VRで実際に起こったクレーン事故を体験できる、「リアルな操縦+危険体験」による効果的なVRトレーニングを公開
PR TIMES / 2024年12月16日 11時45分
古河ユニック監修による「事故事例による危険体験」第一弾を「小型移動式クレーンVR訓練システム」内コンテンツとしてシンフォニアが発表
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71147/13/71147-13-b4e04d475d1e2691450be4fa5cb6fc8a-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「古河ユニック版 小型移動式クレーンVRトレーニング」事故体験の様子
XRコンテンツ開発を手掛けるシンフォニア株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役:瀬戸 豊)は、2024年6月に発表を行った「小型移動式クレーンVRトレーニング(https://crane-vr.com/)」のアップデートコンテンツとして、「事故事例による危険体験」を公開しました。
このコンテンツは、「自らの操縦により事故が起こるVR体験」という点が特徴であり、開発にあたっては、小型移動式クレーン市場において国内最大シェアを誇る古河ユニック株式会社が監修をしました。
現場作業では「確認作業の怠慢」や「時間短縮を優先した準備不足」が事故の背景にあることが多いとされています。このような背景を踏まえ、本VR体験では作業の安全性を確保するための適切な手順を学ぶと同時に、事故の恐ろしさを体感することで、意識改革を目指します。
開発の背景
小型移動式クレーンを起因とした死亡災害件数は、移動式クレーン構造規格の改正(モーメントリミッターの装着義務)や、小型移動式クレーンメーカーの努力により年々減少傾向にありますが、未だに年間数件発生しているのが現状です。
その中でも特に多い災害が、アウトリガーの張り出し不足や軟弱地盤への足場の設置による、機体の転倒が発生し、車体やつり荷と挟まれて亡くなってしまうものです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71147/13/71147-13-98b44ab28eef5d241819dc3f0f34cf90-2151x868.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2006年から2022年までの小型移動式クレーンを起因とする死亡事故件数(グラフ)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71147/13/71147-13-d959915267f63913d460069b11ee931c-2241x576.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2006年から2022年までの小型移動式クレーンを起因とする死亡事故件数(表)
「小型移動式クレーンVRトレーニング」について
当社は、VR内で実機さながらのリアルな操縦トレーニングを行うことの出来る「小型移動式クレーンVRトレーニング」を2024年6月より提供しております。VR内の操縦に使用するラジコンは、古河ユニック株式会社が販売している「液晶ラジコンJOY」の実機、もしくは当社が開発した「VR用スイッチ式ラジコン」の2つから選択できます。現実の操縦に限りなく近いVRトレーニングが可能という点、VRトレーニングのため初心者でも安全にトレーニングを行える点をご評価頂き、物流業界や建設業界を中心にご利用頂いております。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71147/13/71147-13-84c0d747c4cc5b3618cf3939688f5680-1920x1517.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「液晶ラジコンJOY」を使用した「小型移動式クレーンVRトレーニング」
操縦をしながら体感できるVR事故体験コンテンツの詳細
VR事故体験の第一弾として、「アウトリガー張り出し不足による事故事例 ~荷台から滑り落ちてきた鉄骨に挟まれた事故事例~」をリリースいたしました。実際に発生した事故事例を元にしたシナリオとなっており、VRで再現するにあたっては細部の描写について古河ユニック株式会社が監修を行っています。
従来型のただ見るだけの事故体験ではなく、VRでのクレーン操縦の過程で事故を体験することで、準備不備や危険操作がどのようにして重大なリスクにつながるかを実感できます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71147/13/71147-13-13315274af0718b62d3a4b6e861beaac-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
VR事故体験 導入部分の様子
事故体験VRは以下の流れに沿って進行します。
1.シチュエーション確認
まず、自身(作業者)がどのようなシチュエーションかを確認します。今後追加される事故シナリオごとに、作業を行う場所や積み荷、他の作業員の有無等が変化します。
2.作業開始
ラジコン(液晶ラジコンJOY、もしくはスイッチ式ラジコン)を使用して、VR内で荷の積み下ろし等の作業を行っていただきます。一部危険な作業がありますが、時間がなく焦っていたり、危険と認識せずに作業を進めます。
3.事故発生
VR内で行った作業に応じて、事故が発生し、事故が発生する瞬間の衝撃をリアルにご体験頂きます。発生する事故は、今後は様々な要因によるケースを追加していく予定です。
4.事故の振り返りと学習
事故発生後、なぜ事故が発生したかの振り返りを行います。第三者視点で操縦シーンを見ながら、どこに問題があったかの解説を聞くことで、事故シーンを追体験し、安全手順の必要性を再確認します。
VRにて予め作業者に危険な事故を体験させることで、現場での危機意識や安全意識を向上させることができます。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71147/13/71147-13-36bc453740f6af401e69e596a84d2e60-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
事故の振り返りと学習の様子
今後の展開
今後実際に発生した事故事例を題材にし、年間3~4本の事故体験コンテンツを追加していく計画です。
このVRによる事故事例体験はサブスクリプション型のオプションとして展開し、今後追加されていく事故体験コンテンツも含め全てサブスクの月額費用内でご体験頂けます。
この「事故事例による危険体験」は実際の事故を忠実に再現し、その恐ろしさをリアルに体験することで、作業員に対して安全遵守の重要性を訴求します。当社は「小型移動式クレーンVRトレーニング」を通して、より安全な職場環境の構築に寄与することを目指します。
現場での事故を一つでも減らすために、ぜひこの当社の「小型移動式クレーンVRトレーニング」をご活用ください!
会社概要
■シンフォニア株式会社について
本社所在地:東京都府中市宮町2-15-13 第15三ツ木ビル3F
代表取締役:瀬戸 豊
設立:2014年5月
「小型移動式クレーンVR訓練システム」公式HP:https://crane-vr.com/
「ラジコン版クレーンVR訓練システム」パンフレット:https://sinfonia.biz/download/cranevr/CraneRadicon_flier.pdf
会社ホームページ:https://sinfonia.biz/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ジョリーグッド、製造業向けVRを提供開始
PR TIMES / 2024年12月18日 14時15分
-
360Channel、オリジナルチェーンソー型コントローラーで体験する伐採体験VRとフルCGで再現した高性能林業機械ハーベスタを操縦体験できるドーム投影型コンテンツをTOKYO MOKUNAVIと開発
PR TIMES / 2024年12月17日 15時15分
-
電動パワーユニット搭載「移動式クレーンURW507C」レンタル開始
PR TIMES / 2024年12月16日 15時15分
-
交通安全教育VR「Dri-VR(ドライバー)」外国人ドライバー学習VR「日本の交通ルール(基本編)」リリースのお知らせ
PR TIMES / 2024年12月4日 12時44分
-
水中調査・計測・撮影業務の効率化する水中ドローンを専用コースで体験できる無料イベントを12月5日(木)より埼玉県春日部市で定期開催
PR TIMES / 2024年11月25日 11時45分
ランキング
-
1パナソニック「40年超」続いた品質不正の全実態 約5200製品が該当、海外工場へ不正を"輸出"
東洋経済オンライン / 2024年12月19日 8時30分
-
2LINEヤフーが買収との報道、「きょうの取締役会で決議」とビーノス
ロイター / 2024年12月19日 13時33分
-
3「吉野家」ついにクレジットカード決済導入 「はなまるうどん」も
ORICON NEWS / 2024年12月19日 11時30分
-
4「オーケー」が大阪に上陸、開店前に“300人行列”の熱気 社長「競合より高ければ値下げ」の気迫
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月19日 8時0分
-
5ヤマト運輸の委託見直し打診、日本郵政社長「ヤマト側の事情」…ヤマトは「従前より配達日数が伸びている」と説明
読売新聞 / 2024年12月18日 20時28分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください