」第二弾。全国初、防災拠点として船からの給電も可能な保育所

積水ハウス株式会社(本社:大阪市北区、社長:阿部 俊則)が設計施工を担当した江東区認可保育所「江東湾岸サテライトスマートナーサリースクール(運営:社会福祉法人 高砂福祉会)」の本園「テニスの森キャンパス」が完成し、4月1日に開園しました。



江東区は、2013年4月に実質的待機児童数が242人を数えました。これを減少させるため、2014年4月、全国初の「サテライト保育所」を開設しました。これは、世帯数が著しく増加している豊洲地区の分園にて乳幼児を預かり、2~5歳児は分園からバスで約10分の距離にあるオフィスビルの中の本園にて保育するシステムです。
この度、サテライト保育第二弾として、豊洲地区と同様に保育需要が多い東雲地区の分園(イオン東雲店内に新設した「東雲キャンパス」)で乳幼児を預かり、2~5歳児は分園からバスで約10分の本園「テニスの森キャンパス」(有明1-5-22)で保育する「江東湾岸サテライトスマートナーサリースクール」が開園しました。

[画像1: http://prtimes.jp/i/12902/13/resize/d12902-13-458444-10.jpg ]



東京湾につながる運河に面した園庭を持ち子どもたちを伸び伸び育てることができる本園がある有明地区は、2020年オリンピック・パラリンピック東京ベイゾーンの中心エリアとなります。世界に誇る保育所にするべく、当社ならではの環境やエネルギー技術と安全安心快適に暮らすための設計力を活かし、園児たちが日常はエコな生活を送り、災害時は船舶からの給電なども可能な防災拠点として被災者の生活をも支える仕組みを備えたスマートな保育所といたしました。船舶からの給電が可能な保育所は全国初となります。また、限られた設計施工期間でしたが、デザインビルドのメリットと工場生産システムを活かし、設計期間3カ月、施工期間5カ月という短期間で高品質な建物を建設しました。

現代は少子化の時代と言われていますが、働きながらも安心して子どもを産み育てやすい環境が整えば、生産性を高めながら若い世代が増える好循環社会が築けます。当保育所は、そのような素晴らしい社会の実現を目指した取り組みです。 今後、同じような待機児童問題を抱えている自治体の求めに際しては、江東区及び高砂福祉会とともにサテライト方式にてスマートな保育所を運営するノウハウを提供し、各地の課題解決に寄与したいと考えています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/12902/13/resize/d12902-13-843723-2.jpg ]



江東湾岸サテライトスマートナーサリースクール「テニスの森キャンパス」の主な特徴


1. 心と体を育てる「杜の回廊」と「あそびの森」
「杜の回廊」:部屋をぐるりと囲む大きな縁側「杜の回廊」には、花が咲く木、実がなる木、珍しい木を配置。子どもたちが遊びながら自然と触れ合うきっかけを作ります。デッキやフェンスは全て国産木材を使用しました。
「あそびの森」:園舎の東に位置し、運河につながる広い園庭「あそびの森」。往来する船舶を間近に望み、その先には近い将来豊洲新市場が姿を現します。中央のクスノキは、開発のため伐採される予定のものを移植しました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/12902/13/resize/d12902-13-777589-3.jpg ]

2. 防災拠点としての機能
<船舶・電気自動車からの給電>
東京海洋大学の技術(船舶の発電機出力である3相3線式の電力を一般の家庭等で使われる単相3線式に変換する可搬型スコットトランス「せんぱつクン」)を活用し、停泊した船舶から建物に送電することで停電時でも電気が使えます(東京湾クルージング社の協力による)。また、電動バスからの給電も可能です。(日の丸自動車興業社の協力による)。災害対策に、運河に面した敷地特性を活かすとともに、送迎保育ならではの発想でバスからの給電システムを採用しました。
[画像4: http://prtimes.jp/i/12902/13/resize/d12902-13-998200-4.jpg ]

<水・食料の備蓄>
園内には、常時3日分の非常食と飲料水を備蓄しています。また、非常時に船舶から給水することも可能です。雨水タンクも3台計600Lの容量を確保し、日常の水やりと非常時のトイレ用給水に使用します。

3. 再生可能エネルギーの活用とエネルギーの見える化
屋上に太陽光発電パネルを、園庭には風力発電システムを設置。エネルギーの「見える化」により省エネでエコな生活を送り、環境を大切にする心を育みます。
[画像5: http://prtimes.jp/i/12902/13/resize/d12902-13-570191-5.jpg ]

4. 積水ハウスのキッズでざいん「コドモイドコロ」と知性を育む日本の色の採用
保育所は「施設」ではなく「住まい」、という概念を運営事業者である高砂福祉会と共有し、当社のキッズでざいん「コドモイドコロ」(発達に合わせて子どものための居どころをつくり、安心して過ごしながら生きていくための力を自然に育むような設計思想)を盛り込みました。
[画像6: http://prtimes.jp/i/12902/13/resize/d12902-13-956420-6.jpg ]

また、子どもたちの五感を刺激して日本の文化についての素養を培う特別の場所になってほしいという思いから「日本の色」をコンセプトに内装を仕上げました。

「日本らしさ」を伝えるために・・・国際化が進む中でふれる機会が少なくなっている日本文化の繊細さや美しい表情を体感。
「色彩感覚」を養うために・・・乳幼児期における視覚体験によって色彩感覚が形成されることがわかっています。

また空間を移動する際に目に入る色づかいにも配慮し、どの経路で移動しても色の変遷がなだらかになるように居室ごとのカラーリングを計画しました。
[画像7: http://prtimes.jp/i/12902/13/resize/d12902-13-161775-7.jpg ]

5. 優れた断熱性能
保育所を園児が暮らす「住まい」ととらえ、床、壁、天井、窓などを戸建住宅と同等の高断熱仕様(次世代省エネルギーIII地域仕様)としています。
[画像8: http://prtimes.jp/i/12902/13/resize/d12902-13-933692-8.jpg ]

6. きれいな空気環境
ホルムアルデヒドなどの化学物質濃度を国の指針の1/2以下に軽減。化学物質の影響を受けやすい子どもたちのために、きれいな空気環境に配慮しています。
[画像9: http://prtimes.jp/i/12902/13/resize/d12902-13-125632-9.jpg ]

■建築概要 
○物件名:江東湾岸サテライトスマートナーサリースクール「テニスの森キャンパス」
○運営主体:社会福祉法人 高砂福祉会
○運営協力:日の丸自動車興業(株)
○技術協力:東京海洋大学  (株)東京湾クルージング
○設計・施工 :積水ハウス株式会社
○所在地:東京都江東区有明 1-5-22
○敷地面積:2,521m2
○建築面積:1013.15m2
○延床面積:1885.75m2
○構造規模:鉄骨造2階建 耐火構造(積水ハウスβシステム工法)
○建物用途:江東区認可保育所
○設計期間:2014年 7月~2014年 9月
○工事期間:2014年10月1日~2015年 2月28日
○保育年齢:生後57日から就学前の児童
○定員:222名(0歳:6名 1歳:10名 2歳:51名 3歳:51名 4歳:52名 5歳:52名)
○基本保育時間:日曜日を除く午前 7時から午後 8 時

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