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内戦中のスーダンから母校・九州国際大学附属高等学校へオンライン講演

PR TIMES / 2023年9月4日 13時15分

日本の高校で学んだスーダン人青年が「日本で学んだ「これから」を考えていく」と後輩へ思い伝える

アフリカで医療支援を行う認定NPO法人ロシナンテス(福岡県北九州市、 理事長:川原尚行)は、九州国際大学附属高等学校の文化祭で、講演活動を行います。本校を卒業したスーダン人のゼイン氏(現在スーダン在住)をゲストに迎え、オンラインでつなぎます。

本講演は、九州国際大学附属高等学校より「社会的に活躍している人を招き、学生らに社会問題やその背景を知る機会を作りたい」とロシナンテスへご依頼いただいたことで実現しました。

講演では、ロシナンテスの設立経緯やスーダンでの活動についてお伝えします。また、九州国際大学付属高校の卒業生で、2023年4月より内戦状態のスーダンで暮らしているゼイン氏に、オンラインでゲスト登壇いただきます。日本で生活する中で学んだ、未来を考える日本の”これから”という言葉を大切にしているというゼイン氏が、スーダンの現状や平和への思いを伝えます。

ゼイン氏は、ロシナンテスが東日本大震災の支援活動の一環として実施した事業で来日。これを機に日本へ強い関心を持ち、九州国際大学付属高校へ留学し、3年間を過ごしました。現在は激戦区となった首都ハルツームを逃れ、スーダン国内の中でも比較的穏やかな地方都市で生活しています。

【講演概要】

日時:2023/9/8(金) 10:00~11:30

場所:九州国際大学附属高等学校 体育館

対象:在校生約1,600名

登壇者:九州国際大学附属高等学校教諭 越智義則氏 / 卒業生 ゼイン氏 / 認定NPO法人ロシナンテス 理事長 川原尚行、川原佳代



ゼイン氏
スーダン在住。ロシナンテスがかつて行っていたスーダン少年サッカーアカデミーの生徒。2011年東日本大震災の復興支援の一環で、宮城県名取市閖上へスーダン、南スーダンの子ども22名を招聘した際に初めて来日。これを機に日本に強い関心を持ち、まったく日本語ができない状態から、翌年九州国際大学付属高等学校に3年間留学した。その後スーダンに戻り、ハルツーム大学に入学、卒業後はハルツームにてスポーツ店を経営、3店舗にまで事業を拡大した。しかし、4月に始まった内戦により、全ての店が破壊され、商品も強奪されてしまった。平和を維持することの難しさを感じ、可能性を探りながら生活している。一歳になった子どもをもつ。

認定NPO法人ロシナンテスとは
内戦中のスーダンに外務省医務官として赴任した川原尚行が、外務省を辞して2006年に立ち上げた国際NGO。病院が無いなどの理由で必要な保健医療が受けられない地域に、医療が届く仕組みを整備することで、誰もが健やかに生きることができる環境を作ることを目指して活動する。アフリカのスーダン・ザンビアを中心に、巡回診療や診療所建設、給水所建設などを実施している。

【取材お申し込み】
九州国際大学附属高等学校
副校長 藤田
Tel:093-671-8440

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