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8月10日は「トイレの日」 4割弱が自宅のトイレに不満あり 不満1位は「掃除の手間」、2位「臭い」 ~ 家づくりのプロが解説!「失敗しないトイレ選び」 ~

PR TIMES / 2024年8月6日 12時45分

 8月10日は「衛陶の日(トイレの日)」(一般社団法人 日本レストルーム工業会制定)です。そこで、登録数14万人突破のYouTubeチャンネル「職人社長の家づくり工務店」の職人社長こと、平松建築株式会社代表の平松 明展は、持ち家に居住中の30歳以上55歳未満の既婚女性全国300人に「自宅のトイレ」について調査しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/129720/13/resize/d129720-13-8ec300f02df5585adad7-0.jpg ]



調査概要


調査期間:2024年7月25日~26日
調査手法:インターネット調査
調査対象:持ち家に居住中の30歳以上55歳未満の既婚女性全国
有効回答者数:300人(戸建て居住者:150人、集合住宅居住者:150人)
調査機関:Freeasy
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、「平松建築株式会社 調べ」とご明記ください。


調査結果


 「家のトイレの種類」を尋ねたところ、最多は「手洗い付き分離型」(41.3%)、以下「手洗い付き一体型」(23.0%)、「タンクレス」(17.3%)、「手洗いなし一体型」(8.7%)、「手洗いなし分離型」(8.3%)、「和式」(1.3%)となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/129720/13/resize/d129720-13-71798552be37127b9a3d-1.png ]


 洋式トイレと回答した296人に「家のトイレに不満や後悔はあるか?」尋ね、「ある」(36.8%)と回答した109人に「それはどのような不満や後悔か?」尋ねたところ、半数が「掃除の手間」(51.4%)と「臭いが気になる」(50.5%)と回答。「トイレの種類」(23.9%)、「収納がない(狭い)」(20.2%)、「トイレの場所」(11.9%)、「窓や換気扇が付いていない」(11.0%)、「音が気になる」(9.2%)、「トイレが少ない」(4.6%)と続きました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/129720/13/resize/d129720-13-0d81d17166ae92fb06a2-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/129720/13/resize/d129720-13-435c3aa95193184a89b9-3.png ]



職人社長・平松 明展(ひらまつ あきのぶ)が解説する!「失敗しないトイレ選び」


 トイレは家族が毎日使う使用頻度の高い設備です。そのため、トイレの選び方や間取りを間違えてしまうと、ストレスを感じ、コスト面で大損してしまう可能性があります。
 洋式トイレには大きく分けると、「一体型トイレ」と「分離型トイレ」の2種類があり、さらにその中で、「タンク付き・タンクなし」「手洗い付き・手洗いなし」があります。そして、種類によって、メリット・デメリットや向き・不向きがあります。そこで、今回は「トイレの種類からトイレ選びのコツ」をお伝えします。


トイレの種類
●一体型トイレ
 便器・タンク・便座のすべてが一体式のため、デザインに統一感があり、比較的掃除も簡単です。しかし、壊れた時にはすべて交換しなければならない可能性があるため、コスト面での負担は大きくなります。

●分離型トイレ
 便器・タンク・便座が組み合わさっているため、壊れた時はその部分だけ交換することができます。便座の交換であれば、ホームセンターで購入したものを自分で取り付けられます。一体型トイレに比べ、交換コストを下げられるので、メンテナンス費を抑えたい方に向いています。しかし、組み合わさっているため隙間ができ、掃除の手間がかかります。そにため、掃除の手間や見た目にこだわる方は一体型トイレの方が良いでしょう。

●タンクレストイレ
 タンクレストイレは、タンクがない分見た目がシンプルで、タンク付きに比べ奥行きも15cm程短いため、トイレの空間を広く使うことができ、掃除の手間も減ります。しかし、タンクに溜まった水を流すのと異なり、電気でトラップを回転させて水を流すため、停電になると使いづらいというデメリットがあります。さらに、一体型のため、便座が壊れただけでも基本的にまるごと交換になります。

●手洗い付き・手洗いなしトイレ
 手洗い付き・手洗いなしトイレには、一体型と分離型があります。手洗い付きのメリットは手が洗えることですが、そこで手を洗うことに抵抗がある方にとっては、掃除する手間が増えるだけなので、トイレの近くに洗面所を設ける場合は、手洗い付きトイレは避けた方が良いでしょう。手洗い付きはタンクが付いているため、水道直圧式のタンクレストイレに比べて、水の流れはスムーズで、停電時でも使えるというメリットがあります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/129720/13/resize/d129720-13-903733b312bdb7b8ee91-4.jpg ]


 これらの違いから、一体型と分離型で費用は大きく変わります。一体型は、タンク付き・タンクなしに限らず、丸ごと交換しなければならない可能性があるのに対し、分離型は、おそらく壊れるのは便座くらいのため、便座交換費用の数万円で済んでしまいます。


トイレの選び方のコツ
●トイレの数
 トイレをいくつ設置するかは、重要なポイントです。家族の人数だけでなく、トイレに長居地しがちな人数と家の大きさ、トイレまでの距離に応じて考えましょう。

●臭いや音を考慮する
 トイレは臭いだけでなく音も気になります。臭いは、壁の素材がポイントです。ビニールクロスは、臭いが抜けにくいため、トイレ特有の臭いがしやすいですが、紙クロスや塗り壁は、湿気と一緒に臭いも飛んでくれるのでオススメです。
 音は、距離とその間にある壁の重さによって減衰するため、リビングなど家族がいる居室から近づきすぎると音が気になり、お互いに気を遣ってしまいます。音を減らしたいけどリビングなどから近いところにトイレを設置したい場合は、断熱材を入れたり、防音になるよう壁を重くする施工をしたりすると良いです。
 トイレは、素材と距離、位置関係を考慮し、臭いと音が漏れないような作り方をすると良いでしょう。

●換気
[画像6: https://prtimes.jp/i/129720/13/resize/d129720-13-875f3e13ae0d7872afc9-5.jpg ]

 トイレは換気も大事です。換気扇には、空気を取り入れる給気口と出す排気口があります。例えば、トイレが自然給気口で排気口がリビングにあると、自然吸気でトイレの中に入り、そこからリビングに排気される空気は何か臭う空気となってしまいます。
 それから、家の素材で臭いが抜けることは結構あります。特に、WB工法(※1)の家は湿気と臭い、化学物質が抜けやすいです。このように抜けを考えて家づくりをすると、トイレの中でもトイレ臭がまったくしない家をつくることができます。
(※1)WB工法のWBは「二重通気(W Breath)」という意味で、壁の中を空気が流れる仕組みになっているため、通気性が高く室内の空気が常にきれいな状態に保たれ、湿気も溜まらないため結露しにくくなり、家が長持ちするようになります。

●広さと収納
 一般的にトイレは狭い空間のため、トイレットペーパーや掃除用具などの収納棚がほしい場所です。そこで、壁に埋め込み式の収納棚(図1)を作ることができます。この収納棚の奥行きは10~12cmで、壁の中に埋め込んで扉を付けています。しかし、耐力壁(※2)が施工されていると切り抜くことはできず、反対側に付けるなど様々な工夫が必要になるため、事前に確認しておくと良いでしょう。その他にも、トイレの幅や奥行きを少し増やし、下が収納棚のカウンター(図2)を設けることもできます。
(※2)耐力壁(たいりょくかべ/たいりょくへき)とは、地震や風などの横からの力がかかった時に、建物を垂直に保つ能力を持つ壁のこと。
[画像7: https://prtimes.jp/i/129720/13/resize/d129720-13-591c5544b299b2c103e7-6.jpg ]

●間取り
 トイレにオススメの間取りを紹介します。
 1つ目は、リビングの横(図3)。廊下を介しているため、リビングにいる家族に気を遣わなくて済むような位置関係に設置します。
 2つ目は、洗面台の横(図4)。トイレ・洗面台・脱衣室・浴室などの水回りはある程度まとまっていると使いやすいです。
 3つ目は、階段下(図5)。ここにトイレを作ると、階段下を有効活用できるため、本来トイレを設置する予定だった場所を収納スペースにしたり、居室を大きくしたりすることができます。そのため、なるべくコンパクトで無駄のない間取りをしたい場合は、階段下にトイレを設置するのもオススメです。但し、階段の段による圧迫感があり、奥に行けば行くほど天井が低くなるため、壁をふかして(※3)トイレを前に出すなど、高さを調整してバランスを取るようにしましょう。
(※3)ふかすとは、仕上げ面を所定の寸歩よりも前に出すこと。
[画像8: https://prtimes.jp/i/129720/13/resize/d129720-13-a67ca76481e9a7d48b70-7.jpg ]


 トイレひとつとっても様々な種類があります。さらに、向き・不向きは家族の求めるニーズによって変ってきます。これを踏まえて、いい家づくり、そしていい人生づくりに繋がるように活用してください。


職人社長・平松 明展プロフィール


 1980年 静岡県磐田市生まれ。
 小さなころからものづくりが大好きで、19歳から大工の道へ。10年間100件以上の数十年経過した住宅を解体、修繕し続け、丈夫な家づくりとすぐに壊れる家づくりの特徴を理解する。 数々の現場をこなし経験する傍ら、様々な資格を取得して10年目に独立。 29歳で平松建築を個人事業として創業。 32歳で平松建築株式会社として法人設立。年商10億、従業員数25名(2024年現在)
 工務店経営をする傍ら、より良い家づくりを提案する工務店をテーマに全国で同業に向けて講演会を開催。同業の工務店のコンサル実績も多数あり。 省エネで健康な住まいを学びにドイツに勉強にいく。地震が起これば現地に取材に行き、様々な情報を得て一次情報から家造りの大事なことを判断し地域の気候風土にあった家づくりを日々研究し続けている。
 新築住宅建築数は180棟を超える。2022年に静岡県庁の依頼で、「住宅会社の建設DXの進め方研修会」を開催。2023年、『住まい大全 ずっと快適な家の選び方、つくり方、暮らし方』(KADOKAWA)を出版。YouTubeチャンネル「職人社長の家づくり工務店」は365日連続投稿を達成。チャンネル登録数14万人突破、総再生数5,000万回。
 また、2024年より資産価値が高い(資産構築型)の家を建てたい人に認定工務店を紹介する新サービス「職人社長の家づくり工務店 未来プロジェクト」を開始。
YouTube:https://www.youtube.com/@hiramatsukenchiku/
職人社長の家づくり工務店 未来プロジェクト:https://syokunin-syacho.house/
[画像9: https://prtimes.jp/i/129720/13/resize/d129720-13-c48a3e25473e3473efe9-8.jpg ]



会社概要


商号:平松建築株式会社
所在地:静岡県磐田市小立野350-3
代表者:代表取締役 平松 明展
創業:2009年2月25日
事業内容:ゼロエネルギー住宅新築、WB工法新築、リフォーム工事全般、各住宅ローン申請業務、土地探し紹介業務
電話番号:0538-74-3343
URL:https://www.hiramatsu-kenchiku.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/hiramatsu__kenchiku/

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