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幅広い職業観にふれる中学生のキャリア教育に向けたカードゲーム教材!株式会社マイナビと企業教育研究会が共同開発

PR TIMES / 2024年5月28日 15時0分

-2024年6月より全国の中学校へ出張授業を開始-

学校・企業・大学とを結び、誰もが教育に関わり、貢献することができる社会をめざすNPO法人企業教育研究会(理事長:藤川大祐教授(千葉大学教育学部長))は、このたび、株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)と、中学生向けのキャリア教育用教材「カードゲームで学ぶキャリア図鑑 -未来を拓く仕事と社会!自分の可能性を探求しよう-」を共同開発し、2024年6月より全国の中学校へ無償で出張授業を展開します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/100449/13/resize/d100449-13-eec6de1d7c0396857088-0.png ]




教材開発の背景



2020年度より小学校、中学校、高等学校に「キャリア・パスポート」が導入され、キャリア教育において新たな取り組みが求められるようになりました。文部科学省「キャリア・パスポート」の様式例と指導上の留意事項(※1)には、「キャリア・パスポート」の導入に至る課題として、『ややもするとキャリア教育は就業体験や進路指導といった狭いものとして捉えられがち』な場面もあると指摘されています。


キャリア教育の授業プログラムの提供に長く関わってきた弊会は、キャリア教育の中心であった職業調べについて、子どもたちが既存の知識で把握できる仕事を中心に調べる傾向があると考えており、職業についての視野を広げることができないだろうかと感じていました。
このことは、子どもたちに、もっと幅広い職業に目を向ける機会を得て欲しいと願うマイナビさまとの思いとも重なり、このたび、マイナビさまより機会をいただきマイナビ50周年記念事業の1つとして、オリジナルカードゲームを共同開発いたしました。


開発したカードゲーム教材は、本教材を活用した新しい授業プログラムの出張授業を通して、全国の中学校へ向け無償で展開いたします。

※1 文部科学省 「キャリア・パスポート」の様式例と指導上の留意事項
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/detail/1419917.htm


出張授業の概要



◆授業形式:企業講師(マイナビの社員)と子どもが直接関わる出張授業形式
◆対象:中学2年生(1、3年生は要相談)
◆授業時間:2コマ(50分×2)


◆授業概要:
鉱山閉山後、少子高齢化と人口減少が進んだ“まいひな市”という架空の市を舞台にしたストーリー性のある授業です。この状況を打破するため、4人の市民が立ち上がり様々な業種を連携させてバーチャル鉱山を充実させていくという設定でゲームを進めていきます。
子どもたちはカードゲームを通して、世の中に17,000以上もの職種があり、100以上もの業種に分かれているということや、社会は様々な業種が連携して成り立っているという事を学びます。また、キャリア支援を事業の中核に据えるマイナビの社員の方の解説や実社会の事例紹介を通して、子どもたちはより現実に即した学びの機会を得ることができます。


◆授業構成
[画像2: https://prtimes.jp/i/100449/13/resize/d100449-13-2f8c43efea881ba60fb3-1.png ]




カードゲーム教材、授業プログラムの特徴




本教材は、楽しみながら多様な職業の知識を獲得できるという点についてゲーム教材が適していると考え、カードゲーム型の教材として開発しました。授業進行にはアニメーションも用い、授業の世界観に子どもたちがスムーズに入れるような仕掛けを取り入れています。また、アニメーションには、いくつかのキャラクターを立て、多様な価値観をもつ子どもたちが、それぞれ誰かに共感できるよう、ストーリーにも創意工夫を散りばめました。


本授業はカードゲーム教材を用いた学習活動を通して、マイナビの社員の方の解説を交えながら、多様な業種・職種があることを知り、様々な仕事を通した社会参加について学ぶことをねらいにしています。
仕事に関する知識を増やし、生徒の職業観・勤労観の視野を広げ、職業調べ等、今後のキャリア教育に主体的に取り組む姿勢の涵養を目指します。


授業プログラムの効果



授業の本格実施に向けて、2024年3月15日に千葉県富里市立富里南中学校に協力頂き、テスト授業を実施しました。
授業前と後に実施したアンケート調査より、「将来の仕事に関する知識情報への興味」や、「将来の仕事についてポジティブに捉えること」に関する質問項目において、授業前に比べて授業後には肯定的な回答の割合が向上し9割を超えました。
また、授業後には「仕事が業種という種類に分かれていること」について約8割、「様々な職種があること」について約7割の生徒が学べたと回答。「授業が楽しかった」との回答も9割を超え、授業のねらいである「社会には様々な仕事があること」を楽しく学んだ様子が伺えました。


【授業を受けた生徒のアンケートより】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/100449/table/13_1_877a489c703f9c497fac9191846020a1.jpg ]



[画像3: https://prtimes.jp/i/100449/13/resize/d100449-13-b42e8f37f2ae55f1ce0c-4.png ]



授業プログラムについてはコチラ:https://ace-npo.org/wp/archives/project/mynavi

NPO法人企業教育研究会(ACE)について




NPO法人企業教育研究会は、千葉大学教育学部を中心に、大学を基盤として「企業と連携した授業づくり」を専門に活動する 千葉大学発のベンチャーNPO です。企業と学校を結び、企業のリソースを活かした授業プログラムや教材を小学校、中学校、高等学校等に届けています。
企業のノウハウを活かした授業のコンテンツ開発はもちろんのこと、実施校募集、授業実施までをNPOがサポートしています。教育学部を基盤とした NPO だからこそ、全国の学校とのネットワークを活かした、質の高い授業・教材の提供をしています。


【会社概要】
団体名:NPO法人企業教育研究会 NPO the Association of Corporation and Education (ACE)
所在地:千葉県千葉市中央区松波2-18-8 新葉ビル3F-A
理事長: 藤川大祐教授(千葉大学 教育学部 学部長)
HP:https://ace-npo.org/

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