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【 #自分の体と未来は僕たち、私たちが決める 】約3人に1人が10代の妊娠を経験。ケニアの若者たちが、地域の早すぎる妊娠を防ぐため啓発活動を拡大!

PR TIMES / 2024年7月16日 15時15分

PLASは、18歳以下の妊娠を減らすために、21名のピア・エデュケーターを通して、720名の若者・子どもたちに妊娠・避妊の正しい知識を届けます。クラウドファンディングは7/16から開始。



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啓発活動の様子

近年、世界では中絶の制限緩和や避妊薬(具)へのアクセスの改善が見られるなど、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)に関して進展が見られていますが、国や地域によって適切な情報やサービスにアクセスできる状況は、大きな差があります。ケニアの西部のホマベイ郡は、アクセスしづらい地域の1つです。
ケニア国内の中でも2番目に高い「10代の妊娠率」
現地調査を通して、子どもたちが早すぎる妊娠をする背景と問題が見えてきました。

地域には男性優位の価値観が根強く残っていることから、女性の地位が男性より低く見られがちです。そのため、男性に性交渉を迫られた際に「Noと言えない」ことがあります。また家計が苦しい女の子にプレゼントという名目でお金を渡し、性交渉を迫るケースもあります。

SRHR(性と生殖に関する健康と権利)に関する知識を子どもたちがどんな風に学んでいるのかというと、小学校では理科の授業の中で、中学校では生物の授業の中で、受精や性感染症などの限定された知識を学んでいます。しかし具体的な妊娠・避妊の情報を学ぶ機会がありません。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97476/14/97476-14-11ef16906c856967ee615284f570ec63-1500x1125.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
授業の様子

実際に子どもたちに話を聞いてみると、「1回だけなら妊娠しない」や「コンドーム以外の避妊手段は知らなかった」という言葉が出てきていることから、子どもたちに正しい性教育が届いていないことが分かります。

こうした背景から妊娠をした女の子たちは、健康へのリスクや社会的・経済的な困窮、教育機会の喪失、偏見や差別の問題に直面する可能性があります。このような問題は子どもたちの未来を奪います。
ケニアの若者が広める性教育
PLASでは、早すぎる妊娠から子どもたちの未来を守るために、子どもたちが正しい性の知識を持ち、自分の行動を自分で決めることができるように子どもたちへの啓発活動を行う事業を開始しました。

この事業のユニークな点は、地域の若者たちの中からこの啓発活動を行うリーダー(ピア・エデュケーター)を選出し、研修などを通して学んだリーダーがその他の子ども・若者たちへと啓発を行う点です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97476/14/97476-14-7734164b888fd4be3c55799cda471c64-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ピア・エデュケーターへの研修の様子

ケニアの若者たちが行う啓発だからこそ、地域の子ども・若者たちは興味を持って耳を傾け、効果的に知識を得たり行動を変えたりすることができるのです。

ピア・エデュケーターは、意欲のある15~18歳の子どもたち21名を選出しました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97476/14/97476-14-b275069e34b52f9f0a05be0255105416-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
啓発活動をする前の打ち合わせの様子

現地では「妊娠・出産」は女の子に対してのみアプローチをすることも多いのですが、男女に対して活動を行っていくことが大切だと考えています。教育機会の男女格差や男性優位な慣習のある中で「女の子の問題」としてしまうのではなく、男の子が学び、行動を変えていくことが課題解決の重要なポイントです。

「早すぎる妊娠の課題」を認識し、解決できるコミュニティを目指して
これまで21名のピア・エデュケーターの育成を行い、194名の子どもたちに啓発活動を実施してきました。その他にも、540個の緊急避妊薬と2,592個のコンドームを配布し、6つの医療施設との連携をすることができました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97476/14/97476-14-3b54e4238008983281c70dd9da733352-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
配布した緊急避妊薬とコンドーム

今年は、ピア・エデュケーターによる啓発活動や避妊具の配布などを続けることに加えて、子どもたちを守る大人たちへ啓発活動を届けていきます。

事業地域では家庭で性の話をすることはタブー視されており、保護者から子へ正しい性の知識を提供したり、保護者が性に関する子どもの相談に乗ったりすることはほとんどありません。それどころか、性に関する正しい知識がなく、子どもたちにどう対応したらよいかわからないと悩む、保護者も少なくありません。

一方で妊娠がわかった際に女の子が相談する先は保護者であることが多く、「もっと子どもとコミュニケーションを取っておけばよかった」「子どもと性について話しておけばよかった」という保護者の声を聞いてきました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97476/14/97476-14-855970adc67db7ade32fabb6c70ce3c6-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
別事業で実施した関係者会議の様子

さらに、医療施設や保健省、教育省、学校、村長など様々なステークホルダーが一堂に会する関係者会議を実施し、地域全体で早すぎる妊娠の社会課題に取り組みます。

7月16日~、クラウドファンディングを開始
「自分の体と未来を、自分で決められるようになるために。」

今回のクラウドファンディングでは、ケニアの若者が広める性教育で女の子たちの早すぎる妊娠を防ぐ事業の活動資金を募っています。

< クラウドファンディングの概要 >
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97476/14/97476-14-f57bec0f56f44c445e93b1d85f5ec51f-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

「自分の体と未来は僕たち、私たちが決める ケニアの若者が広める性教育を応援したい!」サイト:https://camp-fire.jp/projects/view/686813?utm_source=pressrelease&utm_medium=refferal&utm_campaign=pressrelease_0716
実施期間:2024年7月16日~8月31日
目標金額:200万円
クラウドファンディングで募った支援金は、事業費や活動を担うスタッフの人件費などに大切に使わせていただきます。




7月25日のランチタイム開催!クラウドファンディング・トークイベント
クラウドファンディングの開始に合わせて、プロジェクトの詳細や活動について、事務局長の小島がお話しします。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97476/14/97476-14-a44ea400e980eab3d92f89f9d0702b92-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

PLASチャンネル特別回 「 自分の体と未来は僕たち、私たちが決める ケニアの若者が広める性教育を応援しよう!」
登壇者:事務局長 小島 美緒
日時:7月25日(木)12:15~12:45
場所:Youtubeライブ(無料・事前登録不要)

▼ご視聴はこちらから
https://youtube.com/live/idiNqsrFiN4?feature=share



[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97476/14/97476-14-393b5e9dae5fc5164259996bca7e5561-739x906.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

エイズ孤児支援NGO・PLASについて法人名:特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS
設立年月日:2005年12月9日
法人設立:2013年3月11日(東京都より特定非営利活動法人として認証を受ける)
メールアドレス:info@plas-aids.org
所在地:東京都渋谷区広尾5-23-5 長谷部第一ビル402号室
URL:https://www.plas-aids.org/



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