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エッジAI×骨格検知システムで、介護/工事現場のリスクを0.2秒で通知

PR TIMES / 2024年8月5日 13時15分

プライバシーに配慮したリスク管理サービスを発表

株式会社シーエスコミュニケーションは、エッジAIと骨格検知技術を組み合わせ、介護施設や工場現場などの転倒・危険を、最短0.2秒で検知して知らせる「エッジAI・危険検知サービス」を8月5日に発表しました。

旧来の介護の見守りや工事現場の危険検知サービスは、監視員がリアルタイムで映像を確認していたため、人手不足や見逃しミスの課題がありました。近年、様々な技術により、人の監視が不要な見守り/危険検知サービスが登場していますが、クラウドに映像データが残るため、プライバシー侵害の課題が指摘されることがあります。

「エッジAI・危険検知サービス」は、人の監視なしで、リアルタイムで転倒・危険を検知することができるうえ、エッジAIを採用することで、映像データをクラウドサーバーにアップすることなく、起こった/起こりそうな危険の情報のみを検知して知らせるため、映像に映り込む人のプライバシーを守ることができます。さらに、既に設置してある市販のカメラを活用できるため、低コストで導入が可能です。

私たちは、今後もエッジAIなどの技術を活用し、多くの現場でDX化・AI導入が促進される事業を展開していきます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/106014/13/resize/d106014-13-2681125ec4098e8a7110-0.jpg ]


最短0.2秒。エッジAI×骨格検知システムで、介護/工事現場のリスクを通知

株式会社シーエスコミュニケーション(以下、シーエスコミュニケーション)は、エッジAIと骨格検知技術を組み合わせ、介護施設や工場現場などの転倒・危険を、最短0.2秒(※1)で検知して知らせる「エッジAI・危険検知サービス」を8月5日に発表しました。

介護の見守りや工事現場の危険検知サービスは、監視員がリアルタイムで確認するため人手不足や見逃しミスが起こる。最新のセンサーなどを使用したサービスは、クラウドに映像データが残るためプライバシー侵害が起こるなど課題が残されています。

今回発表した「エッジAI・危険検知サービス」は、映像データをクラウドサーバーに保存することなく、デバイスに近い環境でAI処理を行うエッジ技術と、AIによる骨格検知技術を組み合わせて設計しています。そのため、危険に関する情報のみを検知・通知できるため、写り込む人のプライバシーを保護することができます。

このサービスを使うことで、人手を介さず、プライバシーを守りながら、介護や工場・工事現場などでの転倒・危険をリアルタイムで検知/通知し、素早いフォローが可能となり、一次被害だけでなく、二次被害を防ぐことができるようになります。

※1:かかる時間については、環境により変動する場合があります。


人手不足・見逃しミス・プライバシーの問題が残る、現在の見守り/危険検知サービス

介護施設での事故は、転倒・転落事故が全体の半数以上を占めるといわれています。また、建設業で発生する死亡事故はおよそ4割が墜落・転落によるもの(厚生労働省プレスリリース「令和5年の労働災害発生状況を公表」)です。介護施設や工事現場での転倒・転落は、一次被害だけではなく、発見の遅れによる二次被害で人が命を落とすケースもあり、防止策が必須です。

一方で、これらを防止するために各現場で人が、隅から隅まで目を配ることは困難です。圧力感知や赤外線を用いた離床センサーでの危険防止策を取っている現場もありますが、完全に転倒や危険を検知することは難しく、さらに大きな費用がかかるものでした。

また多くの現場で、監視カメラを設置し、監視員が監視室でリアルタイムで映像を確認する手段が取られてきましたが、人手不足や見逃しミスの課題がありました。

近年は、これら課題を解決するため、センサーなど様々な技術により、人のリアルタイムでの監視が不要な見守り/危険検知サービスが登場していますが、クラウドに映像データが残るため、プライバシー侵害の課題が指摘されることがあります。また、導入/運用コストの問題で、導入が困難な現場も多くあります。

このように、介護施設や工事現場など多くの現場の見守り/危険検知サービスは、人手不足・見逃しミス・プライバシー・導入/運用コストの課題が残っているのです。


エッジAIの採用により、あらゆる介護・工場の現場のリスクを削減

今回、シーエスコミュニケーションが発表した「エッジAI・危険検知サービス」は、AIによる骨格検知技術とエッジAIの技術を組み合わせて採用しています。AIによる骨格検知技術により、人の転倒・転落・危険な行動を最短0.2秒で検知・判別し、通知するため、迅速な救助/リスク防止/対応をすることができます。

本サービスの特長は、エッジAI技術を活用したことで「即時対応」「プライバシー保護」「低コストでの導入・運用」など、既存の見守り/危険検知サービスの課題を解決できる点です。

「エッジAI」とは、データ処理をローカルネットワーク上で行い、必要なデータのみをクラウドに送信する技術です。カメラやタブレットなどのデバイスに対し、「どのようなデータを、どのように判断するか」を指示し、デバイス上でデータ処理を行います。その結果、必要なデータのみをクラウドに送信するため、負荷が少なく高速でデータ処理が可能となり、コストの削減にもつながります。


[画像2: https://prtimes.jp/i/106014/13/resize/d106014-13-776051c4becd56bf56a7-1.png ]


「エッジAI・危険検知サービス」では、カメラ端末(デバイス)でAI処理を行い、骨格検知の情報のみをクラウドにアップロードします。この仕組みにより、映像に映り込んだ人のプライバシーを守りながら、危険防止策を打つことができるのです。

また、事故が発生した前後の映像のみをクラウドサーバーに保存する設定も可能です。事故発生前後の状況を振り返ることで、原因解明や報告時の証拠として有効に活用ができます。

さらに、エッジAIでは、一般のカメラ端末にAI処理の指示を出すことができるため、既存のカメラに見守り/危険検知機能を備えることが可能。従来のAIカメラと比較して大きくコストを削減します。


工場や工事現場の転倒や自宅介護の課題解決にも

「エッジAI・危険検知サービス」は、介護施設や工事現場だけでなく、機械の取り扱いや移動で危険がともなう工場など、転倒や、その転倒による二次被害の可能性がある多くの現場で活用できます。また侵入禁止エリアへの人の立ち入りを検知し通報することで、防犯にも役立てることが可能です。また介護施設等だけでなく、自宅で介護を行うケースや、家族の見守りなどでもこのエッジAIを使った骨格検知を活用できると考えています。

今後は、サービスの提供によりデータとノウハウを蓄積することで、そのデータを分析し、転倒を予測し未然に防ぐことができるよう開発を続けていく予定です。

シーエスコミュニケーションでは引き続き、日本の人手不足の課題に対する解決が求められるなか、AIを一部の研究開発機関や大企業のものとせず、生活や仕事で利用できるように現場へのAI実装を推進する事業を行っていきます。


【株式会社シーエスコミュニケーションとは】

社会を支えるIT・ネットワークをメインに、「技術力」「誠実さ」「向上心」を信条に二十数年にわたり築き上げてきた信用のもと、AI、IoT、クラウドなど広くDXに関わるシステムインテグレーター企業です。

ITインフラの要件定義や設計構築から現地への展開、運用保守に至るまですべてのフェーズを請け負います。また、AIなどの先進的な技術をより社会に広める「エッジコンピューティング」を、新規事業として扱っています。

●社名  :株式会社シーエスコミュニケーション
●本社  :
 東京本社 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア 8F
 大阪本社 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島7-1-8 WINビル 8F
●代表者 :代表取締役 牧草 亮輔
●創業  :1998年8月
●設立  :2000年1月
●事業内容:コンピュータのネットワークシステム及び通信システムの企画、設計、開発、保守、及びコンサルティング、電気工事業
●会社HP :https://www.cs-com.co.jp/

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