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和歌山大学とSWCCの共同研究からの展開

PR TIMES / 2024年7月17日 18時15分

~トランスポータシステム「どこでもいけるドア」を開発~



 SWCC株式会社(神奈川県川崎市/代表取締役 CEO社長執行役員 長谷川隆代/以下、「SWCC」。)は、国立大学法人和歌山大学(和歌山県和歌山市/以下、「和歌山大学」。)が保有するボリュメトリック技術とSWCCが保有するAVR(R)(Advanced Virtual Reality)技術の合成・連携を実現した和歌山大学との共同研究の成果を展開し、世界初となるトランスポータシステム(ADTPS: Advanced Digital Transporter System)を開発いたしました。

 本システムは、仮想と現実を融合した空間にボリュメトリック技術によるホログラムを組み込むことで、まるで「どこでもいけるドア」のごとく、リアルタイムに離れた空間、あるいは過去の空間に体験者を転送することができます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133032/13/133032-13-567b2b34639f93e7e859df84370c512b-1520x807.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図 ADTPSのイメージ

 例えば、超高圧ケーブルの敷設マンホールや高い鉄塔上の現場などの点検の際、会議室からリアルタイムで点検したい空間に点検者を転送することができますので、昼夜を問わず、また時間や天候などに左右されることなく点検を行えるようになります。転送された空間内では、狭小スペースでも自由に歩きまわり、通常撮影では死角となる箇所も点検することもできます。また、現場における作業者の手元を見ながらの指示や、メジャーを持ち込んでの実測なども可能となります。さらには、過去の空間データを保存することで、点検者を過去の現場に転送して過去の状況を再確認することも可能となります。

 今後、SWCCは、2025年度には、本技術をサービス化して販売することを目指しており、人手不足への対策、安全性の向上が求められているインフラ業界の現場に本技術を適用し、巡視、点検、工事、教育などのソリューションを展開するSmartStream事業を推進いたします。
 和歌山大学とSWCCは、引き続き協力しながら、この技術を幅広い市場に展開することで、社会貢献に寄与できるよう対応してまいります。

【用語の解説】
1.ボリュメトリック技術(和歌山大学)
 カメラ映像データから、人や物の3D立体データ(ホログラム)を生成する技術。最小限のカメラで
 ホログラム化を可能とするボリュメトリック技術

2.AVR(R)技術(SWCC)
 独自のVRゴーグルを用いて、仮想空間だけではなく、仮想空間と現実空間を融合し、よりリアリティ
 の高い体験を実現する技術

3.SmartStream事業(SWCC)
 SWCCグループで培ってきた基盤事業とDXに関する技術やツールを掛け合わせ、新しいビジネスモ
 デルを創出する事業

【本件に関するお問合わせ先】
国立大学法人 和歌山大学 広報室
TEL:073-457-7010  koho@ml.wakayama-u.ac.jp

SWCC株式会社 経営戦略部 広報グループ
TEL:044-223-0530 inq-sonota@swcc-g.com

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