【子供の進学先選び、保護者の視点に男女差】保護者5700名へのアンケート調査
PR TIMES / 2025年2月5日 17時15分
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/132873/14/132873-14-3a4d75917c36db86fd7c3229f8682605-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
地方女子学生の進学支援を行うNPO法人ハッシュタグYourChoiceProjectは、株式会社ベネッセコーポレーションと共同で、全国の中学生~高校生の保護者を対象として、子どもたちの進路選択(主に大学受験)における障壁がどこにあるのかを明らかにするための調査を行った。
【調査概要】
調査対象:中学生~高校生のお子さまをお持ちの保護者の方
調査期間:2024年9月16日~9月23日
調査主体:株式会社ベネッセコーポレーションとNPO法人ハッシュタグYourChoiceProjectによる共同調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:5,739名
【調査結果サマリー】
・大学選びについて、最も重視されるのは「研究内容や学部学科」。女子学生の保護者は「場所」、男子学生の保護者は「就職実績」を重視。
・大学進学時に地元に残って欲しい理由は「金銭面」。女子学生の保護者は特に「安全面」を不安視。
・「安全面の不安」について、女子学生の保護者は性犯罪や刑法犯、男子学生の保護者は詐欺や災害を不安視。
・進路選択で保護者に影響を与えるのは「子どもからの話」「子どもの成績」。地方では学校からの情報、首都圏ではインターネットを重視。
大学選び、女子学生の保護者は「場所」、男子学生の保護者は「就職実績」を重視
「お子さまの進学する大学を考えるときに、重視する特徴を1位~3位までお答えください。」という設問に関して、1位から3位まで順位づけして回答してもらった。
最も重視されるのは「研究内容や学部学科」であった。また、男女差が最も大きかった項目は「大学のある場所」、次に男女差が大きかったのが「大学の就職実績」であった。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/132873/14/132873-14-30ca1238c506a2ec8ccc7a6b09c3391a-512x317.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
グラフは、お子さまの大学を選ぶときに重視する要素を、性別(男子・女子)ごとに比較したもの。データは各グループの人数差を考慮し、「1人あたりの影響スコア」に正規化して示している。正規化スコア=各属性のスコア(1位=30,2位=20,3位=10ptとして重み付け)/各属性の合計人数男子:n=2553 女子:n=3096
#YourChoiceProjectとしての考察
女子学生の保護者が男子学生の保護者よりも「大学のある場所」を重視するのは、女子には地元に残って欲しいという気持ちの表れであり、第一弾調査レポートで明らかになった「女子学生の方が地元に残って欲しいと思われていること」等と関連していると思われる。
また、男子学生の保護者の方が女子学生の保護者よりも「大学の就職実績」を重視するのは、第一弾調査レポートで明らかになった通り、「女子学生より男子学生の方が、保護者により大きな年収が将来期待されていること」が関係しているだろう。
大学進学時に地元に残って欲しい理由は「金銭面」「安全面」
「お子さまに、大学進学時に地元(親元)に残ってほしいと思いますか?」という設問に対して、「強く思う」「どちらかというと思う」を選択した保護者に対して、その理由を尋ねたところ、金銭面の不安が最も大きいことが分かった。
男女での理由の違いを調べたところ、大きく差が出た項目として女子学生の保護者は特に安全面を心配していることが分かった。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/132873/14/132873-14-12fe5821e18c0750b118f2cfb233f420-512x317.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
男子:n=1061 女子:n=1599 複数選択可
「安全面の不安」女子学生の保護者は性犯罪や刑法犯、男子学生の保護者は詐欺や災害を不安視。
一人暮らしをさせる時に、安全面で特に不安に思うことを1位~3位まで順位づけしてもらった。1位で「特にない」と回答した割合としては、男子学生の保護者は40.0%、女子学生の保護者は24.1%であった。
そして、女子学生の保護者は特に性犯罪に対する不安が強いことが分かった。
一方、「詐欺・宗教等の被害」「地震などの災害」に関しては、男子学生の保護者の方がやや不安を感じており、特に詐欺や宗教的勧誘による被害に対しては、男子学生の保護者の方が強く警戒していることが示唆された。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/132873/14/132873-14-e0bd9d893fd0c1b498eced9bbea26e27-512x317.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
グラフは、安全面で特に不安に思う要素を、性別(男子・女子)ごとに比較したもの。データは各グループの人数差を考慮し、「1人あたりの影響スコア」に正規化して示している。正規化スコア=各属性のスコア(1位=30,2位=20,3位=10ptとして重み付け)/各属性の合計回答数男子:n=2553 女子:n=3096
#YourChoiceProjectとしての考察
娘に一人暮らしをさせることには、性犯罪や刑法犯などの犯罪への不安が伴うようであり、できれば一人暮らしをしてほしくないという保護者の思いが、娘の進学先を狭めてしまう可能性がある。このような不安を抑えるためには、保護者も安心できる安全性が確保された住まいが必要と言える。この点からも女子学生の一人暮らしにはより費用がかかりやすいと言えるだろう。
大学進学で一人暮らしを許容する条件
「お子さまが一人暮らしが必要な大学に進学をすることを希望した場合の条件についてお答えください。」という設問に対して、女子学生の保護者の方が実家からの距離を重視する傾向にあることがわかった。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/132873/14/132873-14-c3ae07fbc139861a4437b7b020bad156-512x345.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
男子:n=2553 女子:n=3096 複数選択可
#YourChoiceProjectとしての考察
安全面の不安の大きさが、実家からの距離を重視する傾向に現れている可能性がある。自由回答では、何かあった時に駆けつけられる距離にあってほしい、という回答が多く見られた。
地方の保護者は安全志向
「模試の判定が何以下であれば、志望校の変更を検討するようお子さまに勧めますか?」という設問に関して、特に女子の間で比較すると、首都圏の女子学生の保護者よりも地方の女子学生の保護者の方が、比較的高い判定でも志望校を変更するようすすめやすい傾向があることが分かった。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/132873/14/132873-14-e3c988214ef36868f98ab28bb4db5696-512x242.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
首都圏男子:n=774 首都圏女子:n=973 地方男子:1779 地方女子:n=2123
#YourChoiceProjectとしての考察
首都圏では、受験に関する情報が豊富であり、難関大学を目指すための塾や予備校のサポートも充実している。一方、地方では進学情報が限られており、「この判定で合格する可能性がどの程度あるのか」について、確信を持ちにくい。その結果、不確実な挑戦を避け、より合格可能性の高い選択をさせる傾向が強まっているのではないだろうか。
進路選択で保護者に影響を与えているもの
「今までのお子さまの進路に関して、影響を与えた・与えているもの、意見を変えるきっかけとなったものをお答えください」という設問に関して、1位~3位まで順位づけして回答してもらった。
全体として、「子どもからの話」「子どもの成績」が大きな影響を持つことが分かる。
一方で、地域や性別による違いも散見された。
地方では「学校や家庭」を中心とした直接的な情報源(3者面談/保護者面談、学校からの配布資料、学校での保護者会等)が大きな影響を与える一方で、首都圏では「インターネット」など多様な情報源が活用されており、面談や資料の影響が相対的に小さい。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/132873/14/132873-14-59f7b8e23720337e0ae3889970150d78-433x512.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
グラフは、お子さまの進路選択に影響を与えた要因を、地域(首都圏・地方)および性別(男子・女子)ごとに比較したもの。データは各グループの人数差を考慮し、「1人あたりの影響スコア」に正規化して示している。正規化スコア=各属性のスコア(1位=30,2位=20,3位=10ptとして重み付け)/各属性の合計人数首都圏男子:n=774 首都圏女子:n=973 地方男子:1779 地方女子:n=2123
終わりに
今回の調査結果によって、子どもの大学選びにおける保護者の視点には、子どもの性別や地域による違いが見られることが明らかになった。保護者が進路選択で影響を受けるものについては、学校からの情報が、地方では首都圏と比べ相対的に大きいことからもわかるように、学校の環境を変えることが、地方における進路選択上のジェンダーギャップの改善につながる可能性がある。そのため#YourChoiceProjectでは、学校の教員へのアプローチを行っていく予定である。
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