デジタルを活用したブランディング効果の最大化に向けた取り組み『Hakuhodo DY digital_branding』 始動
PR TIMES / 2017年12月5日 19時1分
株式会社博報堂DYデジタル(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻輝、以下 博報堂DYデジタル)は、広告主企業のマーケティング効果を最大化するためのデジタルを活用したブランディング活動支援を目的に専門チーム「digital branding next」を発足し、独自のプラニング・ウェイの確立とソリューション開発を推進する「Hakuhodo DY digital_branding」を始動します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10827/15/resize/d10827-15-344759-0.jpg ]
近年、デジタルメディアはますます進展を続けています。『メディア定点調査2017』(出典:博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所)によると、媒体別のメディア接触時間ではモバイルのシェアが初めて3割を超え(30.5%)、パソコンとあわせると46.2%(1日あたり174.5分)に上り、テレビの39.0%(1日あたり147.3分)を大きく上回るまでに伸長しています。
こうした中、日本のデジタル広告はこれまで、「サイトへの流入」や「コンバージョンの獲得」を広告出稿の主な目的としてきました。しかしこのようなメディア環境の変化を受け、デジタルをテレビと同様に“ブランディング”を目的としたリーチメディアとして活用するために、「ターゲットリーチの獲得」や「認知向上」をKPIとする出稿が本格化しつつあります。この傾向は特に、インターネット上での検討行動が行われにくい消費財などの低関与商材でより顕著になっています。
このような環境の変化に迅速かつ確実に対応すべく、博報堂DYデジタルでは、広告主企業のマーケティング効果を最大化するため、デジタル、主に動画広告を活用したブランディング活動を目的に、各領域のスペシャリストを集結させた専門チーム「digital branding next」を発足しました。今後「digital branding next」を軸にターゲットリーチや認知、好意、購入意向等の各種ブランド指標を最大化するため、1.『メディアプラニング』 と2. 『クリエイティブ開発』、それらを精緻に検証していく 3.『メジャメント』の3つの領域において博報堂DYグループ独自のプラニング・ウェイを確立し、その結果として競争力のあるソリューションを継続的に開発していきます。
また、2017年8月にリリースしたデジタル広告の透明性や品質改善に全方位で対応する「Hakuhodo DY MQM_」(MQM:Media Quality Management)もこの取り組みに包含していくことで、広告主企業のマーケティング効果の向上とともに、業界の健全な発展にもグループ一丸となって取り組んでまいります。なお、この取り組みはデジタル領域を起点としながらも、博報堂DYグループの主要領域であるテレビをはじめとしたマスメディアとデジタルを組み合わせたクロスメディアの範囲まで包括的に対応していく予定です。
■Hakuhodo DY digital_branding 専門チーム「digital branding next 」の体制と対応領域
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1.『メディアプラニング』領域
博報堂DYグループ独自のメディアプラニングツール「TV Cross Simulator」(*1)や「Handy Media Planner」(*2)を活用した、ターゲットリーチおよびブランド指標を最大化するためのクロスメディアプラニングおよび動画メニューの最適アロケーションの実施。
2.『クリエイティブ開発』領域
テレビCMおよびインターネット動画広告、両者の役割を踏まえた統合視点でのクリエイティブ開発および特定のブランド指標を最大化するための動画クリエイティブ開発。
3.『メジャメント』領域
デジタルおよびクロスメディア環境下での広告出稿後のユニークリーチおよびブランド指標の統合的な測定および検証。
また、3.『メジャメント』領域に加えて、「Ad Fraud(アドフラウド)」、「Brand Safety(ブランドセーフティ)」、「Viewability(ビューアビリティ)」といったデジタル広告の透明性と信頼性に関わる重要課題に全方位で対応する「Hakuhodo DY MQM_TM」も包含し、広告主企業のデジタルを活用したブランディング活動を支援し、マーケティング効果最大化に貢献してまいります。
なお、3.『メジャメント』領域の運用サポートおよび媒体社との新たな広告商品の開発やコンサルティングは、博報堂DYグループのデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也)が担当します。
今後、この取り組みで得られた知見や開発されたソリューションは随時発信していきます。それらを通じ、業界全体の健全な発展のために、博報堂DYグループは一丸となって本領域の課題解決に取り組んでまいります。
*1 「TV Cross Simulator」:テレビCMとオンライン動画広告をかけ合わせた、キャンペーンにおける広告効果予測プラニングのための博報堂DYグループ独自ツール。
*2 「Handy Media Planner」:メディア横断の統合マーケティングの支援を目的としたHandy Marketing社のテレビとインターネットの次世代型メディアプラニングツール。
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