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未来のリーダーとなりうる青少年にスポーツの価値・チカラを伝える!ボーイスカウトのキャンプ大会、第17回日本スカウトジャンボリーにて、日本アンチ・ドーピング機構の「New MO!」*1のプログラムを提供

PR TIMES / 2018年8月28日 14時1分



 公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構(所在地:東京都北区、会長:鈴木秀典、以下JADA)は、公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟(所在地:東京都文京区、理事長:奥島孝康、以下ボーイスカウト日本連盟、以下SAJ)主催の第17回日本スカウトジャンボリー(開催地:石川県珠洲りふれっしゅ村鉢ヶ崎、開催期間:8月4日~10日)にて、JADAの「リアルチャンピオン教育パッケージ」*2である「New MO!」のプログラムを提供しました。
 (URL:https://www.facebook.com/122700971113230/photos/a.179834208733239/1796384947078149/?type=3&theater

 「New MO!」とは、アテネオリンピック男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏(JADAアスリート委員)が日本の伝統的なスポーツである相撲を基に考案したトレーニングアクティビティを、JADAがスポーツの価値・チカラを体験・体現するために教育プログラム化した新しいスポーツです。土俵に見立てたリングの中で、相手を押し出したり、ボールをあてるシンプルなスポーツです。また、体や表情でコミュニケーションがとれるため、言語や国籍、障がいの有無に関係なくプログラム展開が可能なアクティビティであることが特長です。「New MO!」は、参加している全員が楽しめ、お互いを尊重し合えるようメンバー同士でオリジナルのルールを考え、アレンジすることができます。
 例えば、全員がより多く長く楽しめるように敗者復活のルールを設定したり、車いすの方と一緒に楽しむために健常者は足にボールを挟みプレーをする等の事例があります。「New MO!」でのルール作りを通して、スポーツの価値を考え、創造する体験をすることで、スポーツの価値・チカラを感じ、参加者自身の日常生活や社会にいかに活かせるかといった観点を学ぶことが出来ます。
 JADAからSAJへの「New MO!」プログラム提供は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた日本政府によるレガシー事業である、「スポーツを通した国際貢献事業/SPORT FOR TOMORROW(SFT)*3」の一環として実施しました。JADAとSAJがスポーツをするアスリートだけではなく、スポーツを通して得る価値を社会においても体現できる青少年リーダーを育成することを目的とした協働プログラムとして実現したものです。未来のリーダーとなりうる1,000人以上(日本含む11か国)の若者たちに「New MO!」を通してスポーツの価値が社会や自身の生活に活かせる観点や価値観を伝えることができました。
 また、SAJがアクティビティを主導したことで、JADAがSFT事業の一環として世界的に展開している「リアルチャンピオン教育パッケージ」を活用できる人材も育成され、今回だけにとどまらず継続的に教育パッケージを活用したプログラムの展開・普及が可能となりました。

 今後も、JADAでは国内外のスカウト活動にて、継続的にプログラムの実施や紹介を行ってまいります。


[画像: https://prtimes.jp/i/28439/15/resize/d28439-15-784832-2.jpg ]



ボーイスカウト日本連盟事務局(SAJ) 木村公一事務局長コメント
 2015年に山口県で開催した第23回世界スカウトジャンボリーに続き、今回もプログラムをご提供いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。プログラムは子供たちにも大変好評で、国内外の多くの参加者は会場の暑さに負けじと体を動かし、楽しんでいる笑顔と汗が非常に印象的でした。
 私たちは、SFTの会員として、東京2020に向けてスポーツの価値を基盤とする教育を通じた青少年のリーダー育成を推進し、様々なシーンにおいて相互の強みを活かした展開をしていけるものと考えております。
 今後も、次世代のリーダーとなる子どもたち、スポーツや野外活動の価値を自身の人生に活かし、実践できる活動的で自立した子どもたちの育成に向けて、JADAとSAJ双方の知見を最大限に活用した協力関係に努めてまいりたいと思います。


ボーイスカウト東京連盟所属 枝迫順子プログラム担当者コメント
 今回、このコラボレーションによるプログラムを担当させていただき、心より感謝いたします。ボーイスカウトだけではなく、ガールスカウトや一般見学者、10か国の海外スカウトも参加してくれました。事前レクチャーを行ったことで、しっかりと準備ができ、大会開催前に地域の子どもたちを対象に行った予行演習で感じた子どもたちの盛り上がりぶりと際限なき発想に、期待が高まりました。
 国内外の参加者がいる場合は、英語の説明も必要でしたが、最初にしっかりと説明しておくことで、実際に自分たちでルール作りをするときの話し合いでは、子ども達同士が身振り手振りも交えてうまくまとめてくれました。
 多くの子ども達が野外での活動やスポーツを楽しみ、フェアプレーやルールの大切さを知ることが、日々の活動はもちろんのこと、学校や社会においてもよき市民、よき貢献者となるための近道となることを信じて、今後も活動を続けてまいります。


日本アンチ・ドーピング機構(JADA) 浅川伸事務局長コメント
 今回、スポーツを通して多様な価値を認め合うことができる「New MO!」という教育プログラムを評価いただき、ご自身の活動機会において、主体的に展開頂く環境を整えて頂きましたボーイスカウト日本連盟さまをはじめ、ご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。
 SAJとJADA、活動領域は異なるものの「未来のリーダーを育てる」という共通の目的を持った両者が、SFTにおいて協働し、プログラムを実施致しました。それぞれの組織の経験や機会、コンテンツを活かし、シナジー(相乗効果)を作り出せるのがSFTの強みです。2020年以降にも続くレガシー創出という観点から、今回のSAJとJADAとの取り組みを起点に、今後も継続的な連携を行っていきたいと考えています。


※1 「New MO!」:
 スポーツの価値とアンチ・ドーピングのルールを国内外向けに作成した包括的な教材である「リアルチャンピオン教育パッケージ」の中にあるアクティビティの一つです。2004年アテネオリンピック男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏(JADAアスリート委員)が日本の伝統的なスポーツである相撲を基に考案したトレーニングアクティビティを、JADAがスポーツの価値・チカラを体験・体現するために教育プログラム化した新しいスポーツです。これまでシンガポールやマレーシアなど世界各国での導入事例があり、スポーツの価値を体現しスポーツの価値を日常生活や社会に活かす未来のロールモデルやリーダーを育成する活動等で使用されています。
体や表情でコミュニケーションがとれるアクティビティのため、言語や国籍、年齢、障がいの有無に関係なくプログラム展開が可能で、参加する全員が楽しめるよう、自分たちでオリジナルのルールを考えることができ、スポーツの価値を通して、社会や自身の生活に活かせる観点や価値観を学ぶことが出来ます。


※2 「リアルチャンピオン教育パッケージ」:
 スポーツの価値やアンチ・ドーピングのルールを国内外向けに作成した包括的な教材。マンガやイラスト、音声ガイドなどを使い、年齢や国籍、障がいの有無に関係なくアスリートのみならず、児童生徒など広い対象層に誰でもわかりやすい内容となっています。また、教材を使用した指導案もあり、スポーツ関係機関や指導者、教員など初めて教材を活用する方が誰でも簡単に使うことができる工夫もされています。
https://www.playtrue2020-sp4t.jp/edu_package/(英語のみ)


※3 「SPORT FOR TOMORROW」:
 2014年から東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を開催する2020年までの7年間で開発途上国を始めとする100カ国・1000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業。世界のよりよい未来をめざし、スポーツの価値を伝え、オリンピック・パラリンピック・ムーブメントをあらゆる世代の人々に広げていく取組みです。
https://www.sport4tomorrow.jp/jp/about/


「公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)」について
■名称 :公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構(略称名:JADA)
■所在地:東京都北区西が丘3-15-1 国立スポーツ科学センター内
■代表者:会長 鈴木秀典
■URL :http://www.playtruejapan.org/

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