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国立美術館のコレクションを活用した、全国の美術館等との連携事業「コレクション・ダイアローグ」「コレクション・プラス」開催希望の美術館を全国から公募 募集期間:2024年4月1日~6月30日

PR TIMES / 2024年4月1日 17時45分

~昨年の公募の結果、2024(令和6)年度「コレクション・プラス」は栃木県立美術館での開催に決定~

国立アートリサーチセンター(略称:NCAR、センター長:片岡真実)は、地域におけるアートの鑑賞機会の充実と美術館の展示・調査研究活動の活性化に貢献することを目的として、全国の美術館等と協働し、国立美術館のコレクションを活用する2つの連携事業、「国立美術館 コレクション・ダイアローグ」(2026(令和8)年度開催分)と「国立美術館 コレクション・プラス」(2025(令和7)年度開催分)の公募を2024年4月1日より開始します。
また、昨年公募を行った2024年(令和6)年度「国立美術館 コレクション・プラス」は栃木県立美術館に決定しました。担当館の国立西洋美術館が所蔵するギュスターヴ・クールベの《波》と《雪景色》の2点が栃木ゆかりの画家、刑部人(おさかべ じん、1906-1978)の作品とともに展示されます。



 この事業では、「コレクション・ダイアローグ」「コレクション・プラス」による展示に関する輸送費等の経費の一部をNCARが負担します。さらに今回の募集では、2025(令和7)年度開催の「コレクション・プラス」の採択件数を1件から3件に増やし、機会の拡充を狙います。
 NCARは本事業を通して国立美術館と開催館、それぞれのコレクションに新たな光をあてるとともに、さらなる魅力の発見につながるような展覧会の開催を推進していきます。
「国立美術館 コレクション・ダイアローグ」「国立美術館 コレクション・プラス」募集概要


【国立美術館 コレクション・ダイアローグ】
[画像1: https://prtimes.jp/i/117982/13/resize/d117982-13-444079b48ea52f46fd6c-3.png ]

国立美術館のコレクションに開催館のコレクションを加えて構成した、高いテーマ性をもつ展覧会の企画を全国の美術館等から募ります。主催は開催館、担当国立美術館、国立アートリサーチセンターの3者となります。
【2026(令和8)年度 概要】
■募集期間:2024年4月1日~6月30日
■2026年度担当国立美術館:国立西洋美術館
■採択件数:1件
■2026年度分募集要項URL:
https://ncar.artmuseums.go.jp/reports/collections/post2023-180.html

【国立美術館 コレクション・プラス】
[画像2: https://prtimes.jp/i/117982/13/resize/d117982-13-792314d4e386e0172698-3.png ]

開催館のコレクションに国立美術館の所蔵作品1点から数点を加えて構成したテーマ展示の企画を、全国の美術館等から募り、採択された応募館を開催館として実施します。主催は開催館とし、担当国立美術館と国立アートリサーチセンターが特別協力を行います。
【2025(令和7)年度 概要】
■募集期間:2024年4月1日~6月30日
■2025年度担当国立美術館:東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館 
■採択件数:3件
■2025年度分募集要項URL:
https://ncar.artmuseums.go.jp/reports/collections/post2023-181.html

[画像3: https://prtimes.jp/i/117982/13/resize/d117982-13-7db074b1cdb2cd30f911-1.png ]


2024(令和6)年度「国立美術館 コレクション・プラス」実施館・展覧会


 2023年に公募を行った第1回目の「国立美術館 コレクション・プラス」は、栃木県立美術館に決定し、国立西洋美術館が所蔵する、ギュスターヴ・クールベの《波》と《雪景色》の2点が栃木ゆかりの画家、刑部人(おさかべ じん、1906-1978)の作品とともに展示されます。
■展覧会名:コレクション展III「刑部人とギュスターヴ・クールベ 風景画家たちの眼」展
■会期:2024年10月26日(土)-12月22日(日)
[画像4: https://prtimes.jp/i/117982/13/resize/d117982-13-c5920e6066272d2b6fdc-0.png ]

栃木県立美術館 担当者 武関彩瑛氏コメント
 ◎「コレクション・プラス」への応募の動機
今回ご紹介する刑部人は、これまでクールベとの関連が指摘されながらも、それを検証する機会に恵まれてきませんでした。本事業では、作品借用にかかる費用とともに、解説パンフレット作成費用の助成も受けることができます。借用コストが抑えられることはもちろん、企画展には至らない小さな展示でありながら、国立美術館と協力して研究報告の場を作ることができるのは大変魅力的でした。

 ◎「コレクション・プラス」に期待すること
地元ゆかりの作家については回顧展を何度か開催していますが、個展ではどうしても検証しきれない部分があります。特に西洋絵画との比較研究は、自館のコレクションだけでは進めることが難しいことが多いと思います。国立美術館の豊かなコレクションお借りできることで、地方美術研究がより広がっていくことを期待したいです。

国立美術館連携事業を展開する作品活用促進グループについて


 NCARは「アートをつなげる、深める、拡げる」をキーワードに、国内外の美術館、研究機関をはじめ社会のさまざまな人々をつなぐ新たな拠点として、 2023年3月に設立されました。
作品活用促進グループでは、「コレクション・ダイアローグ」、「コレクション・プラス」の2つの連携事業のほか、作品を後世に継承していくために必要な、保存修復に関する講演会やワークショップも実施しています。
 2023年10月には、保存修復専門家(コンサヴァター)であり作品のクリーニングに使用する溶媒の配合をコンピューターでプログラム化したモジュラー・クリーニング・プログラム(Modular Cleaning Program)の開発者でもあるクリス・スタヴロウディス氏(米国)を講師に迎え、ワークショップおよび講演会を開催いたしました。
 今後もNCAR作品活用促進グループでは、国立美術館コレクションの持続可能な活用と全国の美術館活動の発展に貢献することを目指します。

[画像5: https://prtimes.jp/i/117982/13/resize/d117982-13-146cde077500be411a13-4.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/117982/13/resize/d117982-13-65c11a6245ebeddc5bbc-5.png ]


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