アイリックコーポレーション、ジェイアイ傷害火災と、AI-OCRを活用したIF-InsurTech(R)火災保険AIスキャンサービスの共同開発に合意
PR TIMES / 2023年12月21日 14時15分
株式会社ドコモ・インシュアランス (以下ドコモ・インシュアランス)は、株式会社アイリックコーポレーション(本社:東京都文京区 代表取締役:勝本竜二、証券コード:7325(以下、「アイリック社」)とジェイアイ傷害火災保険株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役 兼社長執行役員 金子和彦、(以下「ジェイアイ傷害火災」)の3社間においてAI-OCRを活用した“IF-InsurTech(R)火災保険AIスキャンサービス”の共同開発に合意したことをお知らせいたします。ジェイアイ傷害火災はファーストユーザーとしてこのサービスを導入し、運用を開始する予定です。
【背景】
従来、住宅ローンの借入期間に合わせた長期契約(35 年等)が主流の火災保険ですが、自然災害の増加等により 2015年に最長10年の契約に改定、2022年には最長5年へと、保険期間を短くする商品改定が相次いでいます。そのため2025年、2027年には通常年よりも多くの満期契約が流通することになります。また、台風・豪雨による自然災害の増加は、保険会社の保険料にも影響し、更新時の保険料アップによる、お客さまの保険内容の見直し・切り替えニーズが増加すると予測されます。
火災保険の見積もりには様々な情報入力(物件の築年数・構造・面積など)が必要となりますが、今後は保険会社・保険代理店ともに、よりお客さまの負担軽減を求められるため、当社はAI-OCRを搭載した“IF-InsurTech(R)火災保険AIスキャンサービス”を開発し、この課題を解決してまいります。
【IF-InsurTech(R)火災保険AIスキャン(API型)サービス詳細】
お客さまの証券写真や証券画像を送信頂くと、AI-OCR技術(*1)とドコモ・インシュアランスの自動解析技術を使って証券記載内容を読み取り、見積もりに必要な情報に変換しその解析結果を応答する(JSON形式データ)サービスです。
また解析結果については、これまで23年に渡ってドコモ・インシュアランスが蓄積してきた保険販売のノウハウをシステムにインプリメントすることで保険会社毎の証券の表記方法の違いを吸収し、共通コードでの応答を実現しておりますので、本サービスを利用される保険会社や保険代理店等の各社さまは保険会社毎の違いを意識する必要がなくなる点が大きな特徴です。
これにより、保険会社の代理店システムやWeb申込システムとの連携が可能となり、既存のUI/業務の中に本サービスを組み込んで頂くことで、より簡単にスピーディーにお客さまへ見積額を提示できるようになりました。
【サービスの特徴】
・国内損保4社(東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険)の保険証券を読み取ることができます。
・保険会社毎の証券の表記方法の違いを吸収し、共通コードでの応答を実現しております。
・写真撮影時の多少のずれや証券自体の折れ・まがりなどはAIが自動補正して読み取ります。
・読み取れるレイアウトが固定化されていないので、デザインが変更された証券でも対応いたします。
【IF-InsurTech(R)火災保険AIスキャンサービス(API型)】
[画像: https://prtimes.jp/i/53150/13/resize/d53150-13-9ad321b0cdaee8ae95ab-0.png ]
【今後の展開】
本サービスは、保険会社など金融機関、保険代理店、不動産関連企業へのご提供を主に想定しております。今後もAPIによる保険業界のDX化を優先テーマとし、InsurTechの活用によるサービス品質の向上、利便性向上への取り組みを継続して、お客さまに安心とゆとりをお届けしてまいります。
【用語解説】
・ InsurTech
Insurance(保険)とTechnology(テクノロジー)から成る造語。保険版のFintechのこと。
・ AI(Artificial Intelligence)
人間の知的活動の一部を人工的に再現したソフトウェアを指す。近年はディープラーニングという人間の神経細胞(ニューロン)の仕組みを模した多層のニューラルネットワーク技術を用い、コンピューター自らがデータに含まれる潜在的な特徴をとらえることが可能となっている。
・ OCR(Optical Character Recognition)
光学式文字読み取り装置。印刷物などの文字を、光を当てることで読み取り、テキストデータに変換する仕組み。
・ RPA(Robotic Process Automation)
ソフトウェアロボット又は仮想知的労働者と呼ばれる概念に基づく、事業プロセス自動化技術の一種。
【補足】
(*1)株式会社アイリックコーポレーションが開発した技術
【株式会社ドコモ・インシュアランスについて】
本社:〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-14-10
代表者:代表取締役社長 高橋英行
設立:2000年9月14日
資本金:4億9千5百万円
ホームページ:https://www.docomo-insurance.co.jp/
ドコモスマート保険ナビ:https://hoken-navi.docomo.ne.jp/
ASPサービス:https://if-insurtech.docomo-insurance.co.jp/
事業内容:
損害保険代理業務
金融業務及びこれに関するコンサルティング業務
保険代理店ならびに金融業界向けASPサービスの提供
情報提供サービス業、情報処理サービス業
テレマーケティング事業
人材育成および、能力開発に関する研修の企画、制作、運営
【株式会社アイリックコーポレーションについて】(東京証券取引所 グロース市場:証券コード 7325)
本社:東京都文京区本郷二丁目27番20号 本郷センタービル4階
設立:1995年7月
代表者:代表取締役社長 勝本竜二
資本金:13億5,478万円
事業内容:
個人及び法人向けの保険販売を行っている保険販売事業
保険代理店やその他の保険販売会社に対して保険に関するソリューションを提供するソリューション事業
システム開発等を行っているシステム事業
サービスサイト:
インシュアテックソリューション:https://hs.irrc.co.jp/
日本初*の保険ショップ『保険クリニック』:https://www.hoken-clinic.com/
スマートOCR(R)(非定型AI-OCR):https://www.smartocr.jp/
*「日本初の来店型乗合保険ショップチェーン※」
※店舗数11店舗以上または年商10億円以上をチェーン店と定義 東京商工リサーチ調べ(2018年6月)
【ジェイアイ傷害火災保険株式会社について】
本社:東京都中央区晴海1-8-10晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 16階
設立:1989年7月20日
代表者:代表取締役 兼社長執行役員 金子和彦
資本金:50億円
事業内容:損害保険事業
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