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管理栄養士と薬剤師のタッグで生活習慣病予防を推進 調剤薬局と連携した特定保健指導「すこやせプラン」を提供開始

PR TIMES / 2021年5月24日 12時15分

地域の薬局との連携で、生活習慣病予防対策「特定保健指導」を受けやすく

ICTを活用したヘルスケアサービスを提供する株式会社オクタウェル(東京都渋谷区、代表取締役:高木鈴子 以下「オクタウェル」)は、株式会社薬事政策研究所(埼玉県志木市、代表取締役:田代健 以下「薬研」)、および株式会社インテージテクノスフィア(東京都西東京市、代表取締役社長:饗庭忍 以下「テクノスフィア」)と共同で、2021年6月より調剤薬局と連携した特定保健指導「すこやせプラン」を提供開始します。「特定保健指導」は、健康保険組合など医療保険者に実施が義務化されている生活習慣病予防のための保健制度です。



[画像1: https://prtimes.jp/i/38293/15/resize/d38293-15-457810-2.png ]



「特定保健指導」の運用効率化システム、管理栄養士によるICTを活用した遠隔栄養指導で豊富な実績をもつオクタウェル、対象者に寄り添った質の高い指導を提供できる薬局・薬剤師のコミュニティを保有する薬研、および、健康管理やデータヘルスの支援サービスを多くの健康保険組合に提供するテクノスフィアが協業することにより、新サービス「すこやせプラン」を実現し、「特定保健指導」の推進へ寄与します。


「すこやせプラン」の特長


「すこやせプラン」では、地域の調剤薬局にて特定保健指導を受けられます。自宅付近であることに加え、カフェ等の公共スペースよりもプライバシーが守られた安心できるスペースで指導を受けることが可能であり、利用者の利便性が向上します。
「すこやせプラン」では、従来の管理栄養士による保健指導に加え、服薬や疾病に関する薬剤師の知見による健康指導も可能です。そのため、利用者は生活習慣病にとどまらない幅広い保健指導を受けられます。特定保健指導期間終了後は、引き続き、指導を受けた薬局をかかりつけ薬局としてご利用いただけます。



「すこやせプラン」のサービス内容
初回面接は、調剤薬局にて薬剤師と全国の管理栄養士とオンライン面接を行い、3ヶ月間の継続支援を薬剤師が実施します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/38293/15/resize/d38293-15-220930-1.jpg ]


初期は愛知県の薬局を中心に開拓し、その後、医療保険者の要望に応じて順次参加薬局を開拓、拡大していく予定です。


取り組みの背景
「特定保健指導」は、医療費抑制対策の一貫で、2008年より健康保険組合などの医療保険者に対して義務化された生活習慣病予防施策です。特定保健指導によって、約3割の医療費削減効果も報告されており(*1)、2023年には目標実施率45%の達成を掲げ、医療保険者による一層の推進が期待されている取り組みです。

厚生労働省は、特定保健指導の目標実施率達成を目的に、2018年からの「第三期 特定健康診査・特定保健指導(手引き)(*2)」において、「特定保健指導を受けやすくするための」様々な環境づくりを推進しましたが、実施率向上の課題の1つが被扶養者(*3)対策です。被保険者の全体平均実施率25.5%に対し、被扶養者は10.0%と半数以下にとどまっており(*4)、実施率を向上のためには被扶養者が特定保健指導を受けやすい仕組みが必要となります。

一方、調剤薬局では、2016年より開始された「かかりつけ薬剤師・薬局」の制度の機能に加え、より広範に健康相談ができる「健康サポート薬局」の制度ができるなど、地域住民の健康タッチポイントとしての役割が期待されております。

このような背景から、自宅付近で特定保健指導を受けられる仕組みとして、地域の調剤薬局を活用し、栄養学をベースとした食事指導を行える管理栄養士と、薬剤師が連携した特定保健指導サービスをモデル実施(*5)として展開することとなりました。

(*1) 厚生労働省:第13回保険者による健診・保健指導等に関する検討会(平成26年11月21日)資料より
(*2)厚生労働省:特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き(第3版)
(*3)健康保険加入者である被保険者が扶養している家族
(*4)厚生労働省:2018年度 特定健康診査・特定保健指導の実施状況について【概要】より
(*5)2018年第三期から開始された、特定保健指導の実施率向上等を目的に、継続的な支援の実施者や方法を 緩和し、保健指導による腹囲・体重の改善状況で評価する特定保健指導の方法


特定保健指導とは
日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の予防施策として、40歳から74歳までの方を対象に実施されるメタボリックシンドロームに着目した健康診断「特定健診」の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門知識を持つ有資格者(管理栄養士、保健師など)が生活習慣を見直す指導を継続的に行い、改善に向けたサポートを行うのが「特定保健指導」です。2008年から開始され、医療保険者に実施が義務化されている取り組みです。


株式会社オクタウェルについて
オクタウェルは生涯、肉体的にも精神的にも幸福感に満たされた人生を送っていただくために、ITを活用して、食の専門家・管理栄養士の指導サービスを、健康保険組合、企業、スポーツチーム、個人に対して提供しています。現在、登録管理栄養士数は約1,089名(2021年5月現在)。


[表1: https://prtimes.jp/data/corp/38293/table/15_1.jpg ]



株式会社薬事政策研究所について
株式会社薬事政策研究所は、薬局業界初のシンクタンクとして、(一社)保険薬局経営者連合会及び薬局業界の有志により設立されました。「明日につながる薬事政策の実現」を理念に掲げ、薬事関係の各種政策提言や、薬局の資質向上に繋がる事業を展開しています。


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/38293/table/15_2.jpg ]



株式会社インテージテクノスフィアについて
インテージテクノスフィアは、マーケティングリサーチ業界を牽引するインテージグループにおいてIT事業を担う会社です。「データに魂を吹き込み、世の中を感動させる Intelligence Integrity Impression」をビジョンとして掲げ、データ活用ノウハウを駆使し、AI(人工知能)のビジネス適用、ソフトウェア開発・販売、システム運用、維持・管理、データセンター運用、システム構築・運用による業務プロセス改善支援などを展開しています。


[表3: https://prtimes.jp/data/corp/38293/table/15_3.jpg ]


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