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次世代MR技術で展示・観劇体験をアップデートする没入型エンターテインメントWebアプリ、『Kadinche Layerd』をリリース

PR TIMES / 2024年7月24日 23時45分

博物館、美術館、劇場、スポーツスタジアムの体験を一新するMR演出を可能にする統合型MR体験管理システム



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60963/14/60963-14-c3ecffa6c91b01800513daba10ec5621-786x525.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Kadinche Layerdのロゴデザイン

 カディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行)は、Mixed Reality(MR)技術を駆使した画期的なMR体験統合管理システム「Kadinche Layerd」を発表しました。このシステムは、博物館、美術館、劇場、スポーツスタジアムなど、多様な場所でのエンターテインメント体験を根本から変革することに挑戦し、来場者に前例のない没入感のエンターテイメントを提供します。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60963/14/60963-14-f31938cb2301db825e8770ff75637411-1175x747.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Kadinche Layerdのイメージ図
 Kadinche Layerdは、管理PCからMRオブジェクトの設置や編集が簡単に行えるMR体験統合管理システムです。3Dオブジェクトを手元に用意しておけば、従来は設置場所のスペースの都合で展示できなかったものや移動の難しかった展示物を、MRを利用したデジタルオブジェクトとして配置することが可能です。
また、それを視聴する複数台のMRゴーグルやスマートフォンの状態監視を一元的に管理できます。従来の館内展示や公演に新たな次元を加え、デジタルとリアルを高度に融合させた豊かな体験を創出します。



簡単なMRオブジェクト編集管理
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60963/14/60963-14-de724e74c09a8038d667837678d89358-1417x803.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Kadinche LayerdのWeb操作画面イメージ

 Webブラウザから3Dオブジェクトを直感的に配置・編集できる機能を提供します。専門知識がなくても、担当スタッフが迅速にコンテンツを更新できるため、展示用3Dオブジェクトや館内3Dモデルをアップロードし、展示内容を頻繁に更新することが可能です。これにより、季節イベントなどにも柔軟に対応できます。外部業者に頼ることなく、自社で柔軟な編集が行えるため、コスト削減につながるとともに、独自性の高い展示を実現できます。
【過去の当社MR体験開発実績】
水木しげる記念館
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=SLG49jKd2_w ]
 博物館や美術館への導入では、スペースの制約を超えて様々な興味や理解度を持つ来館者に対してさらなる付加価値を提供することが可能です。
 昨年、開館20年を迎えた水木しげる記念館では、漫画家水木しげる氏の生い立ちや作品の世界観を体感できるMR展示コンテンツを提供、開発協力を実施しました。MRゴーグルを用いることで、日常に潜む人間の目では見えないものが覗けるようになるというコンセプトで、いままで見えなかった異界の存在を身近に感じられたりと、空間を舞台に、水木しげるワールドを巡り体感していくインタラクティブな体験型の館内ガイドを実現しました。
NICT Beyond 5G研究開発促進事業での「ShonanFutureVerse: 仮想都市未来像にもとづく超解像度バックキャスティングCPS基盤」
 革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G)の枠組みであるNICTのプロジェクトでは、本技術を用いたMR体験での実証実験を実施しております。本取組では、いくつかの施策の中でメタバース空間と現実空間を組み合わせた情報視覚化技術という分野で移動する乗り物に乗車した状態でのMR体験の設計、構築を実施しております。

<導入実績>
2022年9月:水木しげる記念館(博物館・美術館版)
2022年10月:松竹座(劇場・舞台版)
2023年11月:歌舞伎座ギャラリー(劇場・舞台版)
2024年2月:NICT Beyond 5G研究開発促進事業での「ShonanFutureVerse: 仮想都市未来像にもとづく超解像度バックキャスティングCPS基盤」におけるMR体験

まとめ
・導入するだけでイマーシブなMR体験の提供が可能
・博物館、美術館、劇場、スポーツスタジアムなど幅広い施設での活用
・ブラウザの簡単な操作でMRオブジェクトの配置・編集が可能
・多人数でのリアルタイムでのコンテンツ更新と同期

おわりに
 Kadinche Layerdは、Windows、Mac PCそれぞれで導入が可能で、MRヘッドセットとしてMicrosoft HoloLens 2に対応しています(Magic Leap 2も対応予定)。 カディンチェ株式会社は、Kadinche Layerdの導入を検討する施設や企業向けに、専門チームによるサポートも提供しており、3Dモデルの作成から、システムのカスタマイズまで、顧客のニーズに合わせた柔軟なサービスを展開しています。 
 
 デジタル技術とリアルな体験を融合させることで、エンターテインメント産業に新たな可能性を開きます。来場者の期待を超える体験を提供し、施設の魅力を最大限に引き出し、エンターテインメントの未来を形作ることを期待しています。
「Kadinche Layerd」の詳細や導入に関するお問い合わせは、弊社ウェブサイトよりぜひご連絡ください。

本件に関して、問い合わせはcontact@kadinche.comへご連絡ください。

本研究成果の一部は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))の委託(JPJ012368C08201)により得られたものです。

カディンチェ株式会社について
 Kadinche(読み:カディンチェ)は、「XR & AI Engineering Firm」をビジョンに掲げ、XR(eXtended Reality)技術を軸に新たな価値創造と産業革新を推進しています。私たちは、XR技術の可能性を最大限に引き出し、様々な産業分野における課題解決と新たな体験の創出を目指しています。
 人類の進化は、常に技術の進化と共にありました。火の使用、農耕の開始、車での長距離移動など、新しい技術が新しい道具を生み出し、人類に新たな可能性をもたらしてきました。Kadincheは、最先端の情報技術と映像技術を駆使して、次世代の革新的なツールを開発し、人類の更なる進化に貢献します。特に2020年代において、私たちはバーチャルリアリティ(VR)やミックスドリアリティ(MR)を中心とした時空間・人間拡張技術の研究開発に注力し、その社会実装を積極的に推進しています。これらの技術は、私たちの生活や仕事のあり方を根本から変革する可能性を秘めており、Kadincheはその最前線に立って挑戦を続けています。
 社名の「カディンチェ」とは、ゾンカ語(ブータン王国の言語)で「ありがとう」という意味です。ロゴマークに採用している鳥は「ワタリガラス」であり、北米大陸先住民族においては「創造主」や「トリックスター:Trickster」として神話に登場します。生かされていることに感謝しながら、他とは違う少し変わったこと、いたずらっぽいけど結局は良い方向に導けるようなことに取り組んで行きたいという想いを込めて、社名とロゴを決定しました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60963/14/60963-14-689a101b5e403f1be6a14d5e8d0138a3-3100x592.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


カディンチェ株式会社会社概要
会社名  :カディンチェ株式会社
所在地  :東京都渋谷区代官山町14-23 セントラル代官山5階
設立   :2008年8月8日
代表取締役:青木崇行
事業内容 :空間表現技術の研究開発及び製造・販売、ソフトウェア受託開発、ウェブサイト制作
URL   :https://www.kadinche.com/


本件に関して、問い合わせはcontact@kadinche.comへご連絡ください。

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