性について自分で考えて「セレクト」するショップ型体験イベント~現役大学生たちが自らSRHR(性と生殖に関する健康と権利)普及活動をスタート~
PR TIMES / 2017年10月11日 19時18分
学生達から「自分が考えたこともない選択肢があった」といった声も。自分で「セレクト」する・できることの大切さを実感
女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGOジョイセフ(東京都新宿区)は、国際ガールズデーに際し、10月10日(火)に、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)について「自分で選ぶ」ことの大切さを体感する、学生による、学生のためのイベント「I SELECT SHOP by I LADY.」を行いました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17711/13/resize/d17711-13-934617-3.jpg ]
「10代の望まない妊娠・中絶」「増加する性感染症」「子宮頸がん検診の受診率の低さ」など、日本は長寿国でありながら、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)にまつわる状況は先進国の中でも遅れている状況です。SRHRを守るうえで大事になってくるのが、自分で「選ぶ」こと。今回実施したのは、「自分で選ぶ体験」を提供することで、SRHRと若者たちの接点をつくることを目的に実施する“セレクトショップ”型体験イベントです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/17711/13/resize/d17711-13-950036-4.jpg ]
■イベント概要
開催日時 2017年10月10日(火)16:00~17:30
開催場所 銀座CHAIRS(東京都中央区銀座8-9-13. K-18 ビル 2F)
主催 国際協力NGOジョイセフ
参加者 39人(20代前後の大学生が中心)
登 壇 者 慶応義塾大学大学院 新居日南恵さん、聖心女子大学 櫻井彩乃さん、公益財団法人ジョイセフ I LADY.発起人 小野美智代、他
[画像3: https://prtimes.jp/i/17711/13/resize/d17711-13-186223-0.jpg ]
国際協力NGOジョイセフは2017年10月10日、国際ガールズデー(10月11日)に際し、「I LADY.」(アイレディ)キャンペーン(*)の一環として、日本の若い女性(10代~20代)に向けた情報発信の一環として、体験型イベント「I SELECT SHOP」(アイセレクトショップ)を開催しました。会場は銀座CHAIRS。
「I SELECT SHOP」は、参加者と同年代である20代の大学生たちが中心となって企画したイベントです。おしゃれなセレクトショップを模した会場内において、買い物を楽しむような感覚でSRHR(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ=性と生殖に関する健康と権利)について考え、「自ら選択する」(=I SELECT)きっかけを提供。日常会話では恥ずかしかったりタブー視されていて話題にしにくい「性」をテーマにしながらも、同世代の共感を呼ぶ形で理解を促しました。
ジョイセフとしても初めての取り組みでしたが、「知らなかったことがたくさんあった」「自分が考えたこともない選択肢があった」など参加者の評判も良く、今後も「I LADY.」キャンペーンと共に、「I SELECT SHOP」を各地で展開していく予定です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/17711/13/resize/d17711-13-418214-6.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/17711/13/resize/d17711-13-370693-1.jpg ]
ワークショップ後の質疑応答において、参加者たちは、以下のように感想を述べました。
「日常では考えてもみなかった質問があって、意外と自分のことを何も考えていなかったんだとわかりました。これからもっと自分のことを考えたい」
「性に対して真剣に考え話し合う機会が、特に日本は少ないのかなと感じた」
「『自分はこうだ』と決めつけていたけれど、『この選択肢でもいいんだ』って、新しい視点が増えました」
司会を務める男性の前島さんも「生理用品の種類がこんなにあって選択の余地があるとは思わなかった」と驚きを伝えました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/17711/13/resize/d17711-13-530218-10.jpg ]
*「I LADY.」キャンペーンとは
2016年3月8、国際女性デーにスタート。日本の10代~20代の女性に向けて、SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ=性と生殖に関する健康と権利)の重要性に気づくきっかけを提供。主にウェブサイトやアクティビスト(学生たちのピア・アクティビスト含む)の普及活動、メディア媒体とのコラボレーション企画を通じて情報発信しています。
I LADY.キャンペーン:http://ilady.world/
[画像7: https://prtimes.jp/i/17711/13/resize/d17711-13-773371-8.jpg ]
■国際協力NGOジョイセフ 概要
ジョイセフは、女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGOです。1968年に設立。国連、国際機関、現地のNGOや地域住民と連携し、アジアやアフリカで、保健分野の人材養成、物資支援、プロジェクトを通して生活向上等の支援を行っています。2017年10月現在、スーダン、ネパールなど8カ国で活動しています。
ジョイセフHP:https://www.joicfp.or.jp/
[画像8: https://prtimes.jp/i/17711/13/resize/d17711-13-364710-5.jpg ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
岡山ワイズメンズクラブとYMCAせとうち共催オンライン講演会 「私にもできる国際貢献・協力を考える。」~中村哲さんのバトンを継ぐ者として
PR TIMES / 2024年5月2日 10時45分
-
日本のランドセルでアフガニスタンの子どもたちの学びと夢を応援しよう!~ランドセルを検品するボランティアを募集
PR TIMES / 2024年4月27日 12時40分
-
「私は売られ、結婚させられた」 ナイジェリア、避難民キャンプの女性たちの声──求められる医療と心のケア
国境なき医師団 / 2024年4月24日 18時4分
-
コンゴ民主共和国:紛争下でも安全な妊娠・出産を──妊産婦の心と体に寄り添う産前産後ケア施設
国境なき医師団 / 2024年4月18日 17時16分
-
【イベント】みんなのSRHR座談会2:国や地域を超えて連帯しよう~ SRHRバックラッシュのクロスポイント:包括的性教育(CSE)とLGBTQ+開催
PR TIMES / 2024年4月11日 18時15分
ランキング
-
1いきなり!ステーキが、名物「オーダーカット」を廃止していた! ピークから5年、経営再建の現在を探る
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月6日 6時30分
-
2円高でも日本株が急落しない理由。トヨタどうなる、決算発表ラッシュで底堅い!?
トウシル / 2024年5月7日 13時40分
-
3ローソンの「韓国コスメ」がバカ売れ 7カ月で200万個も売れた「4つ」の秘密
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月7日 6時5分
-
4なにかの間違いでは…年金月17万円・74歳夫を亡くした69歳女性〈まさかの遺族年金額〉に絶望【CFPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月7日 11時15分
-
5アップルやアマゾンでも「失敗する」共通の特徴 プロジェクト自体は最終目的ではなく達成する手段
東洋経済オンライン / 2024年5月7日 17時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください