2030年度までに、工場・事務所のCO2排出量実質ゼロ宣言
PR TIMES / 2021年11月24日 16時15分
1.さつまいも由来のエネルギーによる50%削減(2013年度比)を計画 2.「さつまいもEV e-imo」を社用車に導入、EVを活用した都城市との災害時協力も
霧島酒造株式会社(代表取締役社長:江夏順行、本社:宮崎県都城市下川東4丁目28号1番)は、サステナブルな社会の実現に向け、2030年度までに工場・事務所のCO2排出量を実質ゼロにすることを宣言いたします。
うち、焼酎粕や芋くずなどさつまいも由来のエネルギーでの50%削減(2013年度比)を目指します。
また、サツマイモ発電による電力を主電源とする社用車を「さつまいもEV e-imo(イーモ)」と名付けて4台導入し、都城市の災害時避難所支援にも活用します。
霧島酒造は以前より『焼酎粕は宝』であるという想いのもと、2006年には焼酎粕や芋くずなど、さつまいも由来の副産物をバイオガスに変換・リサイクルする施設を建設、2014年には「サツマイモ発電」と命名しバイオガスによる発電事業を開始するなど、副産物を活用した取り組みを継続してまいりました。
これまでの取り組みも含めて、今後の持続可能な焼酎造りを目指すプロジェクト全体を『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE~さつまいもを、エネルギーに。~』と名付けイラスト化しました。さつまいもを中心とした自然の恵みを有効利用し、地域の皆様にワクワクドキドキしていただける体験として還元し、循環しながら成長していくエネルギー有効利用の全体構想です。
霧島酒造は2020年度時点で、さつまいも由来のエネルギーによりCO2排出量33%削減(2013年度比)を達成しています。世界全体でのカーボンニュートラルに向けての取り組みが加速する中で、霧島酒造においても、『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE』のプロジェクトを次々と実現させることにより、2030年度までに工場・事務所のCO2排出量実質ゼロにすることを目標といたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/53434/15/resize/d53434-15-38de862a919c89f38234-0.png ]
●『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE』の今後の取り組み
2022年より余剰バイオガスの自社供給量を増加
2030年度までにサツマイモ発電の売電から自社利用に切り替え
2030年度までに社用車約130台を電動化
蒸留温排水利用によるハウス栽培などへのチャレンジ
●霧島酒造の工場・事務所のCO2排出量について
焼酎製造工程から排出される焼酎粕や芋くずなどをメタン発酵して取り出したバイオガスは、さつまいも由来の再生可能エネルギーです。これまで主に焼酎製造工程のボイラー燃料として利用し、化石燃料(都市ガス)の使用量を低減してまいりました。また、蒸留工程で発生する温排水を工場設備の洗浄水や暖房に利用することで、工場の省エネも行っています。これらの取り組みにより、2020年度時点でCO2排出量約33%削減(2013年度比)を達成しています。
今後、1.本社エリアのバイオガスの自社供給量の増加、2.志比田エリアのバイオガスの自社供給量の増加、3.志比田エリアの余剰バイオガスの有効利用、4.サツマイモ発電の自社利用などの取り組みを実現させることにより、さつまいも由来のエネルギーのみでCO2排出量を50%削減(2013年度比)する計画を立てております。 これらのさつまいも由来のエネルギーを中心に、再生可能エネルギーの調達なども視野に入れながら、2030年度までにCO2排出量実質ゼロを目指します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/53434/15/resize/d53434-15-5bb09dde35dce6d4ff56-4.png ]
●「さつまいもEV e-imo」について
サツマイモ発電の電力を利用できる普通充電器2基、急速充電器1基、計3基の充電スタンドを設置し、サツマイモ発電の電力で走る「さつまいもEV e-imo(イーモ)」を4台導入しました。さつまいもの“いも”と、電気自動車をイメージさせる“e(電気)”と“mobility(乗り物)”を掛け合わせたネーミングです。導入したのは、本田技研工業株式会社のEV「Honda e」で、車体全面に『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE』のイラストのラッピングを施しております。都城市を中心とした圏域を走行することで、地域の方にも親しみやすく霧島酒造の取り組みを発信していきたいと考えています。また、2030年度までに、社用車約130台を電動車に替えていきます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/53434/15/resize/d53434-15-3cfc20f5aac6c6f3b27a-2.png ]
●都城市との災害時連携について
都城市と霧島酒造株式会社は2015年11月10日に包括連携協定を結んでおります。その連携事項の一つである「市民サービスの向上に資すること」の具体策として、近年頻発している異常気象、豪雨などによる災害時の避難所支援を明確化するために、2021年11月19日に覚書を締結しました。今後、災害時の避難所における電源として、都城市が霧島酒造の社用EVや充電スタンド等を迅速に利用できるように整備しております。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
霧島酒造・都城森林組合・農林中央金庫の3社で「都城地域の森林育成へのJ-クレジット活用に関する連携協定」を締結
Digital PR Platform / 2024年9月20日 10時0分
-
日本生協連、全国生協と脱炭素社会の実現に向け温室効果ガス排出削減について目標を引き上げ
PR TIMES / 2024年9月18日 17時15分
-
「KIRISHIMA No.8」を楽しむ体験型イベント『SHO-CHU BAR No.8』を開催
Digital PR Platform / 2024年9月13日 13時0分
-
野菜飲料を製造する富士見工場における蓄電池システムの運用開始
PR TIMES / 2024年8月29日 12時15分
-
焼酎売上高、7年ぶり増 23年、外食向け販売回復
共同通信 / 2024年8月27日 20時28分
ランキング
-
1経済同友会の新浪氏、立憲・野田新代表に早速注文
日テレNEWS NNN / 2024年9月23日 16時22分
-
2岸田首相、日本投資呼び掛け=「運用立国」へ改革継続―NY
時事通信 / 2024年9月23日 23時45分
-
3資生堂は純利益99.9%減、株価も大幅下落…中国人の「爆買い→節約志向」が企業にもたらした“大きすぎる影響”
Finasee / 2024年9月23日 18時30分
-
410月に「チョコレート」などまた値上げ…一方で「サンマ」「ブリ」など秋の味覚はお買い得!?
MBSニュース / 2024年9月23日 18時0分
-
5「効率化で"不要になった社員"」活用する術ある?
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください