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Space BD、JAXAより新型宇宙ステーション補給船HTV-X 1号機における超小型衛星放出技術実証ミッション事業を受託

PR TIMES / 2020年10月29日 16時45分

宇宙商社として衛星インテグレーション等を行う唯一の実施企業に選定

Space BD株式会社は、JAXAより、新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)1号機で行う超小型衛星放出技術実証ミッション事業を受託し、搭載衛星インテグレーション等を行う唯一の実施企業として選定され、契約を締結いたしました。



Space BD株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永崎将利、以下”Space BD”)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下”JAXA”)より、新型宇宙ステーション補給機(以下”HTV-X”)1号機で行う超小型衛星放出技術実証ミッション事業を受託し、搭載衛星インテグレーション等を行う唯一の実施企業として選定され、契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/50164/13/resize/d50164-13-519373-0.jpg ]


HTV-Xからの超小型衛星放出技術実証は、HTV-Xの特長である自在な飛行能力を活かし、ISSよりも高い高度から衛星を放出することにより、超小型衛星放出の新たな需要を引き出す目的で実施されます。Space BDは日本唯一の専業宇宙商社として、当ミッションにおいて、ユーザーの開拓からユーザインテグレーションサービス、JAXAへの衛星引渡しまでを一気通貫で執り行う予定です。

また、今回の取り組みは、今後JAXAが行う衛星放出システムの開発段階から衛星放出事業の実施企業であるSpace BDが関与する新たな枠組みで実施され、JAXAとSpace BDの双方が協力し、衛星搭載ケースの仕様調整や衛星放出に係るプロセスの構築を行います。

HTV-Xは、国際宇宙探査への展開も視野に入れ、今後、自動ドッキング技術等を新規獲得し、月周回有人拠点「ゲートウェイ」への物資補給を目指しています。HTV-Xに衛星放出能力が備われば、月周回軌道からの衛星放出といったミッションへの活用も期待されます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/50164/13/resize/d50164-13-379034-1.jpg ]

Space BDはこれまでに、JAXAによる民間開放案件である国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」(以下”「きぼう」”)からの衛星放出事業、「きぼう」船外実験設備利用事業、及びH-IIA及びH3ロケット相乗りによる衛星打上げ機会の提供事業の大型案件3件を民間事業者として受託しており、それらを含めて合計52機の衛星打上げサービス事業を受注しています。今回の選定を契機に、Space BDは国内外のユーザーに対してより多様な打上げ手段の提供を実現すると同時に、日本が保有する複数の輸送手段のユーザーインターフェースを統一させること等により、宇宙環境を利活用するユーザーにとって使い勝手の良い打上げサービス体制の構築を加速させる所存です。


代表取締役社長 永崎 将利のコメント

[画像3: https://prtimes.jp/i/50164/13/resize/d50164-13-849704-2.png ]

「今回JAXA様より選定いただいたHTV-X1号機からの衛星放出ミッションは、当社主力事業である衛星打上げサービス及びISS利用サービスにおいて培ってきた営業力と技術力が存分に活かせるものであり、JAXA様との協調のもと、成功に向けて全力で取り組んでまいります。またHTV-Xは、地球低軌道での経済圏確立のためのプラットフォームとして、また月以遠探査を支えるテストベットとして大きな発展可能性を持つ、我が国が誇る宇宙資産であると考えています。今回の選定をきっかけに、その価値最大化に資する取り組みをベンチャー企業ならではの発想とコミットメントにより進めていく所存です。」

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