「スマート聴診棒」β版体験企業の募集を開始
PR TIMES / 2017年9月21日 9時26分
スマホアプリで「音」を拾い、AI(人工知能)分析で機械の異常診断ができる
株式会社スカイディスク(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:橋本 司、以下「当社」)は、AI(人工知能)を活用し、スマートフォンのマイク機能を使って収録した「音」により、機械の良否判定ができるアプリサービス「スマート聴診棒」のβ版体験企業の募集を開始いたします。また名古屋で開催されるAWS Cloud Roadshowで初披露となるデモンストレーションも行いますので、お知らせいたします。
■「スマート聴診棒」サービスリリースの背景
聴診棒とは、モーターやポンプに代表される回転体を含む機器の巡視点検時に利用される棒状の器具で、片端を機器に、もう片端を技術者の耳にあて、骨振動による機器の異常検査を行う際に利用されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22401/15/resize/d22401-15-891745-0.jpg ]
異常診断はそれぞれの機器から発せられる固有の振動音を聞き分けるという高度な技術を要するため、熟練の技術者へ専任する必要があります。法律や社内規定により人による機器の定期的な点検が義務付けられているものの、技術を身につけるには長い経験が必要となるため、高齢化する技術者から、経験に培われたノウハウを効果的に継承することが課題でした。
この度リリースをする『スマート聴診棒』は、機械から発せらせる「振動音」を3秒間、スマートフォンを機器にかざして収録するだけで、誰でも簡単に故障予知ができるようになるサービスです。
具体的には、下記の手順でご利用いただけるようになります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/22401/15/resize/d22401-15-568824-1.jpg ]
1. 専用のスマートフォンアプリケーションを立ち上げ、異常を事前に検知したい機器から20分間、「振動音」のサンプルデータを取得する
2. 取得した「振動音」データを、AIで処理しやすいデータに変換する
3. AIによって学習モデルを作成し (*)、アプリへインストールする。
4. 対象の機器に3秒間かざすだけで、機械の状態が正常か異常かどうかをその場で判定ができる。
(*) アプリでは学習モデルを作成できません。学習モデルはスカイディスクが作成します。学習モデルの作成工数はデータの内容に依存します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/22401/15/resize/d22401-15-767987-2.jpg ]
なお、AI学習モデルをインストール済みのスマートフォンであれば、オフライン環境でも異常診断を行うことができます。
また当社では、以前より大手電力会社様向けに、音のデータを活用したAIによる予兆保全サービスを提供しており、正常データから異常データをシミュレーションするノウハウ・学習済みのAIモデルを保有しておりました。その学習済みのAIモデルをスマートフォンのアプリに取り込んだことで、スマートフォンのマイクを使って機械の音を録音し異常診断が可能になりました。
■β版体験企業募集と初披露デモンストレーションについて
本格サービス開始の前に、β版の体験企業を募集いたします。下記お問い合わせフォームからご連絡を頂けましたら、9月28日以降にβ版を使った実証実験の内容についてご連絡いたします。
お問い合わせフォーム: https://skydisc.jp/contact/
また2017年9月27日(水)に開催されるAWS Cloud Roadshow2017名古屋で、本サービスの初披露となるデモンストレーションを実施いたします。 AWS Cloud Roadshow 2017 名古屋 詳細: http://roadshow.awseventsjapan.com/nagoya/index.html
AWS Cloud Roadshow2017名古屋の当社ブースでは、β版の実証実験のお申し込みを承ります。β版では実際に様々な機器で録音を行い、音ファイルを使って作成した学習モデルによって機械の良否判定が行えます。
■「スマート聴診棒」β版サービス詳細
・主な機能
- 音を使った異常検出
- WAV形式での録音
・動作環境
- 対応OS: Android version 5.0以上
- 録音に使うマイクのサンプリングレート: 44100Hz以上
注意事項
・下記の環境では精度が保証されません。
1. 周囲の環境のノイズが高く、振動音の録音に支障をきたす場合。
2. 対象の機械から発せられる音が小さいなど、録音を行うのが困難な場合。
・音を収録するスマートフォンの設置位置によっては、判定の精度に影響が出る場合があります。収録時は毎回同じ位置で録音してください。
【株式会社スカイディスク 会社案内】
会社名:株式会社スカイディスク
URL: https://skydisc.jp
本社所在地:福岡県福岡市中央区大名二丁目6番11号 FUKUOKA growth next 2F 217
代表者:橋本 司(代表取締役CEO)
設立:2013年10月1日
事業内容:
・IoTセンサデバイスの開発
・IoT通信環境の構築
・IoT分析(AI)クラウドの構築
・IoT分野別サービスの提供
【Copyright/商標】
※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問合せ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【製造業向け】キャディ × スカイディスク共催「3回頓挫したからわかった!トップダウンDXが現場目線で進む事例を徹底解説」セミナー/5月21日(火)開催
PR TIMES / 2024年5月7日 10時45分
-
【生産計画DXはじめるなら最適ワークス】次世代のものづくりに向けた展示会『次世代ものづくり基盤技術産業展 TECH Biz EXPO 2024(名古屋)』に出展します
PR TIMES / 2024年4月23日 10時45分
-
熟練工の「耳」を再現、実社会で使える異常音検知AIづくり
ASCII.jp / 2024年4月22日 11時0分
-
【生産計画DXはじめるなら最適ワークス】北陸発の工作機械展示会『MEX金沢2024(第60回機械工業見本市金沢)』に出展します
PR TIMES / 2024年4月19日 10時45分
-
AI搭載の生産計画DXサービス「最適ワークス」を提供するスカイディスクがDX推進のコンサルを行うプロジェクトカンパニーと共同で中小企業向けのDXサービスを立ち上げ
PR TIMES / 2024年4月16日 10時45分
ランキング
-
1総合商社を辞めた人の退職理由 人気があって高スコアなのに、なぜ?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月14日 6時40分
-
2シャープ、テレビ向け液晶の生産停止へ…市況低迷で国内生産ゼロに
読売新聞 / 2024年5月14日 0時58分
-
3若手社員が知らない接待・会食で失礼のない作法 正しい上座・下座を知っていますか?
東洋経済オンライン / 2024年5月13日 19時0分
-
4スズキ、2024年内「新型車」導入か!? 軽商用モデル計画も進行中!「過去最高」売上高と営業利益更新!
くるまのニュース / 2024年5月13日 18時40分
-
5【注意】5月に届くはずなのに…自動車税の通知書が届かない!?今すぐチェックすべき“3つの理由”
まいどなニュース / 2024年5月13日 20時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください