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抗VGKC複合体抗体の受託測定を開始

PR TIMES / 2018年1月17日 6時1分

海外から国内測定への切替で報告日数を短縮

株式会社コスミックコーポレーション(代表取締役:宮田剛、本社:東京都文京区、以下コスミック)は、2018年1月4日付けで抗VGKC複合体関連辺縁系脳炎にて検出されると言われている抗leucine rich glioma inactivated protein1(LGI1)抗体と抗contactin-associated protein2(CASPR2)抗体の国内受託測定を開始いたしました。



これまで本項目は、弊社からAthena社(米国)に検体を送付し測定してまいりましたが、このたび、Cell-based assay(CBA)法による蛍光抗体法を測定原理としたEUROIMMUN社(独国)の試薬を使用し国内での測定に切り替えをいたします。国内での測定に切り替えた事により従来に比べ、報告までに要する期間の短縮やより安価での測定が可能となりました。
自己免疫性脳炎は、自己免疫機序によって生じる脳の炎症疾患です。近年では、自己免疫性脳炎の一部に神経細胞表面に発現している抗原に対する抗体が検出され、その抗体が直接脳炎を発症させることが明らかにされました。

その一つとして抗VGKC抗体の存在が報告されましたが、その後、この抗体が認識する抗原がVGKCそのものではなくVGKCと複合体を形成するLGI1あるいはCASPR2であることが明らかになり、現在では抗VGKC複合体関連辺縁系脳炎と呼ばれ病態の解明とともに診断や治療のための研究が進められています。

コスミックは、現在、体外診断用医薬品として販売している抗GAD抗体や受託移管を行った抗NMDA受容体抗体測定と合わせて、この分野の研究がさらに進展するよう貢献してまいります。
[画像: https://prtimes.jp/i/12359/14/resize/d12359-14-820153-0.jpg ]

※抗LGI1抗体、抗CASPR2抗体を同時にお申込み頂きますとあわせて¥40,000にて測定いたします。
※髄液での測定は準備出来次第、ご案内申し上げます。
※本製品は研究用ですので、検査結果を診断に使用することはできません。また、保険請求することもできません。

コスミックについて
コスミックは、1990年に設立し、主に・神経免疫・甲状腺・糖尿病・膠原病の分野における体外診断用医薬品・研究用試薬の輸入・販売会社として事業を展開しております。神経免疫分野の体外診断用医薬品は重症筋無力症の診断薬である抗AChR抗体、抗MuSK抗体、視神経脊髄炎の診断薬である抗AQP4抗体、自己免疫性介在性脳炎・脳症の診断薬抗GAD抗体の取扱いがございます。研究用試薬は、MBP、抗VGCC抗体、抗VGKC抗体、抗Titin抗体等のラインナップがございます。また、抗AQP4抗体CBA法、抗MOG抗体、抗SRP抗体、抗HMGCR抗体等の受託測定検査も承っておりますので詳細は、弊社ホームページをご覧ください。

【お問い合わせ・資料請求先】
株式会社コスミックコーポレーション 営業部
〒112-0002東京都文京区小石川2-7-3富坂ビル
TEL;03-5802-5971、FAX;03-5802-5974
URL;https://www.cosmic-jpn.co.jp/
E-mail;cc@cosmic-jpn.co.jp




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