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「聴いてもらえる時間が誰にとっても当たり前のようにある社会へ」企業理念を刷新。シリーズBで3.2億円を資金調達

PR TIMES / 2024年6月4日 12時45分

プロダクト名と内容を変更。価格を約半額の「月額1万円~」に大幅改定し、企業での大規模導入を加速

社外人材によるオンライン1on1サービスを提供するエール株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:櫻井 将、以下「エール」)は、11回目の設立記念日を迎える2024年6月4日、企業理念を一新します。

この理念が広がる社会を実現するため、インパクト投資のはたらくFUND(新生企業投資グループ及び一般財団法人社会変革推進財団)をリード投資家として、池森ベンチャーサポート合同会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、SG インキュベート株式会社、株式会社NCBベンチャーキャピタル、株式会社バリュークリエイト、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社ほか個人投資家からの第三者割当増資を合わせ、シリーズB総額3.2億円の資金調達を完了、あわせて既存株主よりKeppleLiquidityファンドが株式を取得しましたことをお知らせいたします。

2021年1月のシリーズA資金調達後、当社サービスの利用人数は3年間で約280%増、累積セッション数はまもなく10万件となります。シリーズB資金調達後、プロダクト名・内容の変更と提供価格を下げることにより、企業での大規模導入のニーズに応えてまいります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/73135/13/resize/d73135-13-fa218959086f0b340fce-8.png ]

1.新企業理念
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/73135/table/13_1_c6f3b231175e7fc6e0816fd4549ae8cb.jpg ]


2.シリーズB資金調達
調達金額:3.2億円(累計資金調達額5.2億円)
シリーズB主要株主(敬称略、リード投資家を除き五十音順):日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合、池森ベンチャーサポート合同会社、SMBCベンチャーキャピタル7号投資事業有限責任組合、SGインキュベート第1号投資事業有限責任組合、NCBベンチャー投資事業有限責任組合、株式会社バリュークリエイト、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、個人投資家

3.プロダクト名・価格の全面改定
これまで「YeLL聴くトレ」と「伴走YeLL」の2プロダクトを展開してきましたが、お客さまの要望を受け「伴走YeLL」を2つに分け、計3つのプロダクトにリニューアルしました。また、これまで「月額2万円~」だった1人当たりの単価を、「月額1万円~」(税抜)に大幅に改定いたしました*。今回のプロダクト・価格の改定により、大企業における大規模導入が可能になり、「聴いてもらえる時間が誰にとっても当たり前にある」ことによる、主体性あふれる職場づくりとエンゲージメント向上、組織改善の効果を促進します。
*1プロジェクトあたりの導入規模に応じて単価は変動いたします

YeLL聴くトレ  :聴く力を高める/傾聴力研修
YeLLキャリトレ :キャリア思考力を伸ばす/キャリア自律研修
YeLLフィールド :座学の学びを現場で活かす/実践力研修

■新企業理念に込めた想い
聴いてもらえる時間が 当たり前のようにある社会へ
はたらく人と組織のビジョンが重なる主体性あふれる職場づくりが、企業価値の向上につながる

人的資本開示の義務化、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進を背景に、企業におけるキャリア自律支援、リスキリング、社内1on1などの組織改善に向けた動きは非常に活発です。HRテックも普及し始めたことで、人事業務、マネジメントタスクは一定の軽減効果が見込める一方で、社員のエンゲージメント、組織改善の効果を実感できている企業はまだそれほど多くないのではないでしょうか。

エールが提供してきた社外人材によるオンライン1on1サービスは、2018年からの導入組織数273、聴き手となるサポーターは3,500名を超え、1on1の累計セッション数は、まもなく約10万件となります。「聴く」という行為はコミュニケーションの基本であり、その重要性は少しずつ理解が浸透してきているものの、「聴く」を大切にすることが、事業成長や企業価値の向上につながることは、まだあまり知られていません。当社はこれまでの多くの導入実績から、聴くことを「文化」レベルにまで落とし込んだ組織をつくることが、企業価値の向上につながると強く実感しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/73135/13/resize/d73135-13-652d2cdd3a14acf6cd58-0.png ]

■エールの社外人材1on1による対話では 思考・感情・行動に変化が見られる
株式会社パーソル総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:萱野博行)が3月29日に発表、エールも設計に関わった「職場の対話に関する定量調査」では、上司との面談で、自分の本音・本心を話す割合は「2割未満」と回答した人が51.2%にのぼりました(下図円グラフご参照)。解析の結果、キャリアの主体性の欠如、時間の裁量権の欠如、業務の自律性の欠如が強い職場は、 本音を言う事へのリスク意識を上げていることが示されました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/73135/13/resize/d73135-13-d62579e4ba8cc4dcec55-0.png ]

いっぽう、同じ調査の補論で、エールの定期的な複数回のオンラインセッション4,015人分のデータを分析したところ、外部人材との対話を定期的に続けることにより、約8割の人に思考と感情、行動の変化がみられたことがわかりました(下図3つの円グラフご参照)。具体的には「自己のキャリアを見つめ直すことで、改めて会社との繋がりを考え直すことができた」「部下の話の聴き方が変わり、若手の意見を取り入れることでチームの雰囲気が前向きになった」といった意見が寄せられています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/73135/13/resize/d73135-13-37819809a72a4021e9a5-0.png ]

社内の上司と部下では本音・本心を話せない構造の課題を、利害関係のない社外の第三者に話を聴いてもらえる時間をもつことで解消し、主体性あふれる職場を増やしていけると考えています。
*エールにて主に隔週ペースで行われた4,015人分の対話セッション22,758分を分析(2022年4月-2023年8月)
https://rc.persol-group.co.jp/news/202403291000.html

創業当時から「聴くこと・聴いてもらうこと」を大切にしてきたエールですが、この度シリーズB調達を実施し、事業をさらに拡大するステージに立った今だからこそ、改めて、「聴いてもらえる時間」の提供による、「はたらく人と組織のビジョンが重なる、主体性あふれる職場づくり」を通じた企業価値の向上を、企業理念に掲げることにしました。組織改善の基盤として、より多くの職場で主体性を発揮してイキイキとはたらく人が増える社会を目指します。

■メッセージ
代表取締役 櫻井 将さん
[画像5: https://prtimes.jp/i/73135/13/resize/d73135-13-8aa2ce43271be495f6ad-7.png ]

エールが生み出した累積でのセッション数が間もなく10万件に達しようとしています。エールに関わろうと決めた時に描いていた未来でしたし、株主の皆さんからの期待よりは少しゆっくりではありましたが、着実にエールの望む未来が実現してきていること、本当に嬉しく思っています。
これまでエールを一緒に育て、つくってきてくださったお客さん・株主の皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。そして、共にエールに関わる社員・業務委託とサポーターにはここでは伝えきれないので、この機会にいま考えていることを文字にしました。お時間がある時にみていただけると嬉しいです。
https://widget.yell4u.jp/pdf/YeLL_VM_2024.pdf
引き続き、社会にインパクトを届けるべく、それぞれの関わり方でエールとの旅路を一緒に楽しんでいきましょう!

取締役 篠田真貴子さん
[画像6: https://prtimes.jp/i/73135/13/resize/d73135-13-ebdf882d456a16e01cc4-8.png ]

新しい企業理念および資金調達の発表ができることに感謝しています。3年前は「聴く」ことの重要性を理解してもらうのは簡単ではありませんでした。しかし、今では多くの企業が1on1などを通じてはたらく人の「聴いてもらえる時間」に投資し、その変化を実感しています。
この3年間で、エールは多くの議論と対話を通じて成長し、仲間も増えました。「聴くこと」の重要性はそのままに、提供価値をより明確にできるようになりました。お客様とサポーターの皆さんに声を聴かせて頂いた結果です。
エールは「聴いてもらえる時間」が誰にとっても当たり前のようにある社会を目指し、今回の資金調達を通じて、さらに多くの人々の主体性あふれる職場づくりを支援していきます。

■資金調達の背景と目的 = 組織に大規模に導入し、事業をスケールする基盤整備
当社サービスは、トヨタ、パナソニック、三菱重工、JT、IHI、ヤマハ、東武鉄道など、273の組織*で導入されてきました。その中でも、数百名単位での大規模組織での導入実績を踏まえ、エールのプロダクトは組織全体で広く一気に実施することで、「聴いてもらえる時間」の効果を強く実感できることがわかってきました。(*2024年5月現在/同一企業で2つの組織が導入した場合、2としてカウント)

組織で一気に大人数への導入が可能なエールの強みとして、聴く力に長けた社外人材であるサポーター数の拡大と、研修・動画コンテンツのオンライン学習「YeLL聴くトレ」の提供開始があります。短期的な研修ではなく、研修と実践を繰り返し定着させる仕組みを提供することで、一過性ではない、組織の聴く力向上につながります。

コーチング、1on1支援サービスなど、聴くことを大切にするサービスは他にもありますが、心理的安全性を確保できる社外人材に聴いてもらえる体験、それを組織全体に同時に広く提供できるのはエールの大きな特徴です。
こうしたエールの競争優位性、スケーラビリティ、社会的インパクトに理解をいただいた投資家の皆さまと一緒に、エールが描く未来へともに歩んでまいります。

■出資者の皆さんからのメッセージ
新生インパクト投資株式会社および一般財団法人社会変革推進財団 山田 宏弥さん
2020年の初回出資以降、1on1セッション数・導入企業数の大きな伸びを通じ、個人・組織のポジティブな変化に貢献しているエールの実績を更に後押ししたく、追加出資させて頂きました。 エールの事業は、社外人材による1on1を通じて個々人の自律・活性化を促すと同時に、「聴く」を大切にする組織にすることで、個人の多様性が受け入れられ、心理的安全性の高い環境・組織作りに資するものです。 当ファンドが目指す「多様な働き方・生き方の創造」に繋がる事業であるとの当初仮説は確信となっており、そのインパクト拡大にご一緒できることを嬉しく思います。 当社のミッションに共感してくださった新たな株主の皆さまと共に、引き続き事業とインパクトの成長を支援し伴走してまいります。


池森ベンチャーサポート合同会社 山岸 朝典さん
文化、ライフスタイル、価値観、様々な属性を持ったメンバーが組織の中で共存することが求められる社会において、我々は“当たり前”や“常識”を前提とする会話に頼りすぎているのではないか、これが私たちが持っている課題感です。お互いの個性を前提として「聴く」を大切にする文化を醸成するエールのサービスはまさにこの問題提起に対してシンプルかつ明快なソリューションだと感じました。エールが目指すコミュニケーション変革によって組織がより彩り豊かになっていく事を期待しております。


SMBCベンチャーキャピタル株式会社 飯塚 航さん 安田 純也さん
この度、2回目の出資を実施できたことを大変嬉しく思います。現代の環境変化により、社員間のコミュニケーションの難易度が増しています。 多くの企業が1on1を実施していますが、その運用に成功している例はまだ少ないのが現状です。こうした中で、当社はサービスを通じて、 サポーターと呼ばれる社外人材と共に、多様なお客様の組織強化を実現しています。 この分野に精通する櫻井さんと、経験豊富な篠田さんが、聴くことの重要性を伝えることで、多くの組織における働く楽しさを体現できること を期待しています。今後も弊社としてもより一層ご協力させて頂ければと思います。


SG インキュベート株式会社 三角 臣啓さん
個人の想いに寄り添いながら「聴く」を大切にする組織を増やすことで、一人ひとりが自律的に働ける社会の実現を目指すエールの考え方に共感を覚え、今後マーケットに求められるサービスとして成長できると判断し、今回出資を決定させていただきました。 エールの事業は、弊社の出資における重要なポイントである「世の中のためになる事業」と合致しています。 本サービスを広めるためにも、今後は株主として同じ船に乗らせていただき、目指す社会の実現に向け、ぜひお手伝いさせていただきたいと思います。

株式会社NCBベンチャーキャピタル 原田 和幸さん
エールさんが提供するサービスによる「聴く」力の向上は、人々が互いに多様性を認め尊重することに繋がると考えています。これによって、組織・企業は新たなステージに進むであろうと考えており、当社のサービスが多くの人々にスピーディーに浸透することを願っています。また、勝手な想像ですが、副次的な効果として、地域や家庭・教育現場などでも幸福感が高まり、より平和な世の中の実現につながることを期待しています。


株式会社バリュークリエイト 佐藤 明さん
バリュークリエイトは無形資産を通じた個人・組織(チーム)・社会の価値創造を目指しています。中でも日本企業の課題である組織開発に注目していて、個人が個性を家の玄関においてこなくて、ワクワクしながら働ける社会を創る会社としてエールに投資させていただきました。Let's make it happen!


フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 石坂 颯都さん
VUCA時代において、各企業は人的資本経営の推進が求められています。VCという仕事柄もあって企業で働く方の話を聴くことが経営手法として重要と日頃感じています。そのため、出資の決め手はエール社のミッションへの共感でした。同社サービスを通じてフラットに話を聴いてもらえる心地よい体験が得られ、その体験が柔軟で強い企業を作っていく源泉になると言えます。同社サービス導入がさらに広まっていくことを期待しています!


KeppleLiquidityファンド 堂前泰志さん 多田摩耶さん
エールの皆さん、11周年おめでとうございます!この佳き日に株主としての仲間入りを発表できること、大変嬉しく思っています。
人的資本経営への注目の高まりもあり、多くの企業が抱える課題への解決方法として「聴くトレ」や「伴走YeLL」が広まっているのだと感じます。さらにエールが成長していくことで、日本全体の企業の組織変革が進み、よりよい社会の実現に大きなインパクトを与えてくれることを強く期待しています。


■プロダクト名のリニューアルと価格改定について
これまでの外部人材による2つのオンライン1on1研修プロダクト「YeLL聴くトレ」「伴走YeLL」のうち、「伴走YeLL」を目的別に分け、計3つのプロダクトにリニューアルいたしました。また、1人当たりの単価を月額1万円~(税抜)に改定いたしました*。これにより、さらに多くの方の個別の課題に沿う形で「聴いてもらえる時間」を提供し、「社員と組織のビジョンが重なる主体性あふれる職場づくり」を支援してまいります。(*1プロジェクトあたりの導入規模に応じて単価は変動いたします)

YeLL聴くトレ:聴く力を高める/傾聴力研修
YeLLキャリトレ:キャリア思考力を伸ばす/キャリア自律研修
YeLLフィールド :座学の学びを現場で活かす/実践力研修 


[画像7: https://prtimes.jp/i/73135/13/resize/d73135-13-b0fadb14005b8acc2cbb-9.jpg ]

サービスの詳細、資料は公式サイトをご確認ください。https://www.yell4u.jp/service

■資金調達・企業理念刷新特設ページ「聴いてもらえる時間が 誰にとっても当たり前のようにある社会へ」
今回の理念一新と資金調達をお伝えする特設サイトを公開しました。エール代表取締役・櫻井将さん、取締役・篠田真貴子さんから投資家さんへの対談インタビューほか、採用情報も掲載しています。
https://www.yell4u.jp/release-2024

【エール株式会社について】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/73135/table/13_2_912939a26369e46718e52ab818f70f32.jpg ]

【報道関係者お問い合わせ先】
エール株式会社 広報 E-MAIL:info@m.yell4u.jp  電話:03-6455-3837
[画像8: https://prtimes.jp/i/73135/13/resize/d73135-13-03b5ce32d56113e98fb8-0.png ]


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