北陸エリアの復興を願うバスケットボールコートが完成!石川県出身の赤穂3兄妹も駆けつけた寄贈式を開催。
PR TIMES / 2024年6月26日 18時15分
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公園やストリートから日本のバスケットボールを盛り上げていく活動を行っている一般社団法人ピックアッププレイグラウンド(代表理事/ 秋葉直之)は、能登半島地震の復興支援の一環として、石川県の内灘町総合公園(石川県河北郡内灘町宮坂)にあるバスケットボールコートを、税金を使わない自主財源でリニューアルする「HOKURIKU PLAYGROUND Renovation Project」を立ち上げました。そしてこの度、完成したバスケットボールコートにおいて寄贈式が行われました。
寄贈式には、内灘町長の川口克則氏ほか関係者に加え、石川県七尾市出身で2024年度バスケットボール女子日本代表の⾚穂ひまわり選手(デンソーアイリス所属)、姉の⾚穂さくら選手(デンソーアイリス所属)、兄の⾚穂雷太選手(秋田ノーザンハピネッツ所属)も駆けつけ、新しく誕生したバスケットコートでトークセッションやテープカット、ファーストシュートなどのセレモニーが行われました。
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石川県七尾市出身の赤穂さくら選手、雷太選手、ひまわり選手はトークセッションに登壇し、バスケットボールを通じた復興支援について語るとともに、このコートでバスケットボールをプレーする子供たちへメッセージを送りました。
赤穂さくら選手からのコメント
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体育館は予約するのが大変だったりすると思うんですが、いつ来てもバスケができるこのような環境が整ったことがシンプルにうれしいです。ここでクリニックを開催して、地元の小中学生と一緒にプレーできたら最高ですね。開放感のある素敵なこのコートをたくさんの人に使ってもらってバスケットボールをとにかく楽しんでほしいなと思います。
赤穂雷太選手からのコメント
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第一印象、本当に綺麗なコートだと感じました。ストリートコートはやはり代々木というイメージがあるのですが、ここが新たな聖地になればいいなと思いますし、たくさんの人に知ってもらいたいですね。素晴らしい環境が用意されたので、地元の子供達にたくさん練習してもらって、未来のBリーガー、Wリーガーがここから誕生することを願っています。
赤穂ひまわり選手からのコメント
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身近な場所にとても映えるコートができたのでたくさん使ってもらえたらと思います。いまバスケットボールがとても注目されているので、こんなコートがたくさん増えて、さらに広がっていってほしいと思います。私自身は、バスケはとにかく楽しむことが大切だと思っていて、この場所でプレーを楽しんでもらいたいですし、私も楽しむ姿を見せていきたいですね。
寄贈式には漫画「SLAM DUNK」の作者であり、コートを寄贈した一般社団法人ピックアッププレイグラウンドをサポートする井上雄彦さんからもコメントが寄せられました。
井上雄彦氏からのメッセージ
「HOKURIKU PLAYGROUND Renovation Project」により、内灘町のバスケットボールコートが美しく完成したことをとても嬉しく思います。このコートに集うプレイヤー1人1人の力で、日本バスケの景色をさらに豊かにしていきましょう。 井上雄彦
尚、当寄贈式を後援するスポーツ庁からは室伏広治長官よりメッセージが寄せられ、北陸の復興支援並びに、このコートを起点に全国へと展開される「47都道府県プレイグラウンドプロジェクト」へエールを贈りました。
スポーツ庁長官 室伏広治氏からのメッセージ
HOKURIKU PLAYGROUND Renovatioin Project バスケットボール寄贈式に寄せてこの度、内灘町のバスケットボールコートの改修工事が完了したことを心より喜ばしく思います。昨年のワールドカップでは、日本代表が見事な戦いを繰り広げ、私たちに感動と希望を与えてくれました。その影響もあり、 バスケットボールへの関心が一層高まっていることを感じています。
スポーツは、 私たちの生活に健康と活力をもたらすだけでなく、 地域社会をつなげる重要な役割を果たします。今回のプロジェクトも皆様の協力と情熱によって実現しました。このバスケットボールコートは、 青少年が健全に成長する場であり、 地域住民がコミュニティの絆を深める場です。 日々の練習や試合を通じて、 子供たちがチームワークや努力の大切さを学び、大人たちも健康維持やストレス解消の場として活用されることを願っています。
スポーツ庁としては、 今後もスポーツ環境の整備と充実を推進し、 誰もがスポーツに親しめる社会を目指してまいります。地域の皆様がこのバスケットボールコートを大いに活用し、スポーツを通じて明るく健やかな生活を送られることを心より願っております。関係の皆様の御支援と御協力に深く感謝申し上げますとともに、このコートが内灘町はじめ石川県の復興支援につながること、 「47都道府県プレイグラウンドプロジェクト」の成功を祈念いたします。今後とも、スポーツの力で地域社会を盛り上げていきましょう。
「HOKURIKU PLAYGROUND Renovation Project」
このプロジェクトは、一般社団法人ピックアッププレイグラウンドが、スポーツ施設の総合建設業大手「長谷川体育施設株式会社」とパートナーシップを締結し、全国の公園に屋外バスケットボールコートを増やしていく「47都道府県プレイグラウンドプロジェクト」の一環として行われ、内灘町のコートが記念すべきプロジェクト第一号のコートとなります。改修費用の一部の資金調達を目的としたクラウドファンディングでは、343名の支援者から合計7,005,000円の支援金が集まり、バスケットボールによる復興支援に対して大きな関心を集めました。コートのデザインは石川県らしい石畳や町家の特徴である紅殻格子をデザインモチーフに、日本海の⻘と金箔のゴールド、⿎門やバスケットボールをイメージしたオレンジをメインカラーとして採用。地域の子供達や若者をバスケットボールを通じて勇気づけることはもちろん、観光資源になりうる特徴のあるコートとして生まれ変わらせることによって来街者が増え、北陸エリアの中長期的な復興支援へ繋がることを目指しています。
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一般社団法人ピックアッププレイグラウンドとは
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一般社団法人ピックアッププレイグラウンドは、従来、部活動や体育など学校で行われることの多いバスケットボールを、公園や街中といったパブリックな場所でプレイできる環境をつくることによって、いつでも誰でもバスケットボールを楽しむことができ、部活動における競技の終焉が、バスケットボールの終焉にならないようにしたいという思いのもと2021年11月から活動をスタートしました。
私たちの活動のひとつに、「PICK UP PLAYGROUND」というシグネチャーイベントがありますが、「PICK UP PLAYGROUND」は、公園にバスケットボールコートがあり続ける、また日本中にコートが増えていく未来のために行われるイベントです。海外では公園に集まった多様なプレイヤーたちが即席のチームを組んで行うゲームのことをピックアップゲームと呼びますが、コートの周りのゴミ拾う行為も含めて「PICK UP PLAYGROUND」と名づけました。
イベントに集まったプレイヤーは⽼若男女問わず全員でピックアップゲームを行い、終わったあとは参加者全員でゴミを拾う。そのイベントを通じて、顔見知りが増え、日常的な利用の中でも会話が生まれ、ひいてはコミュニティが育まれていく。コミュニティによってコートには自治が生まれ、そのコートの利用のルールが利用者のモラルによってつくられていく。そんな未来を描いています。この活動は2年間で全国80ヵ所へと広がっています。
また私たちは活動の一環で、2022年10月に東京・代々木公園のバスケットボールコートをリノベーションいたしました。日本のストリートバスケットボールの「聖地」として国内外から広く知られているこのコートが⽼朽化しているという課題に対して、税金を一切使わずに、これまでの利用者やプレイヤー、バスケを愛する全ての人たちと共に自主改修を実現するというこのプロジェクトは、たくさんのご支援いただき、みんなの力で「聖地」を生まれ変わらせることに成功しました。
3期目となる2024年、私たちはスポーツ施設の総合建設業大手、「長谷川体育施設株式会社」とパートナーシップを締結し、全国の公園に屋外バスケットボールコートを増やしていく「47都道府県プレイグラウンドプロジェクト」を発足しました。能登半島地震復興支援の一環として自主改修した石川県内灘町のコートを第一号に、ピックアッププレイグラウンドコートを作りたい自治体を募集。コート建設のアドバイスやコートデザイン、また竣工後のコミュニティ作りをサポートすることによって、プレイグラウンドがコミュニティによって自治・運営され、バスケットボールの文化が日本中に根づく未来を描いています。
オフィシャルWEBサイト:https://pickupplayground.jp/
YouTube:https://youtu.be/qkS5U-H7lWw?si=gxxL6HhIkk6cDtqu
オフィシャル素材:https://bit.ly/45IAhCF
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