むすびす株式会社、コープさっぽろ「葬祭事業に関する包括連携協定」を締結
PR TIMES / 2021年2月18日 17時15分
むすびす株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:中川貴之)は、生活協同組合コープさっぽろ(本社:北海道札幌市、理事長:大見英明、以下「コープさっぽろ」)と北海道における葬祭サービスの充実と向上を目指す合弁会社を設立するために、包括連携協定を締結しましたので、ここにご案内いたします。
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むすびす株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:中川貴之、以下「むすびす」)は、生活協同組合コープさっぽろ(本社:北海道札幌市、理事長:大見英明、以下「コープさっぽろ」)と北海道における葬祭サービスの充実と向上を目指す合弁会社(以下、JVと表記)を設立するために、包括連携協定を締結しました。
コープさっぽろは、180万人の組合員向けの葬儀、相続・不動産整理、納骨、遺品整理(デジタル遺品を含む)といった、多くの方が不安に感じているエンディングにかかわる諸問題を解消するために、むすびすが持つ、エンディング領域におけるWEBマーケティング機能、コンタクトセンター機能、CRMなどの「ライフタイムバリュー向上支援プラットフォーム」を採用いたしました。
今後、両者が連携を図ることで、コープさっぽろの葬祭事業の効率化・競争力の強化、コープさっぽろの家族葬「フリエ」の施行を北海道全域で担うパートナーの開拓・育成、ITの活用により北海道全域をカバーする葬祭サービスの新たなプラットフォームを構築。すべてのコープ組合員の皆様へ、こころ安らげる最後の時間と場所を共創することで、葬儀と終活についてストレスのない暮らしをお届けすることを目指します。
さらに将来的には、介護、終末期医療、保険・信託をはじめ、バリアフリー住宅や見守り家電、介護タクシー等々、ご逝去を頂点とするシニアマーケットにおけるライフタイムバリューの永続的な向上を目指し、様々なサービスとプラットフォームの共有を図ってまいります。
包括連携の経緯
コープさっぽろは、組合員約180万名(2020年3月現在)、全道107店舗。宅配トドック(20市17町)37センター、11デポ。コープの家族葬「フリエホール」(札幌市内)2会館を運営。
生産年齢人口の減少など北海道が抱える課題に対して、生協としての社会的使命を果たすべく、全道ネットワークと広範な営業チャネル、広報媒体を駆使することで、組合員の皆様の安全・安心を守り、過去の常識にとらわれない革新的な事業を展開しています。
一方、むすびすは、葬祭業界の中でいち早くウェブサイトによる葬儀受注を開始。葬儀の三大不安といわれる「費用」「場所」「流れ」に関する情報公開をインターネットで推進。
多様化するお客様のニーズへの対応、慢性的な人手不足と長時間労働の改善、葬儀会館の効率的な運営及び施設の維持・管理など、葬祭業界が抱える課題をIT化によって改革。自社開発の葬儀社専用総合プラットフォームMUSUBYSは、全国の葬儀社が導入しています。
この両者の連携により、少子高齢化の進む北海道が抱える葬儀・終活の課題解決に向けて、コープさっぽろが有する全道を網羅するネットワークと、むすびすの有する葬儀ノウハウ及びITプラットフォームを最大限に活かした、北海道ならではのエンディングサービスを実現できると考え、本協定の締結に至りました。
背景と目的
日本は今後20年間のうちに、どの先進諸国も経験したことがない人口減少と高齢化、空前の多死社会を迎えます。こうした時代の潮流のなかで、北海道もまた少子高齢化、過疎化、労働人口の減少という課題を抱え、葬儀だけが旧態依然とした儀礼形式の延長線上に存在し続けることは難しくなるでしょう。
さらに、昨年来の新型コロナウイルスの全国的な感染拡大により、家族や親族、地域コミュニティの人たちなど、高齢者も多く参列する従来型の葬儀は行えない状況が続き、大切な人を失い、深い悲しみのなかにあるご遺族に、さらにジレンマとストレスが追い打ちをかけています。
人々の価値観や死生観、家族のありようが多様化するとき、葬儀もまた社会の多様性に寄り添う自由な発想が求められます。
連携内容
今後、コープさっぽろの組織基盤と知名度、むすびすのノウハウとITプラットフォームを活用し、全道の組合員様にコープさっぽろならではの安心かつ信頼のおけるエンディングサービスを展開してまいります。
予定されている主な戦略および具体的な施策は以下になります。
1.エンディングプラットフォーム業務の展開
むすびすの「家系図アプリ」「デジタル遺品管理アプリ」を活用
●万が一の時には、家族・親族の連絡網として活用
●スマートフォン内のデジタル遺品について管理・転送・消去などを所有者の遺志で実行
2.全道すべての組合員の皆様へ葬祭サービス体制を構築全道の主要都市を中心にパートナーと契約し、施行エリアを拡大
●札幌エリアにおいては、「ウィズハウス」(めもるホールディングス)を中心に展開予定
●コンタクトセンターと葬儀社専用総合プラットフォームMUSUBYSの連動により、全道パートナーとの情報共化を実現
3.WEBマーケティングによる獲得チャンネルの構築
組合員の皆様へコープの家族葬「フリエ」認知度の向上
●札幌市内に保有するフリエホールつきさむ、フリエホールしんことに年間1,000件を施行
●札幌市内を除く全道で年間2,000件を施行
4.施行管理システムの構築
葬儀社専用総合プラットフォームMUSUBYSを導入
●顧客・施行管理システムによる情報共有、業務効率化、お客様対応の迅速化、お客様満足度の向上を実現
5.搬送サービスの一元化
コンタクトセンターを介して搬送業務の集約化・効率化を図る
●組合員様からの搬送依頼をコールセンターで一元管理
●札幌市内では最短30分で搬送車の到着
_________________
■生活協同組合コープさっぽろ 概要
・名称 : 生活協同組合コープさっぽろ
・本社所在地 : 〒063-8501 北海道札幌市西区発寒11条5丁目10番1号
・出資金 : 775億9955万円(2020年3月20日)
・理事長 : 大見 英明
・創立日 : 1965年7月18日
・ホームページURL : https://www.sapporo.coop/
■むすびす株式会社 概要
・商号 : むすびす株式会社
・本社所在地 : 〒134-0088 東京都江戸川区西葛西6丁目12番16号
・資本金 : 1億3,962万5,000円(2020年9月30日)
・代表取締役社長 : 中川 貴之
・設立日 : 2002年10月10日
・ホームページURL : https://www.urban-funes.jp/
・メールアドレス : kato@urban-funes.co.jp
<本件に関するお問い合わせ先>
むすびす株式会社
取締役副社長 加藤 勉
〒134-0088
東京都江戸川区西葛西6-12-16
TEL:03-3520-8455
E-mail:kato@urban-funes.co.jp
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