1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

衛星軌道投入ロケットを開発する民間宇宙スタートアップAstroXが、プレシリーズAラウンドにて4億円の資金調達を実施

PR TIMES / 2024年9月5日 11時15分

-2025年の宇宙空間到達を目指してロケットの開発投資と人材採用を強化-

空中発射方式による衛星軌道投入ロケットを開発するAstroX株式会社(本社:福島県南相馬市、代表取締役:小田翔武、以下「AstroX」)は、ICJ2号ファンド投資事業有限責任組合をリード投資家として、プレシリーズAラウンドで総額4億円の資金調達を実施しました。今回の調達により、2025年度中の宇宙空間到達を目指してロケット開発投資と人材採用を強化いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/101722/14/resize/d101722-14-b582090d578283a96721-9.png ]

AstroXが取り組む衛星軌道投入ロケット事業について


AstroXは「宇宙開発で“Japan as No.1”を取り戻す」をビジョンに2022年5月に設立された民間宇宙スタートアップです。
宇宙産業は世界的に急成長しており、世界の宇宙産業市場は2040年には約120兆円を超えると予測されています。
その中でも衛星を使ったサービスなど人工衛星の需要が大きく伸びており、それに伴い小型衛星の打ち上げ需要は急増しています。しかし現在、日本国内では衛星を宇宙に運ぶロケットが不足しており、国内の小型衛星のほとんど100%を海外ロケットで打ち上げています。この打ち上げ機会の不足が日本の宇宙開発の大きな課題となっています。
その課題を解決し、宇宙産業を日本の一大産業にできるよう、AstroXはロックーン(Rockoon)方式と呼ばれる気球からの空中発射方式において高頻度、低価格での打ち上げを実現するべく、研究開発サービス展開に取り組んでいます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/101722/14/resize/d101722-14-bfc7a949f956cadcee2f-7.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/101722/14/resize/d101722-14-63c75f4f4447be344924-8.jpg ]


調達によりサブオービタルロケット「FOX」の開発を加速


サブオービタルロケットとは、高度100kmの宇宙空間に到達して返ってくる単段式ロケットです。AstroXは、気球で成層圏までロケットを放球しそこからロケットの空中発射を行うロックーン(Rockoon) 方式での衛星軌道投入を行うサービスを研究開発しており、2023年12月、サブオービタルロケット「FOX」の空中発射時の姿勢制御装置の統合試験(以下本試験)に成功しました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000101722.html

今回の資金調達を元に、2025年の宇宙到達を目指して「FOX」の開発を加速し、日本発の宇宙輸送系ベンチャーとして世界初の気球空中発射であるロックーン技術の実用化に挑んでまいります。

[画像4: https://prtimes.jp/i/101722/14/resize/d101722-14-20c555dc190b2843cab7-0.jpg ]


■ご出資いただいた投資家からのコメント
ICJ(インクルージョン・ジャパン) 服部 結花 様


[画像5: https://prtimes.jp/i/101722/14/resize/d101722-14-fb2591f184d61c632b48-0.jpg ]

日本から宇宙「産業」を生み出すためには、インフラとなるロケットは必要不可欠です。
いまだ世界で実用化されていないハイブリッド燃料ロケットを、気球から打ち上げる(ロックーン方式)ことができれば、低コストで安全かつ日本の射場不足問題にも影響されない宇宙輸送手段が実現します。AstroX社の成功が日本の未来の産業の礎になると確信しています。


ニッセイ・キャピタル 堀田 芽ノ世 様


[画像6: https://prtimes.jp/i/101722/14/resize/d101722-14-99f2ad6bbfd8387dcea5-0.jpg ]

気球でロケットを成層圏まで持ち上げ、空中発射するロックーン方式を世界で初めて実現させようとするAstroX社の挑戦にご一緒出来ること嬉しく思います。2022年の資金調達後、AstroX社はエンジンの燃焼実験や方位角制御による気球からの空中発射実験成功等、ロックーン方式での宇宙空間到達に向けて着実に前進してきています。
宇宙産業を日本の一大産業にしたい、と熱く語る小田社長をはじめとするAstroX社を投資家として全力で応援していきます。

ANOBAKA 長野 泰和 様


[画像7: https://prtimes.jp/i/101722/14/resize/d101722-14-62bc8e61cd306a0cc4ad-0.jpg ]

2年ほど前に小田さんからAstroXの話を聞いた時、そのポテンシャルにワクワクしつつほんとに可能なのか?という不安の中でシード投資を実行しました。
その後重要なマイルストーンを着実に成功させ、周りを巻き込んでいく小田さんの姿を見ながら不安がどんどん解消されていきました。
そんなAstroXのビジョナリーな活動にワクワクが止まらないままシードに続き2回も投資してしまいました。今後のAstroXが楽しみで仕方がありません。


三菱UFJキャピタル 色川 将吾 様


[画像8: https://prtimes.jp/i/101722/14/resize/d101722-14-1e5c2327294c1b972f01-0.jpg ]

AstroXが開発するロックーン方式による衛星軌道投入ロケットは、射場に依存せず低コストかつ高頻度の打上を可能にするもので、国内で不足するローンチヴィークルの課題を解決し、宇宙産業を支えるインフラとして必要不可欠な存在になる事を期待しています。同社のさらなる成長に向け、資金調達や事業開発等の様々な場面において、最大限のご支援をさせて頂きます。



本ラウンドにおける投資家一覧


・インクルージョン・ジャパン株式会社
・ニッセイ・キャピタル株式会社
・株式会社ANOBAKA
・三菱UFJキャピタル株式会社
・株式会社ベクトル
・株式会社鎌田企画
・ユナイテッド株式会社
・Iceblue Fund有限責任事業組合
・90s株式会社
・Spring Star Capital 株式会社
・株式会社morich
・G-STARTUPファンド
・林 凡古
・阪本 勝

一緒に宇宙空間到達を目指す仲間を募集中


AstroXは正社員、副業問わず、エンジニアを中心にロケット開発に携わる人材を募集しています。当社の取り組みに共感いただける方、少しでも宇宙開発に興味を持った方はぜひお気軽にご連絡ください。

採用サイトURL: https://astrox.jp/recruit/
[画像9: https://prtimes.jp/i/101722/14/resize/d101722-14-f281fe07c05f7bd8ccd6-0.jpg ]



会社概要


会社名:AstroX株式会社(AstroX, Inc.)
本社所在地:福島県南相馬市小高区本町1-87
代表者:代表取締役 / CEO 小田翔武
設立:2022年5月20日
事業内容:宇宙輸送事業
企業URL:https://astrox.jp


本件に関する報道関係者からのお問合せ先


AstroX株式会社 広報担当:中松
電話:03-6824-7894
メールアドレス:yoshimi_nakamatsu@astrox.jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください