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【途上国だけではない児童労働】コロナ禍の国際交流を通じて、児童労働のない社会実現へ。国内NPOとダッカ大学が業務提携、初の共同プログラムを実施

PR TIMES / 2021年7月21日 20時45分

日本でも関心が高まる「ヤングケアラー」問題。バングラデシュと日本の児童労働問題について両国の学生がリモートで議論

国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」 (東京都新宿区、代表理事・坂口和隆)は、子どもの労働問題や貧困について、日本の学生とバングラデシュの学生が意見交換するイベントを開催します。本プログラムは、バングラデシュ最大の国立大学「ダッカ大学」の日本研究科との業務提携後、初の取り組みとなります。




貧困問題の解決に向け、ダッカ大学と事業提携

かつて最貧国と言われたバングラデシュは、近年大きな経済成長を遂げています。今年、独立50周年を迎えましたが、未だ24%の人口が貧困層にあたる後発開発途上国です。社会的格差が広がる中、貧困層は児童労働など様々な社会問題に直面しています。
バングラデシュと日本の国交樹立当初から現地で支援活動を行うシャプラニールは、児童労働削減や防災などの幅広い分野での協働事業を通じた貧困問題の解決を目的として、2020年11月にバングラデシュのダッカ大学日本研究科と業務提携の覚書を締結しました。ダッカ大学は同国最大の国立大学で、2022年に創立100周年を迎えます。日本研究科は学生約250名・教授8名が在籍し、日本の文化・歴史・経済などの研究が行われており、来年初の卒業生を輩出する予定です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/54579/14/resize/d54579-14-fd7769affdfc7f3bf41a-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/54579/14/resize/d54579-14-ae1c042dd192b7242822-1.jpg ]




途上国だけでなく日本にも存在する児童労働。学生同士が意見交換


今回実施するプログラムは、バングラデシュと日本をオンラインで繋ぎ、両国の学生が児童労働について2回にわたり共に学び、共に考えることで、学生同士の交流と社会問題の解決に向けた行動のきっかけづくりを目指すものです。ダッカ大学との提携後初となる取り組みです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/54579/14/resize/d54579-14-bb0980d8c2b197a3c9f7-2.jpg ]


近年、日本国内においても子どもが介護などを担う”ヤングケアラー問題”が日本の児童労働問題として注目を集めています。昨年の国の調査※では、中学生の17人に1人が家族の世話や介護などに追われていることが明らかになりました。本イベントではこのような自国の子どもの労働・貧困問題について調査し、学生同士が意見交換を行います。日本からは国際交流や社会問題に関心のある一般応募した学生の他、コロナ禍により海外留学を延期・断念した学生などが参加しています。
※「ヤングケアラーの実態に関する調査研究について」厚生労働省・文部科学省(2021年3月)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/mext_01458.html


【開催概要】
ユース交流プログラム バングラデシュ×日本~児童労働のない社会を一緒につくろう~
[画像4: https://prtimes.jp/i/54579/14/resize/d54579-14-3e4353dd81870ddabb58-3.jpg ]


●開催日時:
第1回 2021年7月28日(水)19:00-21:00
第2回 2021年9月17日(金)19:00-21:00
●参加者: 
日本:一般学生20名、ダッカ大学:日本研究科学生20名

<交流プログラムの詳細>※各回ZOOM開催となります。
【第1回セッション】7月28日(水)19:00-21:00
1. 自己紹介/交流タイム
2. 勉強会「世界の児童労働の現状を知ろう」
  講師:シャプラニール海外活動グループ バングラデシュ事業担当 峯ヤエル
3.学生同士のワークショップ:グループに分かれ、児童労働に関する学びを深めます。

【第2回セッション】9月17日(金) 19:00-21:00 
1.チーム毎のプレゼンテーション
 プレゼンテーマ:
 ・日本、バングラデシュの児童労働(子どもに関する課題)の現状について
 ・児童労働が自分たちの日常生活にどのように関わっているか
 ・児童労働をなくすためにどのような取り組みが行われているか
2.学生同士のワークショップ:グループに分かれて、意見交換を行います。
3.わたしたちにできること:児童労働をなくすために自分たちができることを考え、共有します。




シャプラニールについて~支援を受けられない「取り残された人々、課題」にアプローチ~“すべての人々がもつ豊かな可能性が開花する社会”を目指す国際協力NGO


1972年に創立された、特定の宗教、政治、企業、団体に属さない国際協力NGO。1.子どもの権利を守る、2.災害に強い地域をつくる、3.フェアトレードを通じて共生できる社会をつくるという3つの主な活動を通じて、バングラデシュやネパールといった南アジアを中心とした社会や他の援助団体の支援から「取り残された人々」への支援や「取り残された課題」に取り組んでいます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/54579/14/resize/d54579-14-f523b323ca176dba99fd-4.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/54579/14/resize/d54579-14-d8a28ce684458cb853f0-5.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/54579/14/resize/d54579-14-75858c91c42279cddb6b-6.jpg ]




団体概要


・団 体 名:特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
[画像8: https://prtimes.jp/i/54579/14/resize/d54579-14-0ddd4759cd8f7bf0d79e-7.jpg ]


・所 在 地:東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内
・代 表 者:坂口和隆(代表理事)
・創 立:1972年9月1日
・主な活動国:バングラデシュ、ネパール
・主な活動内容:児童教育支援、家事使用人として働く少女たちへの支援活動、先住民の子どもたちの文化教育支援、開発教育および出版活動
児童労働の予防と削減、災害緊急支援・復興支援
フェアトレード、スタディツアーなど
・職 員 数:日本:18名、バングラデシュ:13名、ネパール:6名
・公式サイト:https://www.shaplaneer.org/
・オンラインショップ「クラフトリンク」:https://craftlink.shop/

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