InMobi、iOS上のプログラマティック広告を強化：InMobi DSPをSKAdNetwork4.0に対応、iOS向け新入札機能の提供を開始

Apple社のプライバシーファーストのビジョンを推進、SKAdNetwork環境下でのパフォーマンス最大化を実現

モバイルマーケティングのリーディングカンパニーであるInMobi（https://japan.inmobi.com/、本社：シンガポール、日本法人:東京都千代田区、カントリーヘッド：井料武志、読み方：インモビ、以下InMobi）はこの度、iOSマーケティングにおいて、Apple社が発表したSKAdNerwork4.0(以下SKAN4.0)へのInMobi DSPの対応完了と、プライバシーファーストに準拠し、ユーザーを特定することなく、パフォーマンスを最大化できる新たな入札機能の提供を開始したことを発表しました。この画期的な自動入札機能は、プライバシーの確保されたデータシグナルのみを活用することを意図して、新たにゼロから構築しており、これまでInMobiが提供してきたDSPとは別のソリューションとして提供します。

SKAN 4.0では、従来のバージョンと比較して、キャンペーンの最適化や測定、分析のための機能が大幅に強化されました。Apple社が昨年末に発表した時点から、マーケッターからの評価も高く、iOSマーケティングの今後の飛躍的な発展が期待されています。世界において、モバイル広告費がデジタル広告費全体の68%を占める昨今、InMobiはSKAN 4.0の効果の最大化を実現できるよう、プライバシーファーストの時代に対応した専用ソリューションを提供します。

2020年にApple社がプライバシーファーストの方針を掲げ、SKAN 2.0を提供してから、InMobiはいち早くそれに対応し、iOSの追跡型広告制限（LAT）ユーザーへの入念なテストを実施することにより、広告識別子（IDFA）への依存を避けたキャンペーン最適化を進化させてきました。この取り組みの結果、InMobi DSPの売上シェアにおけるiOSの比率は約80%に達しています。これによりInMobiでは、SKANに対応したiOSキャンペーンのデータが大量に蓄積されることになり、AIによるデータの機械学習を進めていくことで、パフォーマンスを大幅に向上させると言う好循環が生まれました。今回、新たに提供を開始した自動入札機能は2023年に開始以来、既に約150万のiOSインストールを実現しています。

InMobi の日本のカントリーヘッドを務める井料武志は次のようにコメントしています。「私たちは、今回の発表が、とりわけiOSの利用者が多い日本の広告主にとっても大きな意味を持つと確信しています。Apple社の厳格なプライバシーポリシーを遵守しながらも、広告主は大きなマーケティング上の成果を得ることができるからです。」

また、InMobi DSPの収益および運用担当バイスプレジデントを務めるNavin Madhavan（ナビン・マダヴァン）は次のようにコメントしています。「Apple社が初めてATTとSKANについて発表した当時、マーケッターの業務は一層複雑化しました。InMobiはこうした状況こそ、アプリ向けの広告商品のラインナップを拡張するチャンスだと捉えました。これらの広告商品群は、プライバシーが重視される新たなゲームチェンジの環境下でメディアバイイングと最適化を強化することができるからです。広告主との緊密な関係性を通じ、InMobiのメディアバイイング、プロダクト、エンジニア、データサイエンスの各チームは、Apple社のプライバシー保護のアトリビューションフレームワークに対する専門知識を深めることができました。これにより生まれた独自のソリューションは、成長を続けるトップクラスのアプリのマーケッターがApple社の厳格なプライバシーの枠組を順守しつつ、iOSでのKPIを常に上回る成果を収められるようサポートしています。」

InMobiのDSPはトップクラスのあらゆるモバイルアドエクスチェンジに組み込まれています。新しいSKANに特化したDSPの入札機能は、今回リリースされた4.0バージョンを含む、Apple社のアトリビューションフレームワークで現在リリースされている全てのバージョンをサポートしています。SKAN 4.0は従来のバージョンよりも迅速かつ頻繁に、キャンペーンのパフォーマンスに関する詳細なデータを提供し、ユーザーのプライバシーに配慮しつつ、より強力な最適化と測定の機能を実現します。これにより、マーケターはiOSアプリの今後の成長性に対し再び期待を持ち始めています。

M&C Saatchi Performanceでメディアインベストメントのディレクターを務めるAdrienne Rice（エイドリアン・ライス）氏は次のように述べています。「SKANの従来のバージョンは導入が一様に進んでいるとは言いがたいものでしたが、SKAN 4.0ではついに局面が転換し、広告主による採用が拡大すると思われます。こうした有意義な改善のおかげで、機能面でのギャップが縮小され、パフォーマンスについてのデータが迅速、頻繁、かつ予測通りに提供されるようになります。広告主や代理店にとって、SKANに関する豊富な専門知識やソリューション、実績を持つメディア、測定、レポートのパートナーと連携することは、かつてないほどに重要性を帯びています。」

SKAN 4.0の注目すべき機能強化は、以下の通りです。

複数イベントポストバック計測：インストール後のイベント計測が3回に拡大
階層的ソースID：最適化のためのキャンペーン上の設定方法が従来の100通りから、10,000通りに拡大
階層的コンバージョン：パフォーマンス分析のためのデータ粒度の大幅な向上
Safariの利用が可能に：アプリ在庫に加え、Safariのウェブ在庫での利用が可能に


今後もSKANの新機能がリリースされる際には、InMobiは主要アプリ広告主、パブリッシャー側のパートナー、主要MMPと緊密に連携し、迅速に対応してまいります。SKANキャンペーンに関する広告事例や、SKAN 4.0の導入に関する詳細は、InMobiのSKANリソースセンター（https://go.inmobi.com/performance-marketing/）より確認できます。


InMobiについて
InMobiは世界中のあらゆる産業の成長を促進する、コンテンツやマネタイズ、マーケティングに関するテクノロジーのトップクラスのプロバイダーです。エンドツーエンドの広告ソフトウェアプラットフォーム、コネクテッドコンテンツ、コマースエクスペリエンスを世界中の企業に提供することにより、ユーザーの活動を促し、真のつながりを生み出し、多様な収益源を実現します。マーケッター、コンテンツクリエイターなどの信頼性と透明性に優れたテクノロジーパートナーとして、InMobiはモバイルに関する豊富な専門知識と独自のリーチを提供し続けます。本社をシンガポールに置き、サンフランシスコ、ロンドン、バンガロールをそれぞれ地域のメインオフィスとしています。東京のほか、ニューヨーク、シカゴ、カンザスシティ、ロサンゼルス、デリー、ムンバイ、北京、上海、ジャカルタ、マニラ、クアラルンプール、シドニー、メルボルン、ソウル、ドバイでも拠点を展開しています。詳細はhttps://japan.inmobi.com/にて確認できます。

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