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【新刊】あの日々に、何があったのか。『暮しの手帖』創刊70周年記念出版「戦中・戦後の暮しの記録」シリーズ、ついに完結!『なんにもなかった 戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編』を刊行します!

PR TIMES / 2019年7月16日 15時40分

~庶民はあの日々をどう生きたか?~

暮しの手帖社は、雑誌『暮しの手帖』創刊70周年記念出版の第3集として、『なんにもなかった 戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編』を2019年7月中旬に刊行いたします。
約3年前のプロジェクト立ち上げから、編集・刊行を続けてきた『戦中・戦後の暮しの記録』シリーズがついに完結します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/25712/13/resize/d25712-13-551016-10.jpg ]


戦中・戦後シリーズ第3集【2019年7月中旬刊】
『なんにもなかった
戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編』

A5判 240頁
本体価格1,700円(税別)
ISBN 978-4-7660-0214-0
暮しの手帖編集部 編
装幀:佐々木暁
装画:早川桃代


[画像2: https://prtimes.jp/i/25712/13/resize/d25712-13-217010-12.jpg ]


戦中・戦後シリーズ第2集【2019年5月刊】
『戦争が立っていた
戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦中編』

A5判 236頁
本体価格1,700円(税別)
ISBN 978-4-7660-0213-3
暮しの手帖編集部 編
装幀:佐々木暁
装画:早川桃代


2017年、翌2018年に控えた『暮しの手帖』創刊70周年の記念企画として、半世紀ぶりに『暮しの手帖』誌上にて、戦闘ではない戦時下の「庶民の日常の記憶」の募集を行いました。新聞各紙でも記事として取り上げられ、半年の応募期間に2390編もの手記と聞き書きが寄せられました。
暮しの手帖社では、全社を挙げて査読。厳選して昨夏刊行したのが 『戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ』でした。

その際、多くの貴重な原稿が、テーマや地域の重なりなどから惜しくも選外となりました。余すことなく伝えたい思いから制作したのが、この5月、7月と続けて刊行することとなった「拾遺集」の「戦中編」・「戦後編」です。

~『なんにもなかった』の帯文は千原ジュニアさんが執筆~
また、暮しの手帖社は、8月10日NHK総合にて放送予定のNHKスペシャル「#あちこちのすずさん」の制作に協力しています。
この番組は、昨夏『戦中・戦後の暮しの記録』を取り上げたNHK「クローズアップ現代+」の企画がもとになっており、本書の帯文は、昨年、今年と番組に出演される、芸人の千原ジュニアさんにご執筆いただきました。
「嗚呼、そこには暮らしがあった。さあ、タイムマシンに乗って…。」という千原さんのコメントは、遠く感じていた戦中・戦後のできごとを、身近に想うことの大切さを物語ります。

[画像3: https://prtimes.jp/i/25712/13/resize/d25712-13-353514-7.jpg ]

■関連番組・イベント情報(予定)
●NHKスペシャル「#あちこちのすずさん」
8/10(土) 21:00~ NHK総合

『戦中・戦後の暮しの記録』投稿写真のカラー化、投稿エピソードのアニメ化などをWebサイト上で展開中

番組サイト(「クローズアップ現代+」内、「#あちこちのすずさん」)
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0005/?1562051922

※番組ご担当の方が「戦時中、あちこちにすずさんはいた」と思ったきっかけの一つは、『戦中・戦後の暮しの記録』に寄せられた数々のエピソードに出会ったことだったそうです

[画像4: https://prtimes.jp/i/25712/13/resize/d25712-13-516591-1.jpg ]



●『戦中・戦後の暮しの記録』講演会
7月27日(土)13:30~15:00
長野県 辰野町立 辰野図書館
講師:村上薫(本書編集担当)


■本シリーズの既刊本情報

[画像5: https://prtimes.jp/i/25712/13/resize/d25712-13-260106-9.jpg ]



戦中・戦後シリーズ第1集【2018年7月刊】
『戦中・戦後の暮しの記録
君と、これから生まれてくる君へ』

B5判 312頁
本体価格2,500円(税別)
ISBN 978-4-7660-0209-6
暮しの手帖編集部 編
デザイン・本文組版:佐々木暁 中村たまを
写真(表紙・巻頭):川島小鳥
挿画:きくちちき 早川桃代



[画像6: https://prtimes.jp/i/25712/13/resize/d25712-13-923664-11.jpg ]



1967年原稿募集のロングセラー【1969年8月刊】
『戦争中の暮しの記録』

B5判 292頁
本体価格2,200円(税別)
ISBN 978-4-7660-0103-7
暮しの手帖編集部 編
表紙・装画・装釘:花森安治

※『戦争中の暮しの記録』は、『この世界の片隅に』の漫画と、映画化の際の参考文献にもなっています



■新刊『なんにもなかった』より

1945年、8月15日、敗戦。
玉音放送の前後に、何があったか?

[画像7: https://prtimes.jp/i/25712/13/resize/d25712-13-297932-3.jpg ]



[画像8: https://prtimes.jp/i/25712/13/resize/d25712-13-107397-4.jpg ]

「父を待つ家」
私が物心ついた時、既に戦争は終わっていたものの、父はまだ戦場にいた。夜、母と祖母が突然起き上がることがあった。そんな時、外から近づいていた足音が聴こえた。母たちは「帰ってきた」とつぶやくが足音はいつもどこかへ去って行った。写真(上):母と生まれたばかりの私。父はこれと同じ写真を持って出征した。(下):子どもはすぐに大きくなるから小さい頃の姿を写真におさめておいて父が復員した際にみせようと、母はデパートの写真室へ私を連れて行った。


[画像9: https://prtimes.jp/i/25712/13/resize/d25712-13-577991-0.jpg ]

「農業不滅」
八月十五日正午、天皇陛下による重大放送があるとラジオで知らされ、この日は早退して宿に帰り、友人と二人で放送に聞き入った。厳かな天皇の声が暫く流れたが、どうも米英中ソ等連合国に日本は降伏したらしい内容で、我々二人は大変なショックを受けた。敵が東京にのり込んで来るだろう、どうなるのか。とにかく急ぎ実家に帰り、俺は日本刀を、友人は祖父が持っている拳銃を持って、東京に戻ると意気ごんだ。

『なんにもなかった』目次
I ないないづくし
II ベリー・ハングリー
III 未来をさがして 
* 1967年の手記
IV 彼の地で起きていたこと
V 生き残った兵士たち
VI 尋ね人
VII 母よ      全7章


嗚呼、そこには暮らしがあった。
さあ、タイムマシンに乗って…。
―――― 千原ジュニア/芸人(NHKスペシャル「#あちこちのすずさん」出演)

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