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NPO法人防衛技術博物館を創る会が、日本国内に残存しない国産戦車「九七式中戦車改」のアメリカからの里帰り実現のために、クラウドファンディングを開始!

PR TIMES / 2024年12月25日 11時15分

九七式中戦車改、里帰り直前の急展開。輸送費用のご支援を!



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21065/15/21065-15-391b196e09e7b3cd42610a527c5d61b7-736x414.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


NPO法人防衛技術博物館を創る会(所在地:静岡県御殿場市、代表:小林雅彦。以下「防技博を創る会」)は、米国テキサス州「太平洋戦争国立博物館」から旧日本陸軍の九七式中戦車改(以下「新砲塔チハ」)を御殿場市内の保管場所へ搬入完了するための輸送費と法規対応のための一式47mm戦車砲の精密複製品の製作費調達のため、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて資金調達を行ないます。

防技博を創る会は、機械技術遺産として防衛装備品を展示する「(仮称)防衛技術博物館」の収蔵品となる、国内外に残る旧軍車両の残存調査と里帰りの可否の調査を行ってきました。

国産戦車のなかで最も生産され、旧日本陸軍の代表的な戦車に数えられる九七式中戦車。その能力向上型である新砲塔チハは国内に現存せずとても貴重です。この度、防技博を創る会はアメリカ・テキサス州の太平洋戦争国立博物館で大切に守られてきた新砲塔チハの入手を実現し、2024年3月から「アメリカからの里帰り計画」を進めてきました。

太平洋戦争国立博物館や関係省庁との交渉を重ね、出航まであと一歩。ここで思わぬ事態が発生しました。警察庁から「戦車砲の砲身の無可動化」を指導されたことから、戦車砲を取り外し、複製品(モデルガン)を製作して搭載する必要が出てきたのです。
錆び付いた砲身を外すだけでも大苦戦。複製品の製作にも大きな労力がかかりました。スケジュールも大幅に押してしまい、船の手配もままなりません。さらに追い打ちを掛けるように、最寄りのヒューストン港からの船便が利用できないことが判明。ロサンゼルス港から横浜港への直行便を利用するために米国内回送費用が追加で発生することになりました。
こうした理由で、費用が想定よりも大きく膨らんでしまったため、今回緊急のクラウドファンディングを行うこととなりました。

日本への輸送費・法規対応のための戦車砲の精密複製品の製作費・各諸経費である、1,200万円をクラウドファンディングサービス「READYFOR」を通じて調達します。
日本到着後はWeb内見会を行い、その後、修復作業を実施。最終的には2033年に開館予定の(仮称)防衛技術博物館にて収蔵展示いたします。

プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/Chi-Ha

【クラウドファンディングプロジェクト概要】
・プロジェクトタイトル:九七式中戦車改、里帰り直前の急展開!?輸送費用のご支援を
・募集期間︰2024年12月25日(水)~2月20日(木) 57日間
・目標金額:1,200万円
・プロジェクト形式:All or Nothing・通常型
・URL:https://readyfor.jp/projects/Chi-Ha
・資金使途 :九七式中戦車改(新砲塔チハ)のアメリカから日本国内への輸送費、法規対応のための戦車砲精密複製品の製作費、クラウドファンディングの諸経費
・リターン例(一部):お礼メール、Web内見会への招待、定期的な修復状況説明会への招待、など

【防衛技術博物館を創る会とは】
機械産業の継承、発展と、防衛意識の向上に寄与することを目的に、2010年から活動を始め、2012年から「特定非営利活動法人 防衛技術博物館を創る会」として活動を開始、10年以上にわたり「公立の防衛技術博物館」を日本に創るべく活動している。現在では、これまで過去3度のクラウドファンディングを通じて修復・買い取りを実現してきた「くろがね四起」「九五式軽戦車」「ハ号ブルドーザー」を含め、国産防衛装備品等を保管・展示する「(仮称)防衛技術博物館」を2033年に開館することを目指している。YouTube:https://www.youtube.com/@npo4015

【クラウドファンディングとは】
インターネット上で支援金を募る仕組み。All or Nothingというルールで、目標金額に達成しなければ集まった支援金は全て返金になる。支援者は支援額に応じたリターンを受け取ることができる。


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