次世代型新技術を用いた『有機物減容セラミック製造装置(ERCM)』および『有機物促進酸化分解装置(OHD)』の利用による、家畜排せつ物の新しい活用方法の確立を目的とした業務提携を行います
PR TIMES / 2024年11月5日 17時45分
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サステナックス社の有機物減容セラミック製造装置(ERCM)
デザミス株式会社(以下 デザミス、本社:東京都江東区青海、代表取締役 兼 CEO:清家浩二)は、持続可能な畜産経営の実現を目指す取り組みの一環として、社会インフラ及び各種産業に強みを持つ商社である株式会社千代田組(以下 千代田組、本社:東京都港区西新橋、代表取締役社長:綱崎一成)と、『有機物減容セラミック製造装置(ERCM)』(以下 ERCM)および『有機物促進酸化分解装置(OHD)』(以下 OHD)の販売元である有限会社サステナックス(以下 サステナックス、本社:神奈川県横浜市西区、代表取締役:高田直弘)の3社で業務提携を行います。
本提携に伴い、家畜排せつ物から新しい資源を生み出すためのERCMおよびOHDを活用した業界初の実証実験を今年度に行う予定です。
■業務提携の背景
牛の排せつ物は、貴重なバイオマスとして活用されています。代表的な活用方法は農業用の堆肥化ですが、堆肥として利活用されるまでには、おが粉などの副資材と混合、撹拌、乾燥と相応の手間がかかり畜産農家の業務過多という大きな問題となっています。また、畜産農家では日々家畜排せつ物が発生する一方で、耕種農家での堆肥利用は春季及び秋季に集中しており、需要からあふれた堆肥化できない排せつ物の新たな活用方法を模索している畜産農家が多く存在しています。
こうした状況を踏まえ、畜産農家が抱える問題の解決へ向けて、畜産のデザミスと、ERCM・OHDの運用・保守等を担当する千代田組、販売元のサステナックスの3社で業務提携を行うに至りました。
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■ERCM・OHDについて
実証実験に用いるERCM(※1)・OHDは、非常に強い酸化力を有するOHラジカルを活用し、あらゆる有機物を酸化分解してセラミック系粉末を製造する、省エネルギー・省資源・低コストを実現した次世代型新技術を用いた装置です。ERCM・OHDは、さまざまな有機物の処理に利用できるため、生ごみや廃プラ類の処理など、多様な分野での活用が進んでいます。畜産業界にERCM・OHDを展開することによるメリットは次のように考えています。
- 排せつ物の減容
投入した排せつ物の体積を1/100~1/500に減容することで、排せつ物の後処理や堆肥化に伴う経営コストを圧縮します。
- 副産物での収益化
減容された有機物はセラミック系粉末となり、リン・カリウム等の副産物を抽出することで畜産農家の収益となります。
- 環境負荷低減
焼却処理等と比較し、酸化分解の過程で発生するCO2等の温室効果ガス(GHG)は大きく削減されることから、SDGsの達成を支援します。
ERCM・OHDによる家畜排せつ物処理が可能になれば、堆肥化と並ぶ排せつ物の有効活用の新たな選択肢となり、地域や経営状況に合わせたサステナブルな畜産経営に貢献できます。
※1:ジャパンレジリエンスアワード(強靭化大賞)2024にて最優秀賞を受賞(2024年4月24日)
■今後の展望
本業務提携により牧場への導入およびフォロー体制を確立し、牧場での実用化を目指していきます。今後は国内の牛にとどまらず他畜種(豚・鶏など)及び海外の農家に対しても展開することにより、家畜排せつ物に伴うあらゆる課題を解決し、畜産業の持続可能な基盤整備に貢献してまいります。
■会社概要
デザミス株式会社
代表者:代表取締役 兼 CEO 清家 浩二
本社所在地:東京都江東区青海 2-7-4 the SOHO 417
URL:https://www.desamis.co.jp/
■製品に関するお問い合わせ
株式会社千代田組 エネルギー営業本部 エネルギーソリューション営業部 プロダクトイノベーション課(中村)
Email: k-nakamura@chiyodagumi.co.jp
■本件に関するお問い合わせ
デザミス株式会社 経営企画本部 コミュニケーション推進室(広報担当:菊池、岡田)
Tel:03-6380-7239
Email:pr-r@desamis.co.jp
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