トイレのふた裏に貼る抗菌・抗ウイルスシート 実験により新型コロナウイルス不活化の効果を実証
PR TIMES / 2022年1月13日 13時15分
トイレでの感染拡大防止対策のため、香川県の全県立学校などに導入済
紙袋用取っ手の国内トップメーカーの松浦産業(香川県善通寺市、代表取締役:松浦公之)は、消臭・抗菌・抗ウイルス機能をもった“トイレのふた裏に貼る消石灰入りシート”の新型コロナウイルスの抗ウイルス効果の試験を実施、ウイルスを不活化させることを実証いたしました。
【新しい生活習慣】
手足口病、ノロウイルス、O157、コロナウイルスなどの感染者の排泄物には、菌やウイルスが含まれます。そのため、トイレの蓋を閉めて流さないと菌やウイルスがトイレ内に飛散するといわれております。
取っ手という直接人の手に触れるアイテムを扱う松浦産業では、衛生事業にも力を入れており、トイレでの感染拡散防止のため、消臭・抗菌・抗ウイルスの機能性を併せ持つシートを3年前から販売していました(特許取得済)。現在、このトイレのふた裏に貼るシートは、香川県の全県立学校、全国の小学校などの教育施設、香川県庁、品川区庁舎などの官公庁など全国55,000枚以上(2021年8月時点)がすでに導入されています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/68233/15/resize/d68233-15-4b23673c663e570612a9-3.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/68233/15/resize/d68233-15-0ed489a599fb4b380195-0.jpg ]
【期待されている効果を実証したい】
トイレのふた裏に貼るシートは、消石灰の力で周辺環境を強アルカリ性にし、消臭しながらシート上の手足口病・ノロウイルス・O157などの菌やウイルスの増殖を抑えます。2020年以降は、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議で「トイレの蓋を閉めて流す」ことが“新しい生活洋式”として明示され、メディアなどでも啓蒙促進されたことから、このシートが活躍する場も増えてきました。しかしながら、コロナウイルスに対して有効であるかどうかの実証実験は、設備を持ったところも少なく、費用が高いため行うことが困難でした。期待されている効果を実証するため、この度「(公財)かがわ産業支援財団」の『感染症・災害対応製品開発促進事業補助金』の支援を受け、奈良県立医科大協力のもと実証実験を行うことができました。
【実験概要】
「新型コロナウイルス」(SARS-CoV-2)を使っての抗ウイルス効果の実験
1.目的
トイレのふた裏に貼るシートに接触した新型コロナウイルスが不活化されるかを明らかにすること。
2.結果
作用時間後の減少率は次の通り。
5分後の減少率 99.469% ~ 99.795%
30分後の減少率 99.976% ~ 99.986%
3.まとめ
本試験で使用したトイレのふた裏に貼るシートは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を不活化することを確認した。不活性化によるウイルスの減少率は「2.結果」の通り。(5分後で99.63%、30分後で99.98%)
【トイレのふた裏に貼る抗菌・抗ウイルスシートについてのお問い合わせ先】
松浦産業株式会社 東京営業部 TEL:03-5445-1567
■松浦産業株式会社とは
松浦産業株式会社は、1932年にわら縄ロープ生産からスタート、1971年からプラスチック製の紙袋用取っ手生産を開始した香川のメーカーです。安価な中国やベトナム製が台頭する中、荷造り紐で国内初エコマークを取得するなど高品質・お客様ニーズへの対応力で紙袋用取っ手は国内トップシェアを維持してきました。また、1989年には取っ手だけのタックハンドル(ダンボールなどに直接貼るシールタイプの取っ手)を開発、利便性の高さから多くの飲料メーカーで採用されました。現在は、国内トップシェアメーカーとして、食品・アパレル・小売など様々な業界の紙袋の取っ手やタックハンドルを生産しながら、プラスチックの成型技術を生かしたプラスチック成型品、企業の販促商品、また、衛生商品などに事業をシフトしています。
「私たちは、幸せを運んでいる。」をビジョンに掲げ、松浦産業株式会社は創業から約90年、人々の手に触れる取っ手という商品を作ってまいりました。直接手に触れる商品だからこそ安全で衛生的なものをということで、必然的に衛生商品の事業もスタートしました。
今後も、ニッチトップメーカーとして多様化する取っ手ニーズに対応しながらも、人々にとってより身近な衛生用品やプラスチック成型品事業にも注力していく予定です。
いつの時代も変わらず皆さまの一番身近な存在として、真摯に商品開発に向き合ってまいります。
【会社概要】
会社名:松浦産業株式会社
代表取締役社長:松浦公之
本社所在地:香川県善通寺市上吉田町270-1
創業:1932年4月25日
資本金:8,000万円
従業員数:45名(2020年7月現在)
事業内容:PP・PE延伸テープ及びロープ、紙袋用把手、タックハンドル、SP(販促商品)、成型品
ホームページ:matsuura-sangyo.co.jp
[画像3: https://prtimes.jp/i/68233/15/resize/d68233-15-e563ba6f78f5cab37157-2.jpg ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
悲しみ支え合う場所を 宗教学者・島薗さん講演 高松の寺に200人
毎日新聞 / 2024年9月22日 12時10分
-
使用済み紙資源や間伐材を「汎用性の高い紙袋の取っ手」に 松浦産業がアップサイクルを“ものづくり”の力で支援
PR TIMES / 2024年9月12日 17時45分
-
抗菌製品技術協議会が生活者の衛生面の意識調査結果を公表
PR TIMES / 2024年9月9日 18時15分
-
善通寺市の職員を懲戒免職 少女の裸をスマホで撮影した疑いで逮捕され、不起訴に 香川
KSB瀬戸内海放送 / 2024年9月4日 16時47分
-
髪の毛・ホコリ・頑固な油汚れをしっかり吸着 フローリングシート「トルクリーン」シリーズ 新発売
Digital PR Platform / 2024年8月28日 11時12分
ランキング
-
1「無料のモノはもらわない」お金のマイルール 日々を健やかに過ごす「失敗を許容するお金」
東洋経済オンライン / 2024年9月22日 9時0分
-
2「三菱商事、伊藤忠、ゴールドマン・サックス」がずらり…偏差値55なのに就職実績"最強"の「地方マイナー大学」の秘密
プレジデントオンライン / 2024年9月22日 10時15分
-
3フランフランが「若年女性」人気を総取りするワケ アインHDによる買収を経て、再成長できるのか
東洋経済オンライン / 2024年9月22日 8時0分
-
4「100円マック」も今は昔 値上げしたマクドナルドなぜ好調? コスパ重視の客には500円台のセットで対応
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 6時15分
-
5やっぱり、セブン&アイの買収提案は悪い話なのか いやいやそうでもない、これだけの理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月21日 9時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください