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2020年度「国際交流基金地球市民賞」受賞団体決定

PR TIMES / 2021年2月4日 14時45分

高田馬場さくらクリニック(東京都新宿区)、特定非営利活動法人 海外に子ども用車椅子を送る会(東京都福生市)、特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋(大阪府大阪市)

国際交流基金は、1985年より国際文化交流を通じて日本と海外の市民同士の結びつきや連携を深め、相互の知恵やアイディア・情報を交換し、ともに考える団体に対して「国際交流基金地球市民賞」を贈呈しています。
このたび、第36回となる2020年度の受賞団体に、高田馬場さくらクリニック(東京都新宿区)、特定非営利活動法人 海外に子ども用車椅子を送る会(東京都福生市)、特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋(大阪府大阪市)の3団体が決定しましたので、お知らせします。



2020年度受賞団体
■高田馬場さくらクリニック(東京都新宿区、代表:院長 冨田 茂)
<外国人住民が気軽に通えるまちのクリニックを開院>

■特定非営利活動法人 海外に子ども用車椅子を送る会(東京都福生市、代表:会長 森田 祐和)
<多様な担い手によって海外の障がいを持つ子どもたちに車椅子を送る>

■特定非営利活動法人 こえとことばとこころの部屋(大阪府大阪市、代表:代表理事 上田 假奈代)
<出会いと表現の場を開き、社会との関わりを後押しする>

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■国際交流基金について(http://www.jpf.go.jp/j/index.html
国際交流基金は世界の全地域において、総合的に国際文化交流事業を実施する日本で唯一の専門機関です。1972年に外務省所管の特殊法人として設立され、2003年10月1日に独立行政法人となりました。海外に24か国・25の拠点を持ち、「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ」をミッションに掲げ、世界の人々と日本の人々の間でお互いの理解を深めるため、さまざまな企画や情報提供を通じて人と人との交流をつくりだしています。


2020年度「国際交流基金地球市民賞」受賞団体


高田馬場さくらクリニック

【所在地】東京都新宿区
【代表者】院長 冨田 茂
【設立】2014年
【ウェブサイト】https://www.sakuraclinic.info/ca/

<授賞理由>
高田馬場さくらクリニックは、外国人が多く暮らす新宿区高田馬場にある、街中の医院である。日本の医療機関が、一般に制度の違いや医療・健康に関わるコミュニケーションの難しさから、外国人患者の受け入れに苦労しているところ、本クリニックでは、ミャンマーやネパール、カンボジア、ベトナム、タイなどアジアの国々にルーツのある人々をスタッフとして協働し、地域の外国人コミュニティと連携しながら多言語で受診者のニーズに寄り添った対応をすることで、外国人患者が気軽に来られる場となっている。外国人住民の予防医療やスタッフの人材育成にも尽力し、通常の業務を工夫することで持続性のある多文化共生への貢献を行っている。

<受賞団体のコメント>
このたびは歴史ある地球市民賞をいただき、感謝と御礼を申し上げます。
日本人・外国人の区別なく皆が安心して保健医療にアクセスできる地域社会が理想です。その一つの提案として私たちを例に選んでいただいたのだと思います。
いつもこころよく対応してくださる周囲の病院、医院、薬局、保健所や行政、NPO、外国人コミュニティの皆様の助けと、日々訪れてくださる日本人・外国人住民の皆様のご理解のおかげで活動ができています。一同心から感謝いたします。今回の栄誉を励みとし、今後も地域医療と多文化共生の推進に尽力する所存です。
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特定非営利活動法人 海外に子ども用車椅子を送る会

【所在地】東京都福生市
【代表者】会長 森田 祐和
【設立】2004年
【ウェブサイト】https://kaigaikurumaisu.org/

<授賞理由>
海外に子ども用車椅子を送る会は、国内で利用されなくなった子ども用車椅子を回収、整備した上で、発展途上国へ無償で提供することを通じて、障害を持つ子どもの命を守り、社会生活への参加を促進することを目指している。車椅子の清掃、整備に参加する合計50人ほどのボランティアの約半数は日本で生活する外国人であり、自国に車椅子を送りたいという気持ちで参加している。また、活動の傍ら自国料理をふるまうなど、国際交流の場が生まれている。これまでに、のべ8500台余りの子ども用車椅子を24か国に届けている。国内および現地の協力団体選び、届けた後の整備など、継続的な取り組みとしての体制をしっかり構築している。

<受賞団体のコメント>
このたび歴史ある国際交流基金地球市民賞受賞のご連絡をいただき、驚きながら大変うれしく思っています。私たちの活動への大きな励ましとなります。大変ありがとうございました。
16年にわたり活動が続いているのは、ボランティア、車椅子を提供いただく方々、資金支援をいただいている企業、グループ、個人、公益団体、また現地NGOの皆さんの協力の賜物です。これら支援者の皆さんと一緒に受賞の喜びを分かち合いたいと思っています。
国外へつなぐ活動ゆえに、コロナ禍で思うように進められないもどかしさに悩んでいるところですが、今回の受賞を大きな励ましとして、一台でも多くの子ども用車椅子を届け続け、子どもたちの笑顔に会い、さらなる活動展開へのエネルギーにしたいと思います。ありがとうございました。
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特定非営利活動法人 こえとことばとこころの部屋

【所在地】大阪府大阪市
【代表者】代表理事 上田 假奈代
【設立】2003年
【ウェブサイト】http://cocoroom.org/

<授賞理由>
こえとことばとこころの部屋「ココルーム」は、「生きることは表現」をテーマに、高度経済成長を支えた労働者のまち、大阪市西成区・釜ヶ崎に深く根ざしながら、さまざまな背景の人々が表現を通じて他者と出会い、社会との関わりを回復するための活動に取り組んでいる。喫茶店やゲストハウスの運営により持続的な活動基盤を作り、多様な相談に耳を傾け、滞在する外国人旅行者も巻き込みつつ、誰でも参加可能な学びあいの場である「釜ヶ崎芸術大学」や、俳句会、朗読会、「まちかど保健室」などを折々に開催。海外の同種の団体やアーティストとの交流にも活動の幅を広げながら、元労働者や生きづらさを抱える人々が、未来を生きるための自立・自律を後押ししている。

<受賞団体のコメント>
受賞の知らせが届いた現場に居合わせた10歳の子どもが、すかさず「地球市民賞?釜ヶ崎のおっちゃんも地球市民やで!」と言いました。その場のみんなが頷きました。釜ヶ崎の人々、この場を開き続けたスタッフたち、応援してくださったみなさん、地球を家と考える人々とともに受賞をわかちあいます。励みになります。ほんとうにありがとうございます。
これからも変わりゆく社会のなかで自らの言葉を携えて、顔をあげて、「出会いと表現の場」の可能性を拓きます。
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