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中小企業イノベーション創出推進事業「AI(人工知能)ホスピタル実装化のための医療現場のニーズに即した医療 AI 技術の開発・実証」の開始のお知らせ

PR TIMES / 2024年5月1日 10時45分



2024年5月1日 株式会社エピグノ(本社:東京都中央区、代表取締役:乾文良、以下エピグノ)はこの度、エピグノを含むスタートアップ13社ならびに公益社団法人日本医師会から構成されるコンソーシアムが、令和4年度第2次補正予算 厚生労働省「中小企業イノベーション創出推進事業(以下、本事業)」の「テーマ1.:AIホスピタル」に採択されましたことをお知らせいたします。補助上限額はコンソーシアム全体で30億円、事業実施期間は2024年3月22日から2025年度末を予定しています。 本事業は、厚生労働省が提示する研究開発課題の「AIホスピタル」もしくは「健康長寿社会」を解決するために、スタートアップ企業による大規模技術実証事業を補助することを目的とした事業です。AIホスピタルについてはこれまで、平成 30 年度から令和5年度の間、内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第 2 期「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」及び研究開発と Society 5.0 との橋渡しプログラム(BRIDGE)「AIホスピタルを実装化するための医療 AIプラットフォームの構築に必要な技術に関する研究開発」において研究や実証を続けてきました。今後は本事業のもと、本コンソーシアムで、これまでの成果の社会実装を加速させてまいります。
■採択概要
令和4年度第2次補正予算 厚生労働省「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)」
・分野名  AI ホスピタル分野
・提案名 「AI(人工知能)ホスピタル実装化のための医療現場のニーズに即した医療 AI 技術の開発・実証」
・実施期間:2024年3月22日~2026年3月31日
・コンソーシアム構成員(採択企業等)
  サナメディ株式会社
  株式会社ライフクエスト
  株式会社ZenmuTech
  TXP Medical株式会社
  株式会社アークス
  株式会社INTEP
  株式会社Xenoma
  株式会社エピグノ
  株式会社プラスメディ
  株式会社アイ・ブレインサイエンス
  PGV株式会社
  株式会社Arblet
  株式会社プレシジョン
  公益社団法人 日本医師会

本事業におけるエピグノの取組
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54745/15/54745-15-3839d8b2411f3320cd87a30b2946dd19-2700x1000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

1.背景・目的
 医療現場では医療従事者の疲弊が社会問題化しつつあります。医療現場の負担を軽減させながら、医療の質を維持・向上するためには、病院運営管理の DX 化推進が不可欠です。
2024年より実施される医師の働き方改革では、予定と実績の管理が重要になりますが、これに対応したシステムは現在存在しません。今後、医師の時間外労働時間規制が本格化すれば、医師のシフト作成や労働時間管理は必須となるでしょう。さらに、医師からのタスクシフトが行われるために、その他のヘルスケア人材全体のマネジメントが必要不可欠です。こうした背景から、医療施設全体として人材育成と組織の最適化を行う必要があります。 これらの課題を解決するために、エピグノではヘルスケア人材マネジメントシステム「エピタルHR」の開発・運用を行っています。機能のひとつである「医療人材向けAIシフト作成機能」を社会実装するため、本プロジェクトで「エピタルHRドクターズシフト」として、医師の働き方改革へ準拠した労働管理を実現します。エピタルHRによって医療機関全体がDX化されれば、人事に関する慣行やプログラムをデータに基づいて理解する、ピープルアナリティクスを実現できます。

 今後、労働集約型産業である医療機関にとってピープルアナリティクスは重要なツールとなり、スタッフのパフォーマンスと満足度に関する情報を提供し、患者の転帰と提供されるケアの全体的な質の向上に貢献することが可能です。
2.プロジェクトの概要
第1段階:医師の働き方改革に準拠した労働管理を実現します。
具体的には、エピタルHRドクターズシフトにより医師のシフトの AI 自動生成の精度を向上させ、医師特有の働き方に対応し、医師やクラークのシフト作成時間の短縮を図ります。シフトを院内で共有することで、どこに誰がいるのかオンラインで共有できます。予定情報であるシフトは、時間外労働時間規制に対応したインターバルが確保され、時間外労働時間、インターバル中の緊急の勤務時間の把握と代償休息の取得管理、時間外労働超過者へ対する面接指導対象アラート、打刻による診療・教育・研究・自己研鑽といった業務内容管理などを可能とします。慶應義塾大学病院にて実証を行ったのち運用にのせ、病院の勤怠システムと連携を目指します。第2段階:医師・医療スタッフの専門資格情報を集約し、対応できる行為などのスキル情報、医療職特有の履歴情報を可視化・管理できるよう開発を進めます。これらの情報を用いてドクターズシフトの AI 自動シフト作成にフィードバックし、他病院でのエピタル HR ドクターズシフトの実証を行います。また、医師のタスクシフトにより他の医療従事者の業務量も増加することが予想され、基本機能であるエピタル HR と連携し、AI 自動シフト作成による業務効率化、目標設定、目標・評価の管理機能、モチベーション・エンゲージメントの測定機能などを複合し、組織戦略策定のための、より高度な HR 分析であるピープルアナリティクスへと昇華させます。
 
第3段階:社会実装へ向け販売を拡大します。エピタル HR ドクターズシフトのセールスチーム立ち上げリード獲得を目指します。また、ピープルアナリティクス用蓄積データの分析しながら、エピタル HR ドクターズシフトのアルゴリズム深化、システム改修を進めます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54745/15/54745-15-5943a09d3c9d7ae4d8bf41a0a518054b-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【株式会社エピグノ】
「ヘルスケアに叡智を、ヘルスケアに感動を」というミッションのもと、医療・介護人材マネジメントシステムを提供しています。業界内のDXの推進と働き方改革に対応したシステムによる改善対策を支援します。
世界でもトップクラスのクオリティーを持つ日本の医療・介護は「日本が世界に誇る産業」であり、中心的に支えているのは医療・介護従事者の方々です。そんな方々の現場環境改善、医療・介護施設経営に価値あるサービスを届けるべく、製品づくりを行っています。所在地 : 東京都中央区京橋2-7-8 FPG links KYOBASHI
代表者 : 乾 文良
事業内容: 医療・介護施設人材マネジメントシステムの提供
会社HP : https://www.epigno.jp/
電話番号: 03-6373-0975


※その他の情報につきましては、基金設置法人である一般社団法人低炭素投資促進機構のホームページをご覧ください。
https://www.teitanso.or.jp/sbir-kourou-hojo/

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