次世代カーボンナノチューブ製造に向けVP社を子会社化

～量産体制の強化でグローバル需要に応える～



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次世代カーボンナノチューブ（以下、「CNT」）の研究開発および製造・販売を行うマテリアルベンチャー、株式会社カーボンフライ（以下、「カーボンフライ」）は、真空装置などの開発で実績をもつ、バキュームプロダクツ株式会社（以下、VP社）の株式を取得し連結子会社化したことをお知らせいたします。

▼子会社化への背景と目的
カーボンフライは、高性能カーボンナノチューブ製造装置「Caltema」５t級の開発に成功し、既に複数の企業から購入の打診を受けています。また、100t級の製造装置を希望するお客様もグローバルに複数存在しており、その量産体制の確保が経営上の喫緊の課題となっています。
このような状況を背景に、主要サプライヤーであるVP社との業務提携を進め、資本提携を含めたさらなる業務の一体化と量産化の促進を模索してきました。そして、VP社会長との間で株式譲渡について合意に達し、今回株式を譲り受け連結子会社化に至りました。

本買収により、「Caltema」の顧客からの導入ニーズに応える量産体制が整い、さらに100t級の大型製造装置の開発にも着手します。
これによりカーボンナノチューブのさらなる社会実装に向けて全力を尽くしてまいります。

【バキュームプロダクツ株式会社について】https://vacuumproducts.tech/
・ 創業：1986年1月17日
・ 取締役社長：出石　博之
・ 本社所在地：〒187-0012　東京都小平市御幸町16番地2
・ 資本金：1,000万円
・ 従業員数：25名 (2024年5月1日時点)
・ 事業内容
-各種真空装置、部品の設計・組立および販売
-超高真空室内搬送機器の設計・組立および販売
-各種荷電粒子源の設計・組立および販売
-各種真空機器の商品開発、製造技術のコンサルタント
・ 主な取引先
-エア・ウォーター・メカトロニクス株式会社
-株式会社カーボンフライ
-株式会社国興
-東京エレクトロン株式会社
-日本アビオニクス株式会社
-日本電気株式会社（NEC）
-株式会社パスカル

【株式会社カーボンフライについて】
カーボンフライは、2022年1月に東京で設立されたスタートアップで、超高品質CNTの開発および量産を主な事業としています。カーボンフライは、CNT業界の長年の課題であった高品質のCNTの制御と大量生産に成功し、同製品はパウダー、繊維、フィルムなど様々な形状に成形が可能です。リチウムイオン電池用導電性ペーストをはじめ、航空宇宙、モビリティ、エネルギーなどあらゆる分野の基礎素材として活用が期待されています。また、CO2を原料とした超高品質CNTの研究を推進しており、カーボンニュートラルへの貢献も目指します。

【お問い合わせ先】
株式会社カーボンフライ　
コーポレート プロモーション室　
電話：[phone]
メール：[e-mail]

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