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高卒新卒採用についての動向調査|2021年卒

PR TIMES / 2020年5月20日 13時35分

高卒採用人数を「前年より増やす・前年と同じ」は75%、新卒採用全体66%と比較しコロナの影響は少ない



高校生の就職を支援するジョブドラフトの運営と企業の高卒新卒採用支援を行う株式会社ジンジブ(本社:東京都港区、代表取締役:佐々木 満秀)は、企業の新卒採用担当者向けに、2021年卒の高卒新卒採用の募集人員の増減や新型コロナウイルスが採用活動に及ぼす影響に関する調査を実施いたしました。
(調査期間:2020年5月11日~12日、有効回答数:327人、うち高卒採用実施は147人)

◆調査結果サマリー


高卒新卒採用の募集人数は、「前年より増やす」18.4%、「前年と同じ」56.5%、「前年より減らす」16.3%。「前年より増やす・前年と同じ」74.9%、新卒採用全体の66.3%と比較し高卒採用は募集人数減の影響が少ない。
学歴が昇進昇格に関係ない会社は38.8%、高卒独自の研修を設けている会社は44.9%。
新型コロナウイルスの高卒新卒採用への影響は、「採用スケジュールの見込みが立たない・後ろ倒しになっている」が49.2%、「合同説明会など、採用イベントへの参加ができない」46.7%。


調査背景
高校新卒の就職活動は、ほとんどが学校による職業あっせんによるもので、学校に届く求人票から情報収集を行っています。また都道府県ごとにルールが定められた一人一社ずつの応募、求人公開する7月からの短期間での応募先選定、学内選考、内定を受けた企業に入社するなどの慣習が存在します。この度の新型コロナウイルス拡大の影響を受け、高校現場においては休校明けの学校カリキュラムへの対応や学習指導の遅延対応などで進路指導に関する業務が圧迫されることが懸念されています。

また企業も採用を積極的に検討しにくい状況に置かれています。しかし緊急事態宣言が解除され混乱時期が一旦落ち着いた時には、人材不足、特に若手人財の確保をする新卒採用が再度活性化することは明らかであり、その時期に採用準備を始めるのでは他社に大きな遅れが生じます。

そこで当社では、高卒新卒採用に関する、募集人員や募集職種の増減、昇進昇格、研修、採用の課題、新型コロナウイルス感染拡大の影響の実態を把握すべく緊急調査を行いました。

調査概要
【調査期間】  2020年5月11日~5月12日
【調査内容】  2021年卒の新卒採用に関するアンケート
【調査対象】  インターネット調査法
【有効回答】  N=327人(うち高卒採用実施は147人)


<主な調査結果>

1.高卒採用の募集人数の増減はありますか。(n=147 ※高卒採用実施)

[画像1: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-921441-1.png ]

高卒新卒採用の募集人数の増減は、「前年より増やす」18.4%、「前年と同じ」56.5%、「前年より減らす」16.3%でした。大卒を含めた新卒採用全体に対し同様の質問をしたところ「前年より増やす」17.7%「前年と同じ」48.6%、「前年より減らす」20.5%でした。「前年より増やす」「前年と同じ」合わせると高卒新卒採用は74.9%で、新卒採用全体は66.3%、高卒新卒採用の方が募集人数増減の影響が少ないことが分かります。


2.高卒採用の募集職種の増減はありますか。(n=134 ※高卒採用実施)


[画像2: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-381664-2.png ]



高卒新卒採用の募集職種の増減は、「前年より増やす」14.2%、「前年と同じ」70.1%、「前年より減らす」13.4%でした。大卒を含めた新卒採用全体で同様の質問をしたところ「前年より増やす」17.6%、「前年と同じ」63.4%、「前年より減らす」15.8%でした。「前年より増やす」「前年と同じ」合わせると高卒新卒採用は84.3%で、こちらも同様に募集職種増減は影響が少ないことが分かります。


3.あなたの会社で昇進昇格に学卒は関係がありますか。(n=327)

[画像3: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-785589-3.png ]

所属する会社で学歴が昇進昇格に関係があるか質問したところ、「ないし、検討していない」が38.8%、「一部ある」が33.6%、「ある」が24.5%、「ないが、今後検討したい」が3.1%でした。約3割強の企業が学卒に隔てなく昇進昇格ができている一方で、影響がある企業も存在することがわかります。


4.あなたの会社で高卒独自の研修を設けていますか。(n=147 ※高卒採用実施)

[画像4: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-325438-4.png ]



所属する会社で高卒独自で研修を設けているか質問したところ、「設けている」44.9%、「設けていないし、検討していない」が32%、「設けていないが、今後検討したい」が23.1%でした。高卒独自の研修については存在しているもしくはする必要があると、企業としての受入態勢の整備に前向きであることが見て取れます。


5.新卒採用(大学・大学院・短大・専門学校卒)の課題に感じているところを教えてください。(n=313)

[画像5: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-414692-5.png ]


6.高卒採用の課題に感じているところを教えてください。(n=147)

[画像6: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-369518-6.png ]


5、6の設問を比較すると、いずれも学生・生徒との接点や応募の少なさに課題が集まっています。しかし、高卒採用は採用活動の手法が大卒採用と比較し少ないことから、採用活動導入である高校訪問や知名度に課題が偏る傾向があると言えます。


7.新型コロナウイルスの影響が高卒採用にどのように影響していますか。(n=122 ※高卒採用実施)

[画像7: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-490831-7.png ]

新型コロナウイルスの高卒採用への影響について質問をしたところ、第1位が「採用スケジュールの見込みが立たない・後ろ倒しになっている」が49.2%、第2位が「合同説明会など、採用イベントへの参加ができない」46.7%、「高卒採用数の予定が立てられない状態となっている」が36.9%で、「採用数の縮小の検討」は26.2%でした。


8.新型コロナウイルスの影響による新卒採用実務上の課題をお答えください。(n=327)

[画像8: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-574802-0.png ]

新型コロナウイルスの影響による新卒採用実務上の課題を質問したところ、第1位が「オンライン設備の導入」「WEB面接での判断」38.2%、第2位が「採用の動き方が分からない」32.1%でした。


<アンケート調査結果を受けて>

本アンケート調査によると、 高卒新卒採用において、従来からの課題である「生徒との接点の確保」もありつつ、新型コロナウイルス感染の影響で「採用スケジュールの見込みが立たない・後ろ倒しになっている」、「合同説明会など、採用イベントへの参加ができない」など、今後の採用活動に不安を抱えている企業が多く見て取れます。

しかし、募集人員については、高卒新卒採用は、大卒を含めた新卒採用全体の傾向よりもコロナの影響は小さく、学歴で昇進昇格を判断しない企業、 高卒独自の研修を設けている企業も多く存在することから、高卒人材への期待感も見て取ることができます。

上記を踏まえ当社では、LINE就職相談やオンラインでの高校訪問サービスなど「withコロナ」の新しい時代の変化に即したサービスの継続開発とともに、高校生・先生・保護者への就職情報発信や就職サポート、合同企業説明会など従来からのサービスの強化を通じ、高校生、先生、企業のそれぞれに出逢いの機会をより多く創出して参ります。

◆回答者属性

[画像9: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-866542-8.png ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-947276-9.png ]

[画像11: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-153630-10.png ]

[画像12: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-366749-11.png ]


<ジョブドラフトについて>
当社では、就職する高校生が学歴や「高卒」という偏見に捉われることなく、自己決定の上希望を持って社会に出ること、企業が若手採用を継続すること、これらを実現するために、高卒採用にまつわる社会課題の解決に取り組んでおります。
掲載数No.1の高校新卒の求人サイト「ジョブドラフトNavi」の運営や合同企業説明会等の運営を通じ、高校生への就職情報提供、高校の進路指導サポート及び、企業の高校新卒の採用支援や人材の定着支援を行っています。2020年4月末現在、延べ2,500社の企業にご活用頂いております。

●掲載社数No.1サイト 高校生の就職を支援する「ジョブドラフトNavi」
https://job-draft.com/
[画像13: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-832506-12.png ]

これまで文字情報のみだった企業の「求人票」の情報を、高校生目線で取材・掲載します。高校生目線を重視した会社の雰囲気・先輩インタビューなど写真や動画を用いて紹介することが可能です。7月の求人情報解禁後は求人票をダウンロードできるので、そのまま進路指導の先生に相談し、職場見学や応募をしていただけます。

企業掲載には、求人情報と画像の掲載するフリープラン、企業の強み、PRポイント、先輩の声の掲載、写真画像増加の掲載や、マイページでの求人状況管理ツールを使用できるライトプラン、さらに戦略立てやノウハウや学校情報の提供を行うサポートプランがあります。

●高校生と企業が直接交流できる合同企業説明会「ジョブドラフトFes」

[画像14: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-369016-13.png ]

高卒求人予定の企業を集めた国内最大級の就職活動イベントです。高校生は1日で多くの企業と出会えるため、求人票だけでは得ることのできない会社の雰囲気や情報が得られます。2019年は東京・大阪・福岡にて5回開催し、参加企業325社、のべ参加者数1,552名を動員しました。2020年は7月より全国13都市で開催を予定しております。

●採用活動状況に合わせた柔軟なサービスラインナップ
求人サイト掲載やイベントだけではなく、学校情報の提供、高卒採用戦略セミナー、求人票アドバイス、求人票発送代行、採用ツール制作など高校新卒採用に関わる様々なサポートとノウハウを採用ご担当者様に提供しています。

●ジョブドラフト出張授業 「就職サポートプログラム」一人ひとりに合わせた就職相談 「個別相談」

[画像15: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-783350-14.jpg ]

キャリアコンサルタントが高校のキャリア授業に取り入れることのできるジョブドラフトの学校出張・オンライン授業や、対面やオンラインで個別就職相談を行っています。進路相談や就職先探し、面談練習、履歴書の書き方など、生徒一人ひとりに寄り添ったサポートをしています。

●入社後の定着支援 「ルーキーズクラブ」

[画像16: https://prtimes.jp/i/48030/13/resize/d48030-13-760212-15.jpg ]

人事の悩みである高卒人財の入社後の育成・定着をサポートする、1年間を通じた研修とメンテナンスサービスです。2020年はオンライン開催も活用し東京・大阪で実施しております。
高卒1年未満の早期離職は大卒の11.4%と比較し17.4%(※)と高く、よりきめ細やかなフォローが必要です。集合研修、チームごとの研修の中でファシリテーターが付き、メンテナンスのサポートを行います。
※新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況) 厚生労働省発表


<会社概要>
◆株式会社ジンジブ  https://jinjib.co.jp/
本社所在地:東京都港区浜松町2丁目7-19 KDX浜松町ビル5階
代表取締役:佐々木 満秀
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
資本金:9,800万円

2016年「革新ビジネスアワード2016」(主催:イノベーションズアイ、フジサンケイビジネスアイ[日本工業新聞社])にて「よい仕事おこし賞」、2017年「第106回かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」(主催:公益財団法人 川崎市産業振興財団)にて「かわさき起業家優秀賞」を受賞。

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