aiESG、日本電気株式会社のTNFDレポートで、バリューチェーンの環境負荷を分析
PR TIMES / 2024年6月25日 11時45分
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ESG定量評価を行う九州大学発スタートアップの株式会社aiESG (本社:福岡市博多区、代表取締役:馬奈木 俊介/以下「aiESG」)は、日本電気株式会社(所在地:東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO:森田 隆之、以下「NEC」)のTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)レポート作成に協力し、バリューチェーンの環境負荷分析プロジェクトを完了しました。
TNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、 自然関連財務情報開示タスクフォース)は企業と自然資本や生物多様性の相互の影響やリスク、機会を開示するための枠組みであり、これに準じた情報公開によって投資家や社会からの適正な評価を受けることが期待されています。
TNFDではバリューチェーン(価値連鎖網=モノと仕事の流れ)全体における自然関連の情報開示が対象となりますが、バリューチェーン上流の膨大な数の調達取引先を遡り、自然資本への依存や影響関係を把握することは非常に困難でした。
aiESGは、AIと国際産業連関表などの統計データを用いたバリューチェーン/サプライチェーン分析において、セクターのレイヤーを下流から上流へ複数層遡る手法を確立しています。この度、aiESGはNECの調達データからバリューチェーン上流における環境負荷の可視化を行いました。
今回の取り組みを活かし、今後も企業の事業やバリューチェーンと環境の関わりの解明を支援して参ります。
製品レベルのESG分析サービス「aiESG (アイエスジー)」とは
「aiESG」は、世界初となる製品およびサービスレベルの包括的なESG分析を可能とするサービスです。当社保有のESGサプライチェーンビッグデータを用いたAI分析により、3200余りのESG指標について詳細な試算が可能であるだけでなく、業界平均・従来品等との比較が可能です。特に、CO2などの環境面だけでなく、近年重要性が増している人権、生物多様性、労働環境等を含めた社会面やガバナンス面を定量的に評価可能な点において世界初のソリューションとなります。
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aiESG評価項目一覧(抜粋)
さらに、aiESGによる分析は従来のライフサイクルアセスメント(LCA)では困難であった地理的試算も可能であり、直接調達先のみならず2次から最上流の取引先まで遡り、環境・社会・企業統治のホットスポットを可視化することができます。
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ダッシュボードイメージ図
また、カスタマーからの必要なデータは製品のコスト構成データまたは物量データのみであるため、従来莫大な工数が発生していたESGサプライチェーンの開示が容易となります。
当社サービスの紹介はこちら(https://aiesg.co.jp/report/20230515_service_aiesg/)
株式会社aiESG (アイエスジー)について
当社は、製品およびサービスレベルのESG分析を通して、持続可能な社会の実現を目指す九州大学発のスタートアップ企業です。G20 国連報告書代表など国際的・学術的な長年のESG研究成果を元に、サプライチェーンを全て遡ったESG評価プラットフォーム「aiESG」を提供しています。また、ESG全般について支援サービスを行っています。当社コーポレートサイトはこちらから(https://aiesg.co.jp/)
会社概要
会社名 :株式会社aiESG
本社所在地 :福岡市博多区博多駅前 1-15-20 NMF博多駅前ビル 2階
代表取締役社長 :馬奈木 俊介
事業内容 :プロダクト/サービスレベルのESG分析事業
HP :https://aiesg.co.jp/
設立 :2022年7月
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