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認定NPO法人PIECES、ゴールドマン・サックスからの支援により、子どものメンタルヘルスケアプロジェクトを開始

PR TIMES / 2020年7月7日 13時40分

認定NPO法人PIECES(ピーシーズ)(本社:東京都文京区、代表理事:小澤いぶき、以下PIECES)は、ゴールドマン・サックスより、1,500万円のご寄付をいただきました。これにより、都内で子ども支援に取組むNPO等と連携し、ストレス下にある子どものメンタルヘルスケアプロジェクトを実施します。

◆課題の現状
日本の子どもを取りまく状況は、相対的貧困が約7人に1人、児童相談所における虐待相談対応件数は約16万件にのぼることが直近のデータで示されています。子ども期の逆境体験(ACE; Adverse Childhood Experience)に関する研究が進む米国では、虐待等の逆境体験が子どもの学習、行動、健康に大きな影響を及ぼすという報告がなされています。

一方で、ACEに関する研究が進む中で、こうした子ども期の逆境体験は、子どもが安全で安心だと感じられる大人との繋がりが存在することにより、深刻な影響を回避できることが示唆されてきました。

◆専門家と市民セクターの協働によるメンタルヘルスケア事業
PIECESはこれまで、逆境的な環境でストレスにさらされる子どもに関わる人の育成を通して、子どもたちを守りはぐくむ環境づくりに取組んできました。具体的には、専門家監修のもと、地域で活動する支援者や市民向けの研修プログラムを独自に開発・実施してきました。今回は、これまでの取組で得た知見とメンタルヘルスの専門性をもとに、居場所支援や学習支援を展開する事業者と連携し、専門家と市民セクターとが一体となって、子どものメンタルヘルスケアに取組めるようなモデル作りを行っていきます。

今回、日本の持続的成長と地域発展のために、子ども期の支援を重要な社会的投資として位置づけるゴールドマン・サックスのサポートにより、都内で取組を実施し、モデルの確立と展開を目指します。


◆ゴールドマン・サックス証券株式会社 代表取締役社長 持田昌典氏からのメッセージ
ゴールドマン・サックスは10年以上子ども支援に取り組んでいますが、子ども達が抱えるトラウマや自己肯定感の低さが、健全な成長や将来への夢を持つ妨げになっていることに問題意識を持つようになりました。新型コロナに起因する自粛生活により子どものストレス状況が悪化する可能性が高まっている今、メンタルヘルスケアの重要性を感じています。


◆認定NPO法人PIECESについて
児童精神科医として10年以上医療・行政の現場に携わってきた小澤いぶきを中心に、子どもと社会のwell-beingを目指して設立。安心して頼れる人がいない環境で、他者や社会への信頼感を失ってしまう「子どもの孤立」を防ぐために、多様な人たちの優しさや想像力があふれる環境を子どもたちの周りに育む活動を展開。主には、地域で子どもたちに寄り添う市民や支援者を増やすための育成プログラム(Citizenship for Children)や、企業・行政等と連携して、「子ども」「シティズンシップ」「まちづくり」などをテーマに研修やワークショップを実施している。



<団体概要>
設立  : 2016年6月22日
代表  : 代表理事 小澤いぶき(児童精神科医)
所在地 : 東京都文京区本郷3-40-10 三翔ビル本郷7F 小野田高砂法律事務所内 social hive HONGO
URL  :  https://www.pieces.tokyo


◆本プレスリリースに関する問い合わせ
認定NPO法人PIECES
担当:事務局長 斎典道
Email:info@pieces.tokyo

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