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ADARA(アダラ)ラグビーW杯期間中の訪日フライト検索&予約データ分析結果を発表

PR TIMES / 2020年1月7日 11時45分

~大会開幕直前と決勝直前の駆け込み予約が全体の約60%~

 トラベルデータを基に旅行顧客の行動パターンや購買傾向を分析し、精度の高いデジタルマーケティングソリューションを提供するトラベルデータコープ*のADARA(本社:米国パロアルト、日本支社:東京都中央区、URL:https://adara.com/ja/)は、世界各国の提携パートナーから得た独自のフライト検索および予約データを基に、ラグビーワールドカップ2019日本大会(ラグビーW杯)開催期間中のフライト予約データを分析し、主要参加国からの訪日旅客の約60%が開幕直前から決勝トーナメントにかけて応援チームの勝敗を見ながらフライト予約したことが明らかになりました。
*データコープ(Data Co-op)とは、企業間で互いのデータを共同利用することでデータから得られる価値を高めていこうとする取り組みのこと



1. 日本へのフライト予約における主要参加国の占める割合
ラグビーW杯開催1年前の2018年9月から決勝戦の開催された2019年11月2日までに予約された日本へのフライト予約データを見ると、主要参加国の占める割合が通常期は全体の5~20%であるのに対し、開幕戦9月20日の直前には約30%、決勝戦直前には約40%まで跳ね上がり2回のピークが見られました(画像1)

[画像1: https://prtimes.jp/i/26520/13/resize/d26520-13-914669-9.png ]



2.フライト予約時期
 ラグビーW杯主要参加国からの訪日旅客は、開幕直前の9月1日-9月19日に23.9%、プール戦期間中の9月20日-10月13日に23.9%、プール戦後から決勝トーナメント中の10月14日-11月2日に11.4%と、合計で全体の約60%以上がこれらの時期に航空券を予約したことが明らかとなりました(画像2)。更にイングランドが準決勝でニュージーランドに勝った10月26日には、イギリスから東京へのフライト検索数が前月9月の日別平均値の65倍に、南アフリカが決勝進出を決めた10月27日には南アフリカから東京への検索数が73倍と跳ね上がったことからも、応援チームの勝敗を見て出場試合を予想しながら訪日を検討した傾向が見られました(画像3)
[画像2: https://prtimes.jp/i/26520/13/resize/d26520-13-599387-1.png ]



[画像3: https://prtimes.jp/i/26520/13/resize/d26520-13-282803-5.png ]


3.フライト予約時期別の平均滞在日数
予約時期が早い訪日旅客ほど、滞在日数が長い傾向が明らかになりました。決勝トーナメント中に予約した訪日旅客は、7日以下の滞在が全体の約60%と他の予約時期に比べて約半分の滞在期間となり、試合観戦を中心に滞在したことが判ります(画像4)。
[画像4: https://prtimes.jp/i/26520/13/resize/d26520-13-804158-3.png ]


4.フライト予約時期別にみた富裕層トラベラー*の割合
次にラグビーW杯期間中の訪日旅客はフライト予約時期が早いほど富裕層トラベラー率が高く、2019年6月までの予約は平均値を上回っている一方、7月以降は平均値を下回り直前まで落ち込んだ後、またプール戦期間、決勝前の予約はまた上昇しました(画像5)。フライト料金の上昇との関連が見られます(画像6)。
[画像5: https://prtimes.jp/i/26520/13/resize/d26520-13-812915-4.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/26520/13/resize/d26520-13-466901-8.png ]

*富裕層トラベラーは以下のいずれかに当てはまる旅行顧客と定義
1.過去90日間以内にビジネスクラス以上の航空券を検索または予約
2.4つ星以上のラグジュアリーな宿泊施設を検索または予約する傾向
3.マイレージやホテルのクラブ会員で上位ステータス保持者
    
【データ抽出条件】
ADARA提携データパートナーのウェブサイト上で2018年9月1日~2019年11月2日の間に行われたオンラインでのフライト検索および予約データ
対象予約フライト:
 時期:出発日2019年9月10日以降、帰国便2019年11月2日以前
 滞在期間:ラグビーW杯プール戦期間中の5日間以上、またはプール戦から決勝トーナメント期間中の2日間以上
 対象国:ラグビーW杯2019大会主要参加国
  オーストラリア、ニュージーランド、英国、アイランド、イタリア、フランス、カナダ、
    アルゼンチン、ウルグアイ、南アフリカ

今回のラグビーW杯は日本全国の12都市で開催され、これまで欧米豪からの訪日旅客が多くなかった地域にもファン達が足を運びました。更に2020年夏のオリンピックを直前に控え世界の注目が日本に集まる中、ADARAは旅行業界のデータマーケティング・パートナーとして、引き続き日本の観光/旅行マーケティングの推進に貢献していきます。 

ラグビーW杯訪日旅客動向レポートはこちら→
https://go.adara.com/l/414092/2020-01-06/qr6m7m
以 上

◆ ADARA(アダラ)について|ADARA. Know What Travelers Need Next.      
 ADARAは、世界的な旅行ブランドと共に業界の発展に寄与しています。世界で最も豊富なデータを持つトラベルデータコープ(Data Co-op)を構築し、個々の旅行顧客のプロファイルに基づいたインサイトを企業に提供しています。
 ADARAユーザーは自社の顧客、および250社以上にまたがる世界的な旅行ブランドの月間8.5億以上の旅行顧客プロファイルからの旅行パターン、トレンド、行動パターンとの関係性による実際の価値に基づいた理解を得ることができます。
 ADARAは持続する成長のため、旅行顧客の購入に至るまでの動き(カスタマージャーニー)を通して、パーソナライゼーションや旅行者との関連性の精度を高めるためのインテリジェンスを提供します。「Lean(学習)」「Act(実施)」「Measure(計測)」の3つの柱で、旅行者単位で計測可能なマーケティング効果の検証が可能になります。
 2019年10月には地図や「まっぷる」や「ことりっぷ」等のガイドブック制作等の地図・旅行情報提供事業を行う昭文社と日系ポータルサイト事業企業の2社がデータパートナーに加わりました。

Press Release (PDF): http://bluemoonmarketing.jp/wp/wp-content/uploads/2020/01/Rugby-World-Cup-Insight_Japan_FINAL.pdf
Fact book: http://bluemoonmarketing.jp/wp/wp-content/uploads/2019/12/ADARA-Japn_Fact-Book_JP_2019.12.pdf

【米国本社】
社名:ADARA Inc.
代表者:Layton Han
所在地:1070 E Meadow Cir, Palo Alto, CA 94303 USA
設立:2009年
ウェブサイト:https://adara.com/
Facebook Page:https://www.facebook.com/AdaraGlobal/

【日本オフィス】
所在地:〒104-0031
東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン14F
WeWork内
設立:2016年1月
ウェブサイト:https://adara.com/ja/
Facebook Page:https://www.facebook.com/ADARAJapan/


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