Cloudera 、データカタログと Iceberg REST Catalog を統合してメタデータ管理を強化

新機能がオープンな相互運用性を向上させ、データセキュリティやガバナンスの高まる需要に対応

データ、アナリティクス、 AI の活用から価値を引き出す真のハイブリッドプラットフォームを提供する Cloudera 株式会社（所在地：東京都中央区、社長執行役員：大澤 毅）は、メタデータ管理ソリューションにおける 2 つの新たな拡張機能を発表しました。これらの新機能は、データレイクハウスでのオープンな相互運用性を向上させ、データライフサイクル全体のセキュリティやガバナンスのニーズに対応します。

企業が生成 AI アプリケーションへの投資を拡大させる中、データ品質やコンプライアンスには、堅牢で適応性の高いメタデータ管理が不可欠なものとなっています。しかし、それを的確に実行し、より正確でスケーラブルな成果を出すためには、メタデータ管理の変革力を発揮できる安全性の高い統合プラットフォームが必要です。

Cloudera は大規模なデータ、アナリティクス、 AI における最適なプラットフォームベンダーとして、エンドツーエンドかつ、あらゆるエコシステムでの統合と相互運用が容易なオープンスタンダードのデータレイクハウスを提供しています。今回の新機能は、最新のデータアーキテクチャに対する Cloudera のコミットメントを強化します。新機能の詳細は次の通りです。
- 新たな Iceberg REST Catalog の統合：サードパーティーエンジンを使用しながらの Apache Iceberg テーブルへのシームレスなアクセスが可能になり、ユーザーはセキュリティやガバナンスを的確に統合しながら、様々なツールを活用することができます。データアクセスの簡素化やプラットフォーム間のデータ権限やデータリネージの維持ができ、個別のセキュリティレイヤーが最小になることからコストの削減とデータ侵害のリスク低減につながります。
- Shared Data Experience （SDX）：エンドツーエンドの統合データセキュリティ、ガバナンス、メタデータ管理の提供を通じてクラウドネイティブなコンテナ型のエクスペリエンスが可能になります。ツール間でのセルフサービスによるデータアクセスを提供し、セキュリティ機能の統合によって侵害リスクを最小限に抑え、さらにクラウドやオンプレミスのデータを一元管理します。現在は、テクニカルプレビューを行っています。


今回の新機能は、データライフサイクル全体でセキュリティやリネージでデータを保護するだけでなく、メタデータ管理を最適化することで総所有コスト（TCO）を削減しながら、パフォーマンス、スケーラビリティ、レジリエンスの向上を実現します。また、この機能拡張によって、コピーを作成せずに容易にメタデータへの共有ができ、ベンダーロックインに陥ることなくサードパーティツールによるイノベーションが可能になります。

業界アナリストであるサンジェブ・モハン（Sanjeev Mohan）氏は次のように述べています。「企業データほど管理が重要なものはありません。組織はあらゆる場所において、あらゆる速度で、あらゆるデータアセットに統合的にアクセスして管理する手法を求めています。組織でデータを管理する担当者は、オープンテーブル形式を活用し、コンテンツがどこに保存されていても一貫性のあるポリシーセットを適用することで、データが矛盾なく確認できるようになることを望んでいます。これは、 Iceberg REST API などを組み込んで、きめ細かいアクセス制御を可能にするデータカタログの拡張によって実現できます。」

Cloudera株式会社 で社長執行役員を務める大澤 毅は次のように述べています。「統合データと相互運用性は、ハイブリッドクラウド全体において Cloudera のオープンデータレイクハウスアーキテクチャの中心であり、今後もそうあり続けます。 Cloudera のプラットフォームは、ベンダーロックインやデータのサイロ化を阻み、拡大するメタデータを管理する比類ないスケーラビリティ、パフォーマンス、レジリエンス、効率性を実現します。オープンスタンダードに準拠することで、あらゆるエコシステムにおいてシームレスな統合と相互運用性を確保し、企業は AI 投資を最大限に活用することができます。」

Clouderaは、 8 月 6 日～7日にシンガポールの Sands Expo & Convention Center にて「EVOLVE24 APAC」を開催しています。 EVOLVE24 APAC では、 Cloudera のエキスパートが、 Cloudera がビジネスデータにアナリティクスと AI を活用させる唯一の真のハイブリッドオープンデータレイクハウスであることについての説明や、最新の製品アップデートのデモなどを行っています。

今回発表した新機能に関して、 Cloudera がセキュリティやガバナンスへのニーズに対応しながら、どのようにオープンな相互運用性の取り組みを強化しているのかについて、詳細をこちらで確認できます。


Cloudera について
Cloudera は、データ、アナリティクス、 AI の活用から価値を引き出す真のハイブリッドプラットフォームを提供しています。他のクラウド専用ベンダーよりも 100 倍以上のデータを管理し、グローバル企業がパブリッククラウドやプライベートクラウドで保持するあらゆるデータを、価値のある信頼できるインサイトに変換できるよう支援しています。 Cloudera のオープンデータレイクハウスは、ポータブルなクラウドネイティブのアナリティクスによるスケーラブルで安全性の高いデータ管理を提供し、ユーザーが生成 AI モデルをデータに取り込むことを可能にすると同時に、確実なプライバシー保護と信頼性の高い AI 展開を可能にします。金融サービス、保険、メディア、製造業などの世界大手企業や政府機関は、現在だけでなく将来にわたって、実現が難しい課題をデータを活用して解決するために Cloudera を利用しています。詳細については、ホームページ、 LinkedIn および X をご覧ください。
Cloudera および関連するマークは、 Cloudera, Inc. の商標または登録商標です。その他すべての会社名および製品名は、それぞれの所有者の商標です。

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